Once Upon a Time S3E18
「Bleeding Through(NHKの邦題:亡霊との対話)」
2014年4月20日放送(アメリカ)
今回のタイトル絵は竜巻 |
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<以下、4/23/2014付の暫定版アメブロ記事をほぼそのまま転載>
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20日に放送された第18話「Bleeding Through」の感想をとりあえずアップ。詳細は順を追って追加します。
*以下、ネタばれしてますのでご注意
コーラが出る、ということはたまたま目にしてしまってたんですが・・・まさか、交霊術?!みたいな怪しげな方法で、だとは思ってもみなかった
なんか、、あまりにもチープでは(´▽`;)
しかもコーラはコーラでも、若い頃のコーラだし。
スノウのお母さんがどんどんイヤな人として描かれているのにもビックリ(´▽`;)
レジーナの心臓を守っていたはずのロビン、息子を盾に取られてあっさり渡してしまうし。そのくせ、特に気にしてない感じのレジーナ。ロビンとキスなんてしてる場合なのぉ?
ふたりがうまくいくのは嬉しいけど、ハートがなくても恋に落ちることは可能なんでしょか・・・(´▽`;) そもそも第12話(こちら)で「何も感じたくない」から心臓をえぐり出してなかった?(^▽^;)
ランプルがゼリーナとキス(・Θ・;)というのも衝撃でしたが・・・それは単に短剣を奪いたかったからでした。ホッ(笑)。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
全体的に、なんかお話がおかしな方向に行ってしまいそうというか、作りがだんだんいい加減&ご都合主義になってきた気がして心配になったエピソードでした(´▽`;)
いったいどこへ向かってるんでしょうか~
人気があるからといって無理やり話を引き延ばすんではなく、ちゃんと終わってくれることを切に願います(^▽^;
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過去のおとぎの世界
若かりし日、酒場で働くコーラは「ジョナサン王子」と名乗る男にプロポーズされます。
婚約したんだから…と、さっそく一夜をともにするふたり。
2ヶ月後、なかなか王子が迎えにこないことにしびれを切らして会いに行くと、そこにいたのは王子ではなく、ただの庭師でした。
だまされたことを知って憤慨しつつも「妊娠してるの」と打ち明けるコーラ。これがゼリーナなんですね。
ジョナサンはそんなことは意に介さず、コーラを売春婦呼ばわりして逃げてしまいます。
打ちひしがれたコーラに手を差し伸べたのは、本物の王子レオポルド(スノウの父)でした。ふたりは森の中を散歩しながら打ち解けますが、いい感じになったところで王子は生まれたときからエバ王女(スノウの母)と婚約していることが判明。
ど~でもいいけど、おとぎの世界って王子さまでも気軽に村娘と話すのね~。
どんな手管を使ったのか、コーラはレオポルド王子との婚約にこぎつけますが、婚約指輪をうっとりながめるコーラの前にジョナサンが現れ、赤ちゃんのことで脅します。しかたなく、コーラは沈黙と引き換えに金や宝石を渡すことを約束。
ところがそんなふたりの話をエバ王女↑が立ち聞きしていたのです。
王女が王子にチクったせいで、コーラの野望は達成目前にしてこなごなに砕け散ったのでした。
コーラはお産の後、生まれたばかりの我が子をカゴに入れ、「かわいそうな赤ちゃん。あなたがいる限り、私は粉屋の娘以上の人間にはなれないの」と涙ぐみながらも置き去りにしてしまいます。
そのとたんに空から緑色の竜巻が…。(→第16話の冒頭に続く)
現在のストーリーブルック
<ゼリーナとランプル>
ゼリーナに操られたランプルはレジーナがロビンに託しておいた心臓をあっさり手に入れてしまいます。ロビンも息子をタテにされたら手が出せません。
隠れ家でレジーナの心臓をだいじそうにしまい込むゼリーナ。
箱の中には折れた刀(デイビッドの勇気)も入っています。
(左端のチェック柄の小箱にレジーナの心臓)
デイビッドの勇気(14話で奪われてます)とレジーナの心臓がそろい、あとはランプルの脳みそだけ、とほくそ笑むゼリーナ。
ごきげんのゼリーナは、いよいよ今まで秘密にしていた目的をランプルに話すことに。
「過去を変えるのよ」と目をキラキラさせて語るゼリーナ。
ランプルは「そんなことはできない。魔法の基本法則に反している」と一蹴しますが「法則なんて、それより優れた者に破られるまで存在するだけよ」とゼリーナは自信満々。
「あの赤ちゃんが生まれたら私は過去に戻って、私のものになるはずだった生活を取り戻すの。あなたもいっしょに来ればいい」
と言われてその気になりそうな雰囲気のランプル。
「ニールを探し出して、今度は手放さなければいい」とニヤリ( ̄∇ ̄+)
急に従来の狡猾そうな表情に戻り「なかよくやろうぜ」とばかりに、なんとゼリーナを抱きしめてキスーーーー!!!Σ(゚∇゚*)!!
ぎゃーーーー!!!!!!
…と思ったら、話に乗ったフリをして短剣を抜き取ろうとしてただけでした
「息子に会える唯一のチャンスを棒に振ったわね」と憤るゼリーナに
「わたしの息子はおまえを止めるために命を捨ててくれたんだ。その犠牲を無にしないにはひとつしか方法がない。おまえを殺すことだ」
と言い切るランプル、かっこよかった
そんなふうにスゴんでも、ダガーを持つゼリーナが一言「檻に戻りなさい」と命じればおとなしく引き下がるしかないんですけどね…切ない…(;_;)シクシク
しかしランプルを追い払ったあとのゼリーナ、なんだか悲しそうな表情だったような。一瞬でもランプルが自分を愛してくれていると感じたのがウソだったと知って悲しかったのかしら。
<コーラの亡霊>
ゼリーナを倒すためのものが何かないかとゴールドの店にやってくるレジーナは、ベルに過去のひどい仕打ちを謝罪して助けを求めます。
ところで、心臓があればレジーナをコントロールできるはずでは?という疑問には「大丈夫、コントロールできないようにしてあるから」と、なんでもないことのように一言で済ませてしまいます。まあダークワンどころかレジーナまでゼリーナの思うまま動かされるようになったら、ストーリーブルックはほんとにおしまいですからね。
結局、コーラを殺したキャンドル(S2E16参照)を使うことを思いつくレジーナ。
「母と話さなければいけない」と、みんなを集めて母親を死の世界から呼び出すことにします。
「殺人者と殺人に使われた凶器があれば簡単にできる儀式」だと言うレジーナ。つまり、スノウ(殺人者)とキャンドル(凶器)がそろっていればできるはず、というわけ。
突然オカルト風味になるワンス |
しかし、ポータルはひらいたものの何も出てこず、作戦は失敗。会はおひらきとなり、残って片付けを手伝うと申し出たスノウ以外は去ります。
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<余談>
このときのちょっとした会話がおもしろかった↓
"I'm not in the mood for a heart-to-heart."(腹を割って話す気分じゃないわ)
日本語だと「腹を割る」だけど、英語では「ハート(心臓)」という言葉を使うんですね。
たぶん1人になりたくて言ったセリフなんだろうけど、それに対するメアリーマーガレットの返しがおもしろい。
"I'm not sure that's physically possible right now."(今は物理的に可能じゃないと思うわ)
もちろん冗談で言ってます。
このあと、レジーナもくすりと笑い、ティーカップから片付けましょと言うのでジョークが通じたんですね。
<余談終わり>
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ふたりきりになり、コーラを殺したことを心から謝るスノウに、レジーナは「そのことを思い出すたび、私の母があなたのお母さんを殺したことを思い出すわ。確かに複雑だということは認める」と歩み寄る姿勢を見せます。
スノウに責任をぜんぶ負わせるのはやめて、少し理論的に?考えられるようになったのね。以前は全てスノウのせいにしてたんだから、進歩ですね!
「母は壁を作るタイプだったけど…どうしてゼリーナを手放したのかしら」とレジーナが不審がるそのとき、二階から物音が。
音のする部屋のドアを開けると…
きゃ~!!!突然ホラーΣ(゚∇゚*)!!
いや、降霊術?をやってる時点ですでに十分ホラーか(^^;
コーラの亡霊は、レジーナの「ゼリーナに何をしたの」という質問は完全に無視。無言のまま、メアリーマーガレットを殺そうとしてメアリーマーガレットの体内に入り込んでしまいます。
しかしレジーナに引っ張り出され、結局なにもしゃべらないまま、ポータルの中へ戻ってしまいました。
このときリアルに妊娠中なのに大丈夫なんだろか
そこへデイビッドたちが駆けつけます。まだ意識の混沌としているスノウからは役立つ情報が得られませんが、いろいろリサーチしたベルは「ゼリーナは過去に戻ろうとしている」と断言。
「戻って何をしようっていうんだろう」とデイビッドが言った次の瞬間スノウが「私わかる」と目を覚まします。コーラに入られたとき、コーラの過去が走馬灯のように見えたのです。
「コーラはゼリーナを手放したくはなかったのに、私の母、エバ王女のせいで手放さざるをえなかったの。私と同じように母も秘密を話してしまったから」
とスノウが言ったとき、エマが「I thought our family were the good guys. あたしたちの家族がいいヤツだと思ってたのに」ともらしたのがちょっとウケてしまった(笑)。
それはともかく、エバ王女が秘密をもらしていなければコーラはゼリーナを手放すこともなく、ランプルから訓練を受けることもできていたはず…
ということは、ゼリーナは過去に戻ってエバ王女を殺すつもりだ、という結論に。
そうなるとスノウは生まれないことになる、とレジーナ。
それを聞いて「あなたからの協力はここで終わるわけね」とエマは言いますが、「よく考えて。スノウがいなければあなたも生まれず、ヘンリーも生まれないことになる」とレジーナは慎重です。
「あなた(レジーナ)も生まれてないかも」とスノウ。
確かに、レジーナの父親はレオポルド王じゃないですからね。
自分たちの赤ちゃんがなぜかタイムトラベルの成功の鍵を握っている、と気付いたデイビッドは、「まだ時間はある」と希望を捨てません。
てか、そもそもジョナサンのウソに引っかかり、「王子」と結婚したいと焦ったコーラの自業自得では?(´▽`;) ゼリーナを捨てたのだって自分の野望のため。成り上がりたい気持ちを捨てていれば自分で育てることだってできたわけだし。つまり完全な逆恨み…(´▽`;)
このあとまた2人になったメアリーマーガレットとレジーナ。
母親にそんな暗い面があったとは知らなかったメアリーマーガレット、「私の知っている母とは違う人のようだわ。何が彼女を変えたのかしら。今となっては知りようもないけど」と話すんですが、
そこは私も知りたい。
王妃となり母となったエバは、ダークマジックで母親を救おうとして結局できずに泣く少女時代のスノウを「暗黒の誘惑に勝つ力があるのよ」と励ますような人なんですから(シーズン2第15話)。
そのあとの2人の会話がちょっとおもしろいので以下にメモ。
英語の表現がおもしろい部分は英語も併記してます。
レジーナ「過去を完全に知ることはできないもの。もし知ってたら、あなたを殺そうとしてあんなに時間をかけなかったと思うわ」
スノウ「まあ、なにかケンカのタネを見つけてたと思うわよ。私、ひどい我がまま娘だったもの。 I was such a brat.」
レジーナ「あなたの母親の子だものね」
こんな話をして笑い合うことができるようになる日が来るなんて…。
そのあとまじめな話になり、「幸せになれると思えない」と涙を流すレジーナを「必ず幸せになれる」とメアリーマーガレットは励まします。
わかりづらいけど泣いてます↑
「自分の気持ちを押さえ込まないで」というメアリーマーガレットの忠告に従ったのか、この直後、森へロビンに会いに行ったレジーナは…
いきなりキス!!!きゃー(*´▽`*)
…というところで終わりです☆
★おまけ☆今回のレジーナ語録★
"Bookworm's got teeth."
(直訳「本の虫に歯があるのね」)
Mr.ゴールドの店に行った時、ベルに「何か(ゼリーナを倒すのに役立つもの)ない?」と聞いて「なんで私があなたを手伝わなきゃいけないの」と言い返されたときのセリフ。
自分にタテつく度胸があると思わない相手に食ってかかられて、意表をつかれたんでしょうか。ちょっとベルのことを小バカにしているようにも取れるけど、本ばかり読んでいて戦力になるわけないと思ってたベルにガッツがあるのがわかって感心してる気もします。
とにかく、ゼリーナをなんとかしなければいけない追いつめられた状況でこんなセリフが出てくるのが笑える。
"If she wants to kill you, she's gonna have to go through me!"(意訳「母があなたを殺したいなら、私を倒してからにしてもらう」)
コーラの亡霊がメアリーマーガレットを殺そうとするのをかばうレジーナのセリフ。
身重のメアリーマーガレットを必死で守ろうとする姿を見て「すごい変化だなあ」とちょっと感激しちゃいました。
シーズン3第19話その1に続く。
Posted on Tue. February 17, 2016
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5もくじ
レジーナ語録いいですね!最近の台詞、本当に振るっていてスッキリします。スノウやエマに対してわだかまりが取れたら、こんなに頼りになるアネゴ肌なんですね、感動。
返信削除見せ方として「え?このキャラにそんな意外な一面が!」って言うのは、「悪い奴だけど実はこういう面もありますよ」の方が、感情移入し易いのかな?エヴァ王女は反対に「いい人だと思ってたら実はこんな事を」ってガッカリしますよね。他のキャラでもそうですけど。
日本での放送前なので冷静ですが、もう予告の段階でかなり不安です。
夜中にご近所迷惑な叫び声を上げそうです(泣笑)
エデさん、レジーナ語録、もっと前からやればよかったです(笑)。
削除スルーしていくのはもったいないほどおもしろいので(笑)。
エバは、結局どうやってイヤな女から聖女のような女性に変化したのかわからずじまいで残念です。今後、またあそこまで戻ってフラッシュバック…って可能性は…薄そう(^^;
叫び声、って、やっぱランプルのあのシーンですよね?(^^;
私の載せた画像(ネットフリックスのスクリーンショット)だとめちゃ暗くなってしまってわかりづらいけど、実はもっと突っ込みたかったほど、いやらしかったです・・・・・・・。
はじめまして!
返信削除以前からずっとこちらを読み逃げしていた者です笑
いつも楽しくまとめてくださってありがとうございます♡
エヴァ王女とコーラって、以前にも会ってますよね?確かシーズン2のどれかのエピソードだったと思うのですが(思い出せない笑)
コーラがお城に粉を売りに行って、そのときエヴァ王女がものすごく感じ悪かったと記憶しています。エマも言ってますが、単純にいい人だけの家族なんてなかなかいないんですね笑
Mieyさん、はじめまして!コメントありがとうございます^^
削除エバとコーラの出会い、すっかり忘れてました、ご指摘ありがとうございます!
意地悪王女のシーンはシーズン2の第16話ですね。
私も「えっ、時間軸的にはどっちが先?」と思わず自分の記事を読み直してみました(笑)。
あのあとコーラは結局ザビエル王の息子(=ヘンリー王子…ヘンリーって王子だったんだ^^;)と結婚にこぎつけ、産まれたのがレジーナだったので、すでにゼリーナを産んだあとの話のようです。
つまり、シーズン2のシーンではすでに2人は出会っていたはずなんですが、コーラが落ちぶれてあまりにみすぼらしくなってしまっていたのでエバ王女は気づかなかったんでしょうかね…。
返信ありがとうございます!
削除ですよね、時系列的にはそうじゃないとおかしいですもんね(^^;
ちなみに、いまシーズン2の2話をたまたま見ていたら、レジーナが『肌が緑色になってもかまわない』と言うセリフがありました!!!!
まだ魔力が回復してないときに、ルンペルの店に呪文の本を探しに行って、ルンペルに呪文は制御が効かないって言われたときの返しがそのセリフでした。
この頃から、姉はゼリーナっていう構想があってなのかなんなのかはわかりませんが、面白い発見だったので報告です♡
Mieyさん、そうそう、そのセリフ、私も見直してて気づきました(笑)。おもしろいセリフですが、そのときすでにオズを出そうと思ってたってことですかね〜。
削除(ちなみにシーズン2・2話の記事にも書いてます↓^^)
http://chocoalatv2.blogspot.ca/2015/04/once-upon-a-time-s2e2.html
…リアルタイムで視聴しました。
返信削除で?ルンペルさん、ベルちゃんは何度目に落としたんだい?怒らないから正直に言ってご覧?(真顔)
またしてもレジーナの台詞ですが「your Rumple」が「貴女の恋人が」
「bookwarm get thooth」が「本の虫が良く喋るわね」になってましたが
私はてっきり「本の虫にキバが生えた」って意味かと思ってました。訳って難しいですね。
エデさん、日本での放映は夜中なのでリアルタイム視聴はつらいですよね。
削除おぉ、本の虫がよくしゃべるわね、って粋な訳ですね(*^○^*)
本の虫にキバが生えた…っていうのもなかなか的を得た解釈ではないかと。翻訳はホントに難しいです!(^^;