Once Upon a Time S3E21
「Snow Drifts(NHKの邦題:変えてはいけないもの)」
2014年5月11日放送(アメリカ)
今回のタイトル絵はなんだか不思議な光 |
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
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18年前、ボストンのグループホーム
小さな女の子が里親に引き取られていく↑のを悲しそうに見守るエマ。
てか、その小さな子がエマなのかと思った(^-^; このエマ、10才にしては大人っぽすぎない?(笑) まぁ、30代の女優さんが10代のエマとして演じた(シーズン2・第6話)のに比べれば全然マシ?!(^^;
現在のストーリーブルック
前回、ぶじに男の子を出産したスノウとデイビッドは、息子の名前はグラニーのお店のポトラックパーティで発表すると言います。幸せそうなチャーミングファミリー。
一方、レジーナとロビンはふたりきりで心臓を取り戻したお祝いをしていました。このとき初めて、レジーナはかつてティンカーベルに「ライオンの入れ墨のある男が運命の人」だと教えてもらった話をします(シーズン3第3話)。
そのときは怖くて話しかけられなかったと言うレジーナに「タイミングの問題なのかもね」 |
***
しあわせそうな人たちとは裏腹に、ランプルは前回ゼリーナを殺した本物のダガーをこっそり隠していました。
そこにベルがやってきて「こんなもの私には荷が重すぎる」とニセモノのダガーを返そうとします。「魔法の森のあなたのお城のドアのない金庫とか、どこか安全な場所にしまっておけない?」
しかしランプルは、「あそこはわたしにさえ理解できない、最も危険で不安定な魔法を保管してるんだ。このダガーのことはよくわかってるし、きみを信頼してるから、危険なんかじゃないよ」とニセモノをベルのカバンに戻し、「そんなことより結婚式のこととかもっと楽しいことを話そう」とにっこり。
「父に報告したら、喜んでくれたわ」とラブラブなふたり |
***
さて、グラニーの店で行われたパーティには、なつかしい顔ぶれがそろっていました。
ジェペットおじいちゃん、キャスリン、ルビー…。
親しい人たちに囲まれ、スノウとデイビッドは自分たちのなれそめを赤ちゃんに語りかけていましたが、途中エマはニューヨークに帰るつもりでいることがバレそうになってその場を去ります。
フックがおとぎ話の本を借りてエマを追いかけたあと、残った一同は不思議な光を目撃。
この光がタイトル絵になったんですね。
そこにやってきたランプルが言うには、ゼリーナのタイムポータルがひらいてしまったのだとか。これは大問題?!
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留置場に入っているはずのゼリーナを確認しに行くと、そこはもぬけのカラ。監視カメラを再生すると、ランプルが瞬時に魔法で細工をしたため、ゼリーナが自分で自分を人形にしてこなごなになった姿が映し出されたのでした。
レジーナは「彼女が消えたとき、ペンダントの魔法が解放されてタイムポータルがひらいたのね」と納得(私はいまいち意味がわからないけど)。
***
こんな騒ぎが持ち上がっている中、エマは森の中でひとりスネて(?)いました。フックが「どうして逃げようとするんだ、ここで家族みんなで家庭を作ればいいじゃないか」と説得しますが、例の絵本を指してエマは言います。
「こんなの、家族じゃない。ここには王子や王女の出てくるおとぎ話しかないもの…あたしはこんなお話の一部であったことはないし」
ヘンリー以外を本当の家族と思えないようすのエマは、子どもの頃にも家出をした話をします。「間違ったことをしてたら?あとでうちが恋しくなったらどうしよう」という思いがよぎったけど、やはり恋しくなることはなかったのだと言うエマ。
「じゃあ逃げ続けるのか」と言うフックに対するエマの答えはこうでした。
「『うち(ホーム)』って、そこを出たら恋しくなる場所のことよ(Home is the place when you leave you just miss it.)。だからそう感じることができるまでは逃げ続けるわ」
ふたりが話していると、森の中からも例のタイムポータルの光が見え、エマたちは確認に走ります。
デイビッドからの留守電メッセージを確認したエマは「どういうわけかゼリーナが死んでタイムポータルを作動させたらしい」と知り、フックは引き返そうとしますが、時すでに遅し。エマはポータルに吸い込まれ、フックもあとを追うのでした。
ふたりを飲み込んで閉じてしまったポータル
過去の魔法の森へ
森に投げ出されたふたりは白雪姫の指名手配ポスターを見つけ、「どの時代」の魔法の森に戻ってきてしまったのか知ります。
ここからの展開、タイムトラベルもの大好きな私はワックワクです(*´▽`*)
また、じつはこのエピソードも20話同様、いずれシーズン4の18話につながる重要な伏線となっています(気の長い話だ…)。どうつながるのか、20話のラストにも書きましたが、ネタバレメモをアップしているのでネタバレOKな方はどうぞ。
「どうやって未来に戻るのかわかる?」と聞くフックにエマが「あたしが(バック・トゥー・ザ・フューチャーの)マーティ・マクフライに見える?(=わかるわけない)」と答えるのがウケる(笑)。
Facebookにもそのセリフ載ってました(笑)
もちろんフックには通じるわけもなく、「マーティ…だれだって?魔法使いか?」と、首をかしげます。が、それを聞いてエマはヒントを得ます。「魔法使いが必要なのかも。ランプルを見つければいいのよ」
(実際、このあとの出来事がある意味『バック・トゥー・ザ・フューチャー』へのオマージュのようというか、似てる!)
そこに「悪い女王」時代のレジーナが現れ、ふたりは物かげに隠れます。
ただの木の人形時代のピノキオとジェペットおじいちゃん(マルコ)やグラニーも見えます
「白雪姫を助けたりしたらどうなるか。こうなるのよ」レジーナが目隠しをされた女性を引き出すと、女性は「助けて!殺される!」と叫びます。
エマが女性を助けようと腰を浮かすのをフックは引き止め、「タイムトラベルをしても過去の出来事に干渉したらいけないってベルが言ってた。おれたちの知ってる世界に戻りたければ、なにもするな」と警告します。
***
フックに言われてエマが時代に合った服装に着替えていると、チャーミング王子(デイビッド)とアビゲイル姫(キャスリン)の乗った馬車が通りかかります(この二人のシーンはシーズン1の第3話(こちら)からそのまま使ってますね)。
チャーミング王子が馬車から降りるのをかげから見守るエマは、それが父親(デイビッド)だと気づき、また、木の上から馬車をねらう人影が母親(スノウ)にも気づいて嬉しそう。
そりゃそうだ、両親の出会いの場面に立ち会える(?)なんて、ふつうじゃありえない、まさにまたとないチャンス!
…と思ったら、手元の枝を折って音を立ててしまい、スノウに気づかれてしまいます。
バランスを失ったスノウは木から落ちてしまい、馬車を襲うことができません。当然スノウと王子は出会うこともなく、王子は馬車に戻り、そのまま何事もなかったかのように去ってしまいました。
ふたりが出会わなければエマが生まれることもない!
エマたちはあわててランプルを探しにいきます。
ランプルのお城でベルが働いてた時代だったのね。 「ベル!」と声をかけてしまい「私たち知り合いだったかしら?」と首をかしげられてあわてたエマが「ランプルに聞いたの」と答えると「あら、そうなの」と嬉しそうなベルとは対照的に「いいや」と却下するランプル(笑)。 |
しかし、未来から来たこと、スノウとチャーミングが出会わなければいけないことを証明するため例のおとぎ話の本を見せようとすると、なんとスノウと王子の出会いのシーン以降が白紙になっていましたΣ(゚∇゚*)!!
ここらへん、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で自分の両親の出会いを妨害してしまい、ふたりが恋に落ちるよう四苦八苦するマーティを連想させます(笑)。
てか、スノウと王子が歴史のとおり会わなかった時点でエマの存在が消えてるべきなんでは?(^-^; マーティの場合は写真から兄姉の姿がだんだん消えていき、最後には自分も消えていく…という設定でしたが。
とにかくスノウに指輪を盗ませる必要がある、というわけで、ランプルの水晶でスノウの居場所を見つけると、チャーミングの指輪の代金と引き換えに黒ひげの船に乗せてもらうはずだったスノウは、お金が足りず困っていました。
ランプルがふたりを元の世界に戻すポータルをひらく方法を探るあいだ、エマたちはスノウとデイビッドの出会いをなんとかすることに。
「指輪と引き換えに自分の船に乗せる提案をすればいい」と思いついたフックは、酒場で女をはべらせて酔っぱらう(過去の)フックを「ここに引き止めておいて」とエマに頼みます。
胸元のひもをほどくエマに驚くフックに言うセリフがおもしろい→「引き止めておくんでしょ?簡単よ。あたし、彼(=フック)のタイプだるもんね」(笑) |
フックはジョリー・ロジャーに乗り込み、スミーにスノウを呼んでこさせ、例の取り引きを持ちかけます。
一方、(過去の)フックを引き止め切れないエマは、まだ(現在の)フックがいる船に(過去の)フックといっしょに来てしまいます。過去の自分がエマにべたべた抱きついてキスをするのが気に食わないフックが自分自身(過去の)をぶんなぐって気絶させてしまうのがウケる(笑)。
***
城で舞踏会がひらかれている間にスノウが指輪を盗み出すのを「ただ待つだけ」なのは性に合わない、とエマがジリジリしていると、「おれもだ」とランプル登場。
「おまえら、中に入り込め」と舞踏会の招待状を渡し、ついでに舞踏会にふさわしい衣装にしてくれるところが「シンデレラ」みたい(笑)。
顔が記憶されると困るので、「ほかの人にはこう見える」↓魔法もかけます。
舞踏会に無事もぐり込んだ瞬間、いきなりミダス王に出くわし、とっさに言葉が詰まったフックの代わりに「チャールズ王子とレイア姫です」とエマが自己紹介するシーンは笑った(笑)。
エマたちが舞踏会を楽しんでいるあいだ、スノウはお城に忍び込んで例の結婚指輪をさがしますが、チャーミング王子に見つかってしまいます。
ドロボウ!と叫んでスノウにタックルしたチャーミング、相手が女だとわかって交わす会話は歴史の変わる前と同じ。
「You're a girl(きみ、女の子か)」「Woman(女性よ)」
※シーズン1の第3話(アメブロ記事)に詳しく書いています
また、逃げるスノウにデイビッドが投げかけるセリフ「Wherever you are, I will find you!(どこにいても必ず見つけ出してやる)」も同じです。
ミッション大成功!と喜んだのもつかの間、かんじんの指輪を落としていったことに気づいたエマはスノウを追いかけようとしますが、「白雪姫の逃亡を助けた」としてレジーナの兵につかまってしまいます。
このあとはシーズン3のフィナーレ、22話に続く!
22話ラストのネタバレ感想
22話あらすじ1
Posted on Mon. February 29, 2016
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