以下、ネタバレ満載のあらすじと感想
※順番を少し入れ替えていますが、今回はストーリーの流れ上、なるべくもとのままにしているため、あちこち話が飛びます(苦笑)。わかりやすくなるかなと思ってフォントを変えてみました。スマホでもちゃんと表示されるようでホッ。
過去の別の世界
ドリゼラの誕生日パーティでかいがいしく働くラプンツェルは、娘が自分の贈り物には目もくれないのにシシリアのプレゼントを喜んでいるようすを見てイライラし、とうとうレモネードにきのこの汁をしぼって入れてしまいます。
まあこうなるだろうことは、8話でネタバレしちゃってるようなものですが。
現在のシアトル
ゴーテルとアイビーがビクトリアと対決?するため地下に降りていくと、そこにはランプルしかいませんでした。
ゴーテルはアイビーを先に帰らせ、「マザー・ゴーテルはランプルに用事があるから」とその場に残ります。
2人になると「なんで自分のことをマザー・ゴーテルと呼ぶんだ?彼らの母親ではないし、修道女でもないだろう」とからかうランプル。
「マザーというのは人によって意味が変わるのよ。私には彼らの必要を満たすことができる。あなたの必要もね」とゴーテルが誘うように言うと、ランプルは「ノー・サンクス」と即答。
しかし、「そう?ダークワンのふくれっつらとか、心の愛を見ることになるとは思わなかったけど。ベルは元気?」と続けると、ランプルはさっと表情を変え、「その名前を口にするな」と強く牽制します。
ゴーテルはとくに気にすることもなく、「あら、気にさわった?あなただけの力じゃ、彼女のところに戻ることはぜったいかなわないことはわかってるんでしょう?でも私が…」と言いかけますが、「いいや、わたしはだれにも仕えることはしない。だれもベルフリーがアナスタシアを起こすのを止めることはできないってわかってるんだろう」とランプルはさえぎります。
ところが、ゴーテルは「アナスタシアをもう一度起こすためには、罪のない者の信じる心の喪失が必要」なのだと恐ろしいことを言い出します。「あなたの曾孫が今どこにいるのか、知ってる?」
(ヘンリーの娘ってことは、ルーシーはランプルの…ひ、曾孫だよね、そりゃ)
とにかく、それでビクトリアがずっとルーシーの信じる心にこだわっていた理由がやっとわかりました。信じる心を持つ罪のない者=ルーシーなのね。
ビクトリアのたくらみ
ビクトリアはルーシーの学校まで行き、『ワンス・アポン・ア・タイム』の絵本(ヘンリーがストーリーブルックで持ってたのと同じもの)を渡します。
「あなたが正しかったわ。おとぎ話はほんとうのことだった、ヘンリーの本はほんとうだった。あなたの家族もあなたの信じていたことも、みんなほんとうだったの」と認め、いっしょに読むことにします。
大はしゃぎでページを繰るルーシーは、「おばあちゃんってラプンツェルだったの?!レイディ・トレメインだと思ってたけど、ラプンツェルでもあるなんて!」と目を輝かせます。
「トレメインはマーカスの苗字だったのよ」と説明するビクトリア(ここで謎が解けた!)。
ママはほんとにシンデレラだったのね!と大喜びするルーシーでしたが、ラプンツェルがシシリアに毒を盛った場面を見て「ママのママに毒を盛ったの?」と表情をくもらせます。
ビクトリアは「魔女にだまされたのよ。家族といっしょにいるためにやったの」と弁明し、「マーカスがシシリアをワンダーランドまで追って行くとは思わなかったけど」と独り言のようにもらします。
「でもじきに戻って来て私たち家族はまたいっしょになったの。あなたのお母さん(エラ)もいっしょにね。でも残念ながら、そこでお話は終わらなかった…」
過去の別の世界
戻って来たマーカスとラプンツェルは幸せになれるところだったのですが、雪だるまの帽子を追いかけてエラがこおった池のまんなかに行ったところでヒビが入り、助けに行ったアナスタシアもろともふたりは氷の下へ。
マーカスはあとを追って飛び込み、エラを救い出しますが、助けが遅れたアナスタシアはまっさお(死んだように見える)。
悲しむラプンツェルが動かない娘を連れて魔女の庭に戻り、助けを乞うと、ゴーテルはアナスタシアの「最後の息」をとじこめます。それが肺にとどまる限り、死と生のあいだにいると言うのです。つまり、どういう意味かよくわからないけど完全に死んだわけじゃなかったのね。
ゴーテルはさらに、感謝の気持ちだけではアナスタシアを起こすことはできない、こんどは彼女を塔に入れる番だと言います。
「なにも悪いことしてないのに」と驚くラプンツェルに、それは最初から「罰」ではなく、心の清いヒーローであり、悪によってけがされることなく、自分を犠牲にすることができる「ガーディアン」かどうか見きわめるための「テスト」だったのだと言うゴーテル。
「おまえが家族のために苦しむことを受け入れたとき、ガーディアンになれるかもしれないと思ったが、結局、おまえは罪のない人間を傷つける誘惑に勝てなかった。おまえの血縁の者なら、あるいはちがう結果が出せるかも」
(そのテストのために、なんで仮死状態のアナスタシアを塔に閉じ込める必要があるのか意味不明)
また逃げられないように「血の魔法」を使ってアナスタシアを塔に送り込もうとするゴーテルですが、すばやく魔法の薬のびんをうばっていたラプンツェルに先を越され、ゴーテル自身が塔に閉じ込められてしまいます。
(そこから7話の塔の話に続く)
ゴーテルはなぜ「ガーディアン」を探しているんだろう?という点が疑問なのと同時に、ラプンツェル…家族がたいせつ、という動機は正しいんだけど、行動が勇ましいというかなんというか、ヴィランと紙一重なあやういものを感じます。
現在のシアトル
アナスタシアがいる病院にルーシーを連れて行くビクトリアは、「現実を見せてあげたかったの。私は家族のためにすべてを犠牲にしたのに、それで得たものは苦しみだけだった。おとぎ話はほんとうのことだけど、ハッピーエンドについてはちがうのよ」と語ります。
ここからの会話が、子どもに対するものとは思えず、完全にいじめ…。
「ちがうわ、いい人ががんばるとハッピーエンドがもらえるのよ。あたしの家族のお話はちがう」
「私があなたの家族よ」
「ちがう、あたしの家族はママと私とヘンリーよ。そう信じてるもん」
「私だって信じてたわよ、ずうっとね。もう遅すぎるわ。ヘンリーはあなたのお母さんにとってなんの意味もないのよ」
と、なんとジャシンダがニックとキスしているビデオ(盗撮してたんかい!)を見せますΣ(゚∇゚*)!!
ルーシーが泣きそうになっても「あなたのお話と私のお話は同じなの。愛する人と離ればなれで、またいっしょになるためにはなんでもするのよ」と話を続けるビクトリア。
「でも…今はママといっしょにいるもん」と必死に抵抗するルーシーに、さらに追い打ちをかけます。
「ヘンリーはいっしょじゃないでしょ。ヘンリーは街を出て行っちゃったわ。どれだけ信じていようが、あなたには彼を引き止められかったの。信じてるものが裏切ったら、それを手放さなきゃいけないのよ。ルーシー、信じる心を捨ててしまいなさい」
とうとうルーシーはぽたりと本に涙をこぼすのですが、その涙こそが必要なものだったらしい。走り去って行ったルーシーのことは目もくれず、うれしそうなビクトリア。孫を泣かせて目をきらきらさせるって…鬼婆だな(→o←)
ちなみにこの涙がエピソードタイトル(「一粒の涙」の意味)になってます。
ランプルとロジャーズ
一方、ランプルはルーシーを血まなこになって探していました。
そこにロジャーズがやって来てランプルを問いつめますが、ランプルは説明しようがないと感じたのか、「わたしも人をさがしているんだ。すべてわたしがやっていることは妻のベルといっしょになるためだ」と苦しそうに話します。
ああやっぱりランプルはランプルだった!なこのシーン、大好き!
するとロジャーズは意外なことに、「信じがたいことだが信じよう。おれに何かできることはないか」と協力を申し出るのでした。「じゃあルーシーを探すのを手伝ってくれ」とランプル。
そのころ、ルーシーはぼうぜんとした様子で家に向かっていました。
アナスタシアの目覚めの代価
アナスタシアのおでこに愛しそうに口づけをしたあと、ルーシーの涙をおでこにたらすと、アナスタシアは目を覚ましますが、同じころ家に帰り着いたルーシーは意識を失い、ジャシンダの腕に倒れ込みます。
(余談)ちょっぴり不思議だったこと。
アナスタシアは眠って(半分死んで?)いたあいだ成長せず、湖に落ちたときの少女のままなんだけど、ラプンツェル(ビクトリア)は年を取っておばさんになってる。それなのに目を覚ましてすぐ「お母さま?」と、母だとわかるのがすごい。(ドラマだから?アナスタシアに魔法の力があるから?)
娘に抱きついてうれし泣きするビクトリアを、ドリゼラが病室の外から見ていました。
どうやって居場所を突き止めたのかわからないけど、ふたりの再会を見届けたドリゼラはうっすら涙をうかべて去って行きます。
母と娘の感動の再会のかげで、もう一組の母娘は悲嘆にくれるところが対照的。
それにしても、結果的に、ランプルは自分の願い(ガーディアンを見つけてベルといっしょになる)のためにまた家族を犠牲にしてしまったことになるのね…。ていうか、ベルといっしょになるためにガーディアンを探してるとしても、ベルファイアは〜?彼はもうベルと同じ場所にはいないのかな???
シーズン7・第10話その1に続く。
早く見たいのもやまやまなんだけど、10話のあとは3月まで待たねばならないと思うとなんかさっさと見るのがもったいないような(笑)。
Posted on Friday, January 5, 2018
<各シーズンもくじ>
シーズン1もくじ
シーズン2もくじ
シーズン3もくじ
シーズン4もくじ
シーズン5もくじ
シーズン6もくじ
シーズン7もくじ
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ワンス・アポン・ア・タイムづくし
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ランプルがルーシーやヘンリーの幸せを犠牲にしてる事には違いないんですけど…そこは、ほら、一応ルーシーの命は無事だし!心配はしてるんだし!(盲目的なFanは都合の悪い事はすぐ忘れる)あれだけ大家族になってしまったから、そりゃ一族の誰かは何かしら被害にあう訳で…と庇いきれないけどフォローしてみます。(しかし「ひ孫」って…ううん、パンがヘンリーの事「ボクのひ孫」って言ってたのが懐かしい)
返信削除ロジャース、本当にいい人だ。元々ウィッシュ世界のキャラは、エマの願望なんでしたっけ?だからかなあ、凄くいい人!細かい事情は知らなくても力になってくれるとか。あれだけウィーバーに不信感有ったのに、信用してくれるなんて…S7に限り、このコンビ好きです。
そうそう、シアトルのロジャーズも別世界のウィッシュフックもめっちゃいい人!ただ、別世界でもランプルのことを「クロコダイル」と呼び、復讐したがっていたので(それよりも娘を育てることを選んだわけだけど)、ふたりのあいだに確執があったことはまちがいない。それにもかかわらず、シアトルではコンビを組むことになったのがおもしろいですよね。
削除あ、あと書き忘れましたがガーディアン=ゴーテルじゃないんですね?
返信削除また妙に偉そう&強そうなキャラが出てくるのかしら…それともまさかランプル自分がガーディアンになりたい訳じゃないですよね?(若干の不安)これまでの情報から「守護者」って響きが「救世主=エマ」と被る設定なので。エマは呪いを解く為の存在だけど、ガーディアンは呪いや災いを近づけない&跳ね返す凄いパワーがありそう。
ベルは取り戻したいけど、ニールはいいの?って点ですが、私はそれより「家族を取り戻す」って、ギデオンはまだ別の世界で生きてるんじゃないの?って気になってました。ベルのお墓の前で別れてからどうしたんだろう…その辺が良く解ってません(僅かな動画しか見てないので…せめて字幕が欲しい!)
ガーディアンはゴーテルではないです。むしろ、ゴーテルもガーディアンを探しているのです。なんのためかは不明。
削除ランプルがガーディアンになりたいわけでもないです。
彼もガーディアンを探しています。
ガーディアンなら、(どうしてか不明)自分がダガーをちゃんとした方法で手放すことを可能にしてくれ、ベルのいる死後の世界(?)に行けると思っているんです。そのへんわかりづらい書き方しちゃってましたかね…覚えてたら(^^;どこかの時点で書き加えますね。
てかギデオンのことすっかり忘れてました!
まだ生きてると思うし、彼のことは心配してないのかもね?(^^;
またいつの日か、彼がお話に登場することはあるんだろうか…謎。
ツイッターで、エミリーとジャイルズが会話してて「ハッピーニューイヤー、息子!」「また近いうちにね!」みたいな内容だったので、もう一度位出るんじゃないかと…希望的観測です
返信削除皆ベイの事は、やたら可哀想がるのに、どうしても扱いが軽い次男が不憫です。(これは作劇上の話で、例えばエマの弟のニールや、ローランドの妹ロビンに対する不満に重なる)
私の中ではギデオンと大人ヘンリーを演じる俳優さんが似てて、なんか混乱してきます…。でも4話でも扱いが軽かったし、なんか不憫になってきますね(´▽`;)
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