今回も長くなったので2つに分けてます。
以下、ネタバレ満載のあらすじと感想
※順番を少し入れ替えていますが、今回はストーリーの流れ上、なるべくもとのままにしているため、あちこち話が飛びます(苦笑)。過去の話はフォントを変えてみました。
過去の別の世界
バイクにルーシーを乗せ、「この世界のいちばん古い場所である魔法の森」に連れて来るヘンリー(何年もガソリンが切れず、故障もしない魔法のバイクなのかな)。
これって、オリジナルの魔法の森ではないと思うので、この世界にも別バージョンの魔法の森があるってことかな?
自分の母親、つまりエマをストーリーブルックに送ったのと同じ力がある木を、タイガー・リリーの力を借りて見つけたといいます。タイガー・リリーがジェペットの斧をヘンリーに渡すのを見て、何をしようとしているのか悟るルーシー。
そう、ヘンリーの計画とは、のろいの発動前にヘンリーとルーシーが「魔法のない国(私たちの世界)」に行き、『ワンス・アポン・ア・タイム』の絵本でほかの人の記憶を呼び覚まそうというのです。
(のろいがみんなをどこに送るのかわかるんだろうか…・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...)
ルーシーをタイガー・リリーに託し、ひとり大木を切り倒そうとがんばるヘンリーでしたが、そこに何かの気配を感じ、間に合わなかった!と、ルーシーのもとに駆けつけます。
「彼らに見つかった。ぼくが残って食い止めるから、あの本を持って逃げるんだ」とルーシーを逃がし、襲って来た化け物(?)にひとり立ち向かうヘンリー、男らしい(;_;)
(タイガーリリーはどうした?とか突っ込んじゃだめ?)
ひとりで(?)母親のところに戻るルーシーは「ヘンリーが捕まった」と訴えますが、シンデレラは冷静。「これがやつらの戦略かもしれない。私たちが闇ののろいを食い止めるのを邪魔しようとしてるのよ。のろいを止められなかったら他のことは意味がないわ」
そのころ、8人の魔女?たちは例のシンボルが大きく描かれたところで円陣を組んでいました。
ドリゼラがのろいの書かれた紙を取り出し「ようやくのろうことができる」と嬉しそうにゴーテルに礼を言ったところでトレメイン/ラプンツェルが現れ「ゴーテルはあなたを利用してるだけよ」と警告。
しかし、ドリゼラは「これからは私があなたをコントロールするの。これから行く新しい世界では、あなたはアナスタシアを救うために自分がのろいをかけたと思い込むことになるわ。そして私はアナスタシアをあなたから永久に引き離してやる」そう言うとラプンツェルをころっと眠らせてしまいます。
そこにレジーナ、ゼリーナ、フック、ジャック(やっぱりジャックと豆の木のジャックだった)、シンデレラが現れ、レジーナがドリゼラの首を魔法でしめあげるあいだにゼリーナがのろいの巻物を奪いますが…
なんと「レジーナ、あなたがのろいをかけるのよ」とドリゼラが言い出しますΣ(゚∇゚*)!!
黒いマントのひとりは毒を盛られたヘンリーだったことが明らかになり、ヘンリーを救うためには魔法のない国に連れて行くしかないというのです。
極悪非道なやり方じゃないですか、これは∑( ̄□ ̄;)
6話で本来の自分を取り戻したロニーにアイビーが言ってた「のろいをかける直前にした」ことって、このことだったんですね(-_-;
のろいをかけるために必要なものはすべて用意してあるが、「最愛の人の心臓をこなごなにしたことのある魔女」だけが足りなかったため、レジーナが必要だったんですね。
レジーナは苦しい決断を迫られ、しょうがなく承諾します。
ゼリーナは「ヘンリーはそんなこと求めてないわよ」と止めようとしますが、フックは「ロビンのためならあんただってそうするだろう。おれだってアリスのためだったらする」とゼリーナをいさめます。
とうとうレジーナはのろいを発動してしまいます。
最初「ビクトリア=トレメインがのろいをかけた」ように思わせ、次に「アイビー=ドリゼラがかけたのか!」とビックリさせ、最終的にもうひとひねり、なんとレジーナだったとは…。完全にだまされた…。まあのろいをかけさせたのはドリゼラなんだけども。
はなれた場所でランプルといっしょにいたアリスは「これがそうなの?」と、のろいがやってくることを知ります。
ランプルはティーカップを渡し、「Mr.ゴールドを頭の中の部屋に入れたんだ」とにっこり。ティーカップを指して「これが鍵だ。これをわたしに持って来てくれたら開く。もし開かなかったら、何をしたらいいかわかってるな」
(このランプルが異様にちっちゃく見えるんだけど、撮影のしかたなのかな?ニヒヒランプルってふだんより小さいのかしら?)
そこにロビンが「手紙、受け取ったわ」とやって来ます。「来てくれたのね」と感激するアリスとひしと抱き合い、熱いキス…!(やっぱり!)
そこにとうとう山火事のようなのろいが襲って来るのが見え、ロビンとアリスとランプルが3人寄り添ってるのがかわいい(*´▽`*)
「ルーシーはどうなっちゃうの?ただの子どもなのに。ルーシーの存在さえ覚えてなかったら、どうやって見つけたらいいの」と心配そうなジャシンダに、フックは白い象をあげてしまいます。
現在の「魔法のない国」
アナスタシア、力を発揮
ルーシーを助けるためアナスタシアに魔法の呪文を書かせるランプルは「これは魔法に浸けないと発動できないんだが、この世界で魔法が使えるのはきみだけなんだ」と説明。
突然、魔女がそこに来ていると感じ取るアナスタシアはおびえてコントロールを失い、部屋がガタガタ地震のように揺れ動き出します。
「落ち着きなさい」とランプルがなだめようとしますが、そのときドアがひらき、そこにはゴーテルが「ハロー、アナ」とニッコリ(ニタリ?)立っていました。
恐怖のあまりアナスタシアはすごい力を出し、ランプルもビクトリアもゴーテルも吹っ飛んでしまいます。(このシーンは怖いと同時に、ゴーテルがうしろにひっくり返ってスカートがめくれてしまう姿がちょっぴり笑える)
その場から逃げ出すアナスタシアはドリゼラに出くわし、「魔法の力をおさえるものを持ってきたわ」と花のついたツルのブレスレットを渡されて、言われるがままにはめてしまいます。「魔女が来てる」とおびえるアナスタシアを連れ出すドリゼラ…
あーあ、アナスタシア、まんまとワナにハマってしまいました!
ヘンリー、「信じる」
ヘンリーは意識のないルーシーに自分の本を読み聞かせることにします。いつのまにか手をつなぐヘンリーとジャシンダ、すっかりカップルになったのでしょうかね…。
エマがヘンリーが死にそうだったときに口づけをした場面を読み聞かせるヘンリーは、「今ならわかる。どれだけクレイジーだろうが、きみを救うためならなんでもするよ。それが、ぼくが本当にきみのパパである世界があるってことなら、信じるよ」
そう言うと、本の挿絵のようにルーシーのおでこにキスして様子を見守りますが…目を覚まさないルーシーにがっかりするヘンリー。
一方、シアトルに着いたレジーナのところへ、ヘンリーから「ルーシーは変化なし」と連絡がきます。
ゼリーナは「真実の愛のキス(true love's kiss)を試すよう伝えたら?」と提案しますが、「もう試したけどダメだったんだって。ベルフリーはルーシーの信じる心をほんとうに奪ってしまったんだわ。真実の愛のキスがうまくいくためには2人とも信じないとだめだもの」とレジーナ。
「ルーシーを助けたかったら、私たちふたりとも魔法を取り戻さなきゃいけないってことね」とゼリーナは言います。
そのためにはのろいをとかなければならないが、それをしたらヘンリーが死ぬし、しなければルーシーが死ぬ…とんでもないジレンマ(→o←)
ゴーテルのたくらみ
アイビーがアナスタシアを薄暗い一室に連れて行くと、そこにゴーテルも現れます。
おびえるアナスタシアの前でツルのブレスレットを自分の腕にもつけ、アナスタシアの手をつかんでアナスタシアの魔法を奪おうとするアイビーですが、失敗。
ゴーテルは逆にアイビーの魔法をアナスタシアにうつしてしまったのだと言い、お母さんの言うことを聞いておけばよかったのにね、とあざけりながらアイビーをつっついて井戸の底に落としてしまいますΣ(゚∇゚*)!!
井戸の底には先客…ビクトリアがいました。
いつのまに…?
アナスタシアがゴーテルの出現におびえてビクトリアたちを吹っ飛ばしたあと、ランプルもその場にいたのにビクトリアだけさらって来たってことかな?
そのランプルは、めちゃくちゃになった部屋から例のコインを見つけたちょうどそのとき、ティリーとロジャーズの訪問を受けます。ふたりがトロールブリッジで見つけたシンボルの話をすると、「こんなのだったか」とコインを見せるランプル。「あいつらが来ているという意味だ」
あいつら… Coven of the Eight(このブログではとりあえず『8人の魔女』と呼ぶことにします)ですよね。
ラストシーンは、アナスタシアがゴーテルに連れて行かれた部屋で黒マント(中身なし)に囲まれているところ。ゴーテルは黒マントを「きれいでしょう。もうすぐこれを着るべき女たち、私たちの姉妹を見つけるのよ。そうしたら『8人の魔女』がいっしょになるわ」
ということは、タイトルから推察するに、アナスタシアが「8人めの魔女」ってことですよね。アイビー/ドリゼラ、ビクトリア/トレメイン/ラプンツェルは井戸に落としてしまったってことは、彼らは8人にカウントされてないってことだろうから、残る6人はだれのことなんだろう…。
いずれにせよ、8人の魔女のストーリーラインは不気味すぎてちょっといただけないものの、ひねりまくってるうえ、いろんな謎が明らかになって満足のミッドシーズンフィナーレでした。
シーズン7・第11話 とりあえずの感想に続く
(2ヶ月近く待たねばなりませんが)
<各シーズンもくじ>
シーズン1もくじ
シーズン2もくじ
シーズン3もくじ
シーズン4もくじ
シーズン5もくじ
シーズン6もくじ
シーズン7もくじ
Posted on Sunday, January 7, 2018
© copyright 2018 – All rights reserved
ワンス・アポン・ア・タイムづくし
*無断転載を禁じます*
毒親多すぎ、とは思ってましたが「子供を救う為なら、呪いもかけちゃう」って宣言する皆さん怖い…子供の方は絶対そんな事望まない、良い子揃いなのにね!と言うか、またしてもスタッフの思惑が見え隠れしてイヤ。誰かの為になら何でもする気持ちは解るけど、事が「呪い」って抽象的だから大目に見られても、これが現実的に「殺人」や、もっと罪深い事でも肯定されちゃう世界なの?って言う部分が怖いのです。
返信削除実際ランプルやレジーナの最大の罪は人殺しとか圧政とかの悪事じゃなくて「目的の為なら何してもいいんだ」って姿勢じゃないの?子供や大事な人の為なら、それは罪じゃなくて美化されちゃうの?って。
たった一人を救う為に(見つける為に)他の人の幸せを犠牲にしたから、採集的なヴィランなのでしょ?ってモヤモヤします…。
やっぱりこの辺の感性が、制作スタッフと自分は合わないな、と実感します。キャラクターや世界観は好きなんですけど、最終的な決着と言うか、何だろう…愛着のあるキャラが嫌われないよう、し過ぎるんですよね。「悪い人なんていない」そう言った、優しい世界好きだからずっと観て来たけど、納得出来ない部分がどんどん大きくなります…。
そういえば、またふと思ったことなんですが、べつに「闇ののろい」をかけなくったって、ヘンリーを連れてふつうにストーリーブルックに帰ればよかったんじゃ…?って気がします。
削除ドラマチックな展開だったのでうっかり「のろい」しか手がないみたいに思っちゃったけど(レジーナもそう思わされたのかも)、ほかに方法あったんじゃないかなあ。
殺人を肯定とまでいかずとも、軽くみてるところは絶対ありますよね。
感性がスタッフと合わない、というのは、相手はアメリカ人というかアメリカのドラマなのでしかたない面は必ず出てくると思います。ワンスじゃなくても。どうしても理解し合えない部分があるので。
もしかしたら、私の文章だけでは伝わらないというか、誤解させてしまう部分もあるかもしれません。たとえば、あとで読み返したときにときどき気づくんですが、私はドラマ本編を見ているのである意味「わかりきっている」から飛ばしてしまう部分もあるんですよ。見てない人が読んだらなんのこっちゃ、なこともあるだろうなあと。でも全部の詳細を書いてると異様に長くなってしまうし…難しい(´▽`;)
まあとにかく、わたしはシーズン7、かなり楽しんでます!
エデさんもいつの日か、ご覧になれるチャンスがあったらぜひ^^
いえいえ、Choco co様の解説は本当に有難く拝読させて頂いてますし、こだわる部分が「解る!私もそこ知りたかったんです!」ってなるから、文章だけで解釈してる訳じゃないです。(動画はそれほどじゃなくても一応画面キャプチャ公開してるサイトで全シーンチェックはしてます)だからむしろフィルムコミックみたいに、画像は知ってて、後から「あ、あのシーンはそう言う意味なんだ」とか確認するんですが、こちらこそ勝手な思い込みで誤解してる部分がきっと有ると思います。
返信削除他のネタバレサイトと比べても、詳細がわかり易いですし、ただあらすじをずらずら並べるだけの所より「このシーンでこう感じられたのね」って共感できます。(ほんのワンシーンしか出てこないキャラでもピックアップされるし)
S7観られる日が来ると信じたいです。(でもその前にまずS5ですよね…嗚呼くじけそう)
最近ウィーバーの後ろ髪がだいぶ伸びて、元のウェーブかかった感じが戻ってるのが嬉しいです!(横向くとクルクルですよね!ネバーランドとか、S5辺りの髪型がやっぱり好きなので、ラスト位にもう一度見たいです)
エデさん、ひいいいい、2週間近くも前に下さったコメント、お返事が遅くなりすぎました…。
削除そうか、日本はシーズン5もまだなんですね。DVDレンタルとかもないんでしょうか。切なすぎる。。。
ロバートさん髪のびましたよね〜。
私は個人的に、シーズン7で突然出てきたニヒヒバージョンのランプルがなんだかかわいらしくて好きです(笑)。
ゴールドさんの紳士的なたたずまいも大好きなんだけど。
ゴールドさんにもまた戻ってほしいですね〜。