2023年2月5日日曜日

Mr.ゴールドのお店が二つ?の真相

「Mr.ゴールドのお店が二つある!」件、2016年9月に3つもブログ記事を書いていましたが↓

Mr.ゴールドのお店が二つ?

Mr.ゴールドのお店が二つ?続き

Mr.ゴールドのお店が二つ?その後

「オーナーがもう店舗を貸したくないらしい」といったウワサを聞いたこともあったのですが、最近、地元紙の記事になっていて、くわしい事情が判明しました。

実際は、「貸したくない」というのが理由ではなかったようです。

Mr.ゴールドの建物のオーナーとテナント(建物を借りてお店をやっていた人たち)が、撮影にかかわる交渉や金銭に関してもめて、板ばさみになった制作会社が借りるのを断念した、というのが真相でした。

Revenue from filming of U.S. TV series 'Once Upon a Time' the crux of B.C. business dispute
(CTV Newsの記事に飛びます)

Steveston businesses lose real world battle over fantasy TV show, with Disney stuck in middle
(Richmond Newsの記事に飛びます)


ニュース記事の内容をひとことで言うと、最初の数年は平和にやっていたが、途中から家主とテナントの関係がうまくいかなくなり始め、リース期間の途中でテナントが出て行ったので、家主が彼らを契約違反で訴えた、という話。

逆にテナント側も家主を訴えたものの、最終的には家主の完全勝利となり、テナント側が家主への支払いを命じられました。


もう少し詳しい事情はこんな感じです。

お店のある建物の撮影の際、制作会社は2種類のお金を払う義務があるそう:

  • 家主に払う、建物の外見を撮影するための使用料
  • テナントに払う、休業してもらうための賠償金のようなもの

家主とテナントの間で交わされたリース契約には、この2種類とも、家主が制作会社との交渉権を持つ、とありましたが、最初の3年はテナントが直接制作会社と交渉していて、家主もそれをよしとしていました。

ところが、2015年から家主が「テナントに払うお金」についても首を突っ込むようになり、しまいには2016年6月、家主が「自分を通すように」と制作会社に通達。

それまで通り直接交渉することを求めるテナントたちとのあいだに板ばさみになった制作会社は、リース契約にしたがい「家主と交渉する」としましたが、「家主とテナントが支払いに関して合意しない限り、その場所では撮影できない」ことに。

こういった経緯があって、制作側はあの「ふたつめのMr.ゴールドのお店」を建てて撮影を再開した、というわけ。

↑↑↑左側の建物が2016年前半までMr.ゴールドの店に変身していた建物(通常は It's Posh、裏に Fab Pad)、右側が制作会社が新しく建てた、正面だけのMr.ゴールド)

右側の建物の裏↓(笑)


テナント側のひとり、Fab Padの人がフェイスブックで「この記事に書かれていることがすべてではない。家賃を上げられたり、脅迫まがいのいやがらせを受けたりして、ビジネスの存続が難しくなったために契約を切り上げたのだ」と反論していました。

本当のところはどうなのか…部外者には知りようがないですね。家主がこのコメントを見たら反論するだろうし。

ただ、テナントが出て行ったのは(CTVニュースによれば)2018年の10月末。継続的ないやがらせに、2年以上我慢していたことに。いろいろ事情があったんですかねえ。

スティーブストンでの『ワンス』最後の撮影が2018年3月。撮影が終われば問題が終わるかと言ったらそうでもなかったんですね。それまでにできた深い亀裂が埋まることはなかったということでしょうか。

わかりにくいですが2018年3月の撮影時にも、ふたつのお店が並んでました(笑)
さらにわかりにくいけど、手前のお店(It's Posh)の前にランプルの等身大(?)パネルがあるんですが、わかるかな😂


ドラマのファンとしては、撮影をきっかけにこういういさかいが起こってしまったのは残念でしかたありません。お金がからむといろいろ難しいですね。

以下はMr.ゴールドのお店の思い出というか、余談です(笑)。

『ワンス・アポン・ア・タイム』の開始は2011年ですが、当初この建物は空き家でした。私がはじめてこの建物を見たとき、撮影中でもないのに窓に「Mr. Gold」のロゴが貼られたままで、確か看板も出たままだったような気がします。Mr.ゴールドのお店だ!とはしゃいだのを覚えています。

その後、雑貨屋さん(?)が開店したときは、すこし残念に思うのと同時に、中に入れるようになったのはうれしかったです。

中から見たMr.ゴールドのサイン


CTVニュースの記事によれば、建物の前部分(Mr.ゴールドのお店側)を It's Posh のオーナーに、後ろ部分を Fab Pad(アンティークのお店)に貸し出したのが2013年、とありますが、正直、Fab Pad というお店の存在は、後日もっと目立つ場所に移転するまで知りませんでした。

まさか、移転した理由をこの記事で知ることになるとは💦

Fab Pad が移転したのは、同じ通りの数軒となりの、『ワンス』では靴屋さんだったり葬儀屋さんだったり、いろいろな店舗に化けた雑貨屋さん、Pieces が閉店したあと。

Piecesの閉店セール

撮影中、靴屋さんになってたころ
(靴屋だと思われて靴を買いに来る人がいたそうです😂)

Pieces には可愛いものがたくさんあり、よく行っていたので閉店は残念でした。Fab Pad になってからも何回か行きましたが、やっぱり Pieces の品ぞろえの方が好きだったな…

そうは言っても、高い罰金(?)を払わなければいけなくなったのは気の毒なので、小さな地元ビジネスを応援するためにも、スティーブストンに行ったらまた寄りたいと思います。


2023年2月5日(日)夜11時半

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