ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第7話・感想＆あらすじメモ〜「闇の王」の始まり

Once Upon a Time S5E7
Nimue（ニムエ）

2015年11月8日放送（アメリカ）

画像はすべてFacebookより

第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話からの続き。


ものすっごくおもしろかった！(*´▽｀*)　

今回、5話に登場した「小柄な闇の王」がだれだったのか明かされ、なんとなく想像はついていたものの、やっぱり悲しい展開となりました。

とは言え、前回マーリンの「留守電」で名前が出た「ニムエ」なる女性がとってもきれいなうえ、ふたりのケミストリーがすごくあって、私の中では『ワンス・アポン・ア・タイム』史上1、2を争う「お似合いカップル」だな〜とうっとり＾＾

（そう書いた瞬間、『ワンス』の好きなカップルアンケートをとりたくなってきた）

＊以下、ネタばれ全開のざっくりあらすじと感想＊

※わかりやすくするため、話の順番を変えている部分あります

おとぎの世界

— アーサー王時代の千年前 —

マーリンが砂漠に現れた聖杯の中の水を飲み干すと、手を置いた地面から緑の草が生え出し、砂漠が森に。魔法が使えるようになったことに驚くマーリン。マーリンて、最初から魔法使いだったわけじゃないのね。

アーサー王の伝説を知らないので、もともとそういうものなのかワンス独自の設定なのかわからず、ウィキってみました。

以下、ウィキより抜粋：

アーサー王物語の中では（中略）このままではマーリンは邪悪な存在になってしまうと考えた母がすぐに教会に行って身を清めさせたので、マーリンから邪悪な部分が消え、不思議な力だけが残ったと言われる。 

トランプのジョーカーの如き万能の男だが、その最後は愛した女に騙され塔の中に幽閉され死ぬ運命となる。

— 200年前 —

魔法使いとなったマーリンの弟子の少年は映画『王様の剣』に出てる男の子のように見えます。


↑これは少年時代のアーサー王なんだけど、第4話に出てきた少年時代のアーサーとは違う俳優さんだったので、今回の少年はアーサーじゃないのかも。「200年前」だし。

民衆をいやすマーリンの前に「ヴォーティガンという覆面の男が村を襲い、皆殺しにされた」と言う美しい女性ニムエが現れ、自分の村でしか咲かないミドルミストフラワーの種を見せます。「これを咲かせることが最高の復讐」だと言うニムエに「ここに植えればいい」とマーリンはニッコリ。

この女性こそ、5話でマーリンが口にした「わたしの愛した唯一の女性」なんですね。

これじゃわかりにくいけどとてもきれいな人(*´▽｀*)
エバンジェリン・リリー（『ロスト』のケイト）とジェニファー・ローレンスを足して2で割ったような美人さん♪

ニムエと恋に落ち、プロポーズしたくても「障害がある」と、聖杯から飲んで魔法と不老不死を得た話を打ち明けるマーリン。まだ聖杯を持っていることがわかると「じゃあ私がそれを飲めばいいんじゃない」とニムエ（そう言ったときの彼女を見て、やっぱり彼女が闇の王になるんでは…と思ってしまった私(＾＾;）。

魔法使いとして永久に生きるより、人間として愛する人と共に老い、生涯を全うしたいマーリンは「聖杯を剣にして魔法を取り去る」ことを提案し、ニムエも同意します。





ところが、聖杯を剣にしていざ！という場面になって仮面をつけたヴォーティガンが現れ、ニムエは刺されて死んでしまいます。ってことはヴォーティガンが闇の王？！と思いきや、そうではありませんでした。

マーリンに隠れてこっそり聖杯から飲んでいたニムエは不死身となっており、ヴォーティガンの背後から心臓を取り出してしまいます。

「故郷の仇」と心臓を握りつぶそうとするニムエはマーリンの制止を振り切って復讐を遂げてしまい、その瞬間、ニムエの全身をうろこのようなものが覆っていき、闇の王となってしまったのでした…。

ヴォーティガンの仮面（をつけた闇の王？）

マーリンに出会った頃は「故郷の花を咲かせることが最高の復讐」と言う心のきれいな人だったのに、パワー（魔法）が手に届くところにあると知って変わってしまったのかしら。

マーリンが「魔法と不老不死を捨ててでもいっしょに生きたい」と願った相手だったのに、こんな結果になってしまって切なかった…。

— 数週間前のキャメロット —

マーリンは「闇の王のダガーとアーサーの剣をくっつけてオリジナルのエクスカリバーを復活させればエマを救えるかもしれない」と話し、それに必要な「プロメテウスの火（スパーク）」を「最初の闇の王」の中から取り出すためエマを連れて行くことに。

発つ前、フックとエマはラブラブのお別れをして、「自分が長く生きてこれたのはこのコインのおかげ」というお守りのようなコインのついたネックレスをエマに渡すフック。

#CaptainSwan exchange I Love Yous in this sneak peek from Sunday's all-new #OnceUponATime. https://t.co/w7jKt0ulq5

— Once Upon A Time (@OnceABC) November 5, 2015

「ダークワンは不死身だけどエマはそうじゃないから、これが守ってくれますように」というフックの願いがこもったネックレスをつけてエマが目を上げると、むずかしい顔をしたマーリンが。出かける時が来た、と厳しい表情です。

いよいよ「初代闇の王」を呼び出すシーン↓

"I'm not nothing. I was never nothing!" - Emma
Posted by Once Upon a Time on Monday, November 9, 2015

「闇の王」ニムエを見て涙を流すマーリン、「わたしの愛した女性ではない」と言いつつも、きっとまだ愛しているのでしょうね。

「あなたがあなたであることをやめさせようとする者は殺さねばならない」とニムエはマーリンを殺させようとしますが、「無価値（nothing）な者に戻るな」という言葉に反応したエマは「あたしは無価値なんかじゃない（I'm not nothing, I was never nothing）」と叫び、プロメテウスの火をニムエから取り出します。

このときのエマの声が超低くてちょっと怖いほど(＾＾;　…でも誘惑に勝ててよかった！

＊＊＊

ところで、将来がわかるといっても「いろいろな可能性が見える」らしいマーリン（それって予見というのだろうか）、出かける前に「エマが暗やみに打ち勝つ道」と「暗やみに負けて史上最強（最悪？）の闇の王となり、マーリンを殺す」という、ふたつの道が見えると言ってたのが気になる。

今回は「暗やみに勝った」わけだけど、前回のマーリンの「留守電映像」のことを考えるとマーリン死んじゃったのかも(ﾟｰﾟ;とイヤな予感が。希望としては、なんとかニムエが闇から解放されてハッピーエンドになる方向に行ってほしいけど、ムリですかねぇ〜(´▽｀;)

＊＊＊

一方、エクスカリバーを取りに行くチームは、ゼリーナの裏切り（とも呼べないかも？そもそも最初から味方じゃないんだもんね）のせいでとんでもない目に遭っていました。

今シーズンはコミカルで言うことがいちいち笑えるゼリーナ、好きだったのになぁ

エクスカリバーにマーリンの名前を刻印し、エマといっしょに山を下りる途中だったマーリンを呼び出したアーサー、マーリンに命じてゼリーナ以外の一行をどこかに瞬間移動させてしまうのですΣ(ﾟ∇ﾟ*)!!

エマが闇に染まってしまったのはゼリーナとアーサーのせいなのかな？？

現在のストーリーブルック

エマと剣たち

エクスカリバーと闇の王のダガーとを、例のスパークでひとつにすることに成功するエマ。ヒーローになったはずのランプルはどこに行ったのか、今回は（エマのアタマの中の闇の王バージョン以外は）全く出番がなくて少々がっかり。

Emma took the power, but what does it mean? #OnceUponATime
Posted by Once Upon a Time on Tuesday, November 10, 2015

ひとつになった剣を前に、突然「子どものとき映画館でマーリンに言われたこと」を思い出してためらうエマ。「エクスカリバーはほうっておくんだ」

一瞬、「子どものときに言われた忠告のおかげでほうっておくのかな？」と期待しましたが、やはりエマは剣を手に取ってしまう場面で今回はおしまい。

来週は2話連続放映の予定なのでますます楽しみです！

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シーズン5・第8話に続く

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