Once Upon a Time S3E20
「Kansas(NHKの邦題:カンザス)」
2014年5月4日放送(アメリカ)
***ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えている部分があります
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現在のストーリーブルック
「生まれたばかりの赤ちゃんほどイノセント(純真、無垢)なものはないわ」と満足げなゼリーナは、ランプルに掘らせていた魔法サークル(?)に赤ちゃんを置きます。
サークルの四方向にそれぞれ、今まで集めた「材料」(愛=レジーナの心臓、知恵=ランプルのつむいだ金の脳みそ、勇気=デイビッドの剣の柄、イノセンス=赤ちゃん)が置かれているのです。
「過去を変えたら私たちは異なった状況下で出会うことになり、あなたは必ず私を選ぶわ」とゼリーナは確信をもって言いますが、ランプルは「いや、きみがいつの時代に行こうと、わたしは必ずきみを殺す方法を見つけてやる」と静かに抵抗(^^;
ゼリーナがタイムトラベル?の魔法をスタートしようとすると…
そこにジャジャーン!!!正義の味方(?)、レジーナ・エマ・デイビッド・フック・ロビンが現れます。
ランプルやフライングモンキーを使って応戦するゼリーナ。
しかしランプルは本心は攻撃したくないせいか、ワラのかたまりがクッションになるようなところに投げつけるんですよね…あれじゃあまり打撃なさそう(フックはあっさり気を失ってましたけどね)。
唯一魔法が使えるレジーナも、「ライトマジックしか私にはきかない」と油断していたゼリーナに対し、なんとレジーナは奥の手、ライトマジックを使えるようになっていました。
ライトマジックを使えるように「変わっているのよ」と言うレジーナがどう見ても「いい人」っぽく見えないんだけど(笑)
結局ゼリーナはライトマジックで攻撃したレジーナに倒され、例のペンダントを奪われてしまい、ダガーも取り落とし、力を失ってしまいます。
ゼリーナが力を失うと同時にフライングモンキーもリトルジョンに戻り(13話でモンキーに変えられてた)、赤ちゃんも取り戻してめでたしめでたし
ここで今までゼリーナのあやつり人形にされてきたMr.ゴールドは復讐しようとしますが、ダガーを拾ったレジーナがストップをかけます。
「よい魔法が彼女を止めたのよ。復讐すべきではないわ」
「この女は息子を殺したんだぞ!(`ヘ´#)」
「私たち、ほしいものを手に入れようとして何人の命を犠牲にしてきたのかしら」
「本気で言ってるのか」
「本気よ。ヒーローは殺すものじゃないわ(Heroes don't kill)」
「あなた今はヒーローってわけ」(ゼリーナ)
「今日のところはね」
留置場に入れられ「なぜ殺さないの」と聞くゼリーナに「あなたがしたことの理由が理解できるからよ。私たちはとても似てるわ。自分の生きたい人生が手に入らないことがどれだけつらいかわかるの」とレジーナ。
「あなたは女王だったじゃない。全部見たのよ。あなた、なんでも持ってた」とイラつくゼリーナに、レジーナはさとすように言います。
「私もちょっと前まではあなたと同じだった。私を不当に扱った人を殺したかったけど、殺せなかった。もしスノウを殺してたらこの世界にもいなかったし、ヘンリーという息子を持つこともなかったわ。だからあなたを殺さない。その代わり、私ももらったものをあげる。セカンドチャンスよ」
「そんなものいらないと言ったら?」と突っぱねるゼリーナに、レジーナは心から思いやる表情になり、涙ぐんで語ります。
「それはまちがいよ。受け取って、有効に使うのよ。悪は生まれつきではなく作られるものだし、善良さも同じ(Evil isn't born, it's made. And so is good)。私があなただったら、新しい運命を始めることを考えるわ。でないと私があなたの心臓を取り出してにぎりつぶしてしまうからね」
…この最後のセリフを口にするときのレジーナの顔、怖かった(笑)。
話し終わり、ゼリーナのペンダントを「安全な場所に置いとかなきゃ」と、心臓コレクションの詰まった例の地下室にしまい込んでニンマリするレジーナもちょっぴり怖かった(^^;
プロポーズ
ゼリーナの呪縛からやっと解放され、自分の店に戻ったMr.ゴールド。
そこにベルが戻ってきて、待望の抱擁を交わすふたり。
「どうしてきみがわたしのそばから離れずにいてくれるのか、理解に苦しむよ」と切なげにランプルが言うと、ベルは「愛してるもの、今までだって、ずっと」と、愛情たっぷりの表情で返します。
「私なら悪用しないだろうからって、レジーナがくれたの」とダガーを取り出したベルは、「あなたに持っていてほしい」と、ランプルに渡します。
「あなたを信じてるから。ただ、ひとつだけ約束して。ゼリーナを放っておいてほしいの」
Mr.ゴールドはベルの信頼と愛情に驚き、「きみがわたしを心から信じているというしるしだね。わたしもきみを心から信じるよ。受け取ってくれ」と、いったん受け取ったダガーをベルに差し出して続けます。
「わたしはこれからずっと、きみのものだ
(I am, now and for all the future, yours.)」
「えっ…どういう意味?」(うれしそう)
「結婚してくれるかい?(Will you marry me?)」
(きゃー、言っちゃった!!!)
「YES! Yes, yes!」即答のベル(*^○^*)
ダガーはそっちのけで強く抱きしめあい、熱い口づけを交わすふたり
幸せの絶頂のふたり、見ている方も幸せになっちゃいます
ウルウルするランプルにこちらもウルウル(;▽;)
デイビッドは赤ちゃんをメアリーマーガレットの待つ病室へ連れて行きます。
エマはフックに「ゼリーナが負かされた今、力は戻った?」と聞かれて「戻ってないけど、ニューヨークでは必要ないから平気」とあっけらかんと答えます。ホントにストーリーブルックに残る気はさらさらない様子。
また、エマがヘンリーに「新しい叔父さんに会う?」と聞くところ、ちょっと笑ってしまう(笑)。どれだけ年下の叔父さんだ~(笑)。
赤ちゃんを囲んで幸せそうな家族…で終わるのかと思ったら、
ゼリーナの最期(?)
最後にまた牢屋のゼリーナに話は戻ります。
Mr.ゴールドが現れますが、「ダガーはレジーナが持ってるから、あなたには私を殺せないわよ」と余裕のゼリーナ。「今はベルが持ってる」と聞くと「じゃあベルの望みどおりに行動しなきゃね」と、さらに余裕を見せます。
ここでMr.ゴールドは驚くべき行動に。
「もしベルが持ってればね。…でも持ってない」と、ダガーを取り出すのです。
なんと、ベルが持っているのはニセモノだというではないですかΣ(゚∇゚*)!!
あれれ、プロポーズまでしたベルを、さっそくだましてたなんて(-_-;
ガッカリ
本物のダガーを持つランプルは、次の瞬間にはオリの中にいました。
「レジーナがペンダントを持ってるから私は無力だし、だれも傷つけることはできないのよ。どうして?!」と必死の形相のゼリーナに、ランプルの答えはこうでした。
「必ずかたきを取ると息子に約束したからだ。ランプルスティルツキンは決して契約を破らない」
言い終わると同時に、ダガーでゼリーナをグサリ ギャーーー!!!
ここで不思議なことに、刺された瞬間、ゼリーナは陶器の人形??に変身。
なんでかはナゾ
次の瞬間ガラガラと崩れ落ち、最後は緑色の粉のようになって消えてしまいました(゚ー゚;
ランプルは不思議に思わなかったんだろか(^^; |
しかし、次の画面ではレジーナの心臓コレクション部屋の引き出しから緑色の煙が出てきて、
ランプルの掘った魔法サークルに入って行き、
最後は閃光がきらめいて終わり。
あれはなんだったんだろう…???(?_?)
↓↓↓
以下↓シーズン4のネタバレになる部分は薄い文字で書きます。
たまたまこのエピソードを見直したばかりで今夜(シーズン4の18話)を見たら、ちょうどこの場面がフラッシュバックで出てきました!!!
ゼリーナがあのあとどうなったのか、仰天の展開が明かされるのです。
詳細はシーズン4記事として書いてます↓
『ワンス・アポン・ア・タイム シーズン4・18話のネタバレメモ』
シーズン3・21話に続く。
Posted on Thursday, February 25, 2016
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5もくじ
嗚呼、やっぱり英語で聞いてた時と、和訳で意味がはっきり解るのと感想違っちゃいますね。
返信削除私、すっかりパンの台詞を忘れてて「follow the Lady」は『真のレディに従え』って意味かと思ってたんですよ。そうしたら、それってマルコムがカードのイカサマする時の台詞じゃないですか!…ランプルお前…! 一気に胸がムカムカ、気持ち悪くなりました!…凄い嫌悪感。
勝手に勘違いしてたのは私なんですけどね。
ああ、父親はクズだけど一応「御婦人には従うものだ」って教えたのね、ランプルも一応は紳士ね…でも許せなかったのね、仕方ないよね、って解釈してたのに!『唯一有益な事を教わった、イカサマのやり方だ』って。かなりがっかりしました。
日本のRumbellerの荒れ方が物凄くて『好きなカップルの結婚なのにどうして祝福出来ないの?』とか『ベル可哀想、ルンペル最低!』扱いがほとんどですよ。でもランプルFanだから、嫌えない、むしろ良くやった!って(自分含め)心が引き裂かれる心境です…。
海外の反応はどうだったんでしょうね?
私が覗くのは、主にカーライルFanで、ランプル好きだからRumbelleあるよ!って感じのツイばかりなんですが、余り否定的意見は聞かないような?日本のFanはモラル厳しいのかしら?…そりゃ、騙してたのは悪いけど、だったら完全な善人しか、幸せを追求しちゃ、いけないの?とも思っちゃいますよね。少なくともベル本当に大事だし、一緒に生きたいと思ってるし。誓いを立てた時は、本物だったと信じたいですから。(もう、そーいう目で見ちゃうから、ダガー受け取った瞬間、いつすり替えるかな、ってそこが気になってしまう)
個人的には、前に書いたようにゼリーナ刺すシーンは格好良いから好きなんですよ…ただ、本当、嘘ついてるのはね…!(でも私自身、嘘つきな子供だったから、嘘をつく人の心理は痛いほど解ります)
follow the lady のくだりは覚えてないんですが(汗)父親に教わったイカサマ関係のセリフだったとは…(^^;
削除日本ではファンが荒れてるんですか…どうだろう、海外の反応も私はあんまりチェックしてなくて(^^; (あるいはチェックしたとしても忘れてるのかも^^;)
ただ、私が知る狭い範囲の限りでは、エデさん同様、ベルかわいそうというコメントは見かけたことないです。
海外(北米のしか見てませんが)ではランプル大人気なので、あんなひどいことしても許されてるのかも…なんせレジーナやゼリーナの悪さも許しちゃうんですから。キャラが濃くて(おもしろくて)愛されてる彼ら、ちょっとやそっとの悪行ではファンは離れて行かないのでしょう。(私もそのひとり)
エデさんのおっしゃるとおり、ベルのことはホントに心底大事なんだと思います。ただ、結局ランプルはダークワン(闇の王)ってことなんですよね。彼にとって、ベルや息子が大事なことと闇の王のパワーを愛することとは別モノなのかも。
むしろ、ダークワンでありながらもベルやベルファイアを愛し、守ろうとする、めちゃくちゃ「善」の部分が残ってるってことのほうが不思議なのかも?!もちろんそれがなければベルだって彼を愛したりできなかったんでしょうけどね。
ゼリーナ刺すシーンは、私はビックリ&ガッカリだったかなあ…かっこいいっちゃかっこいいかもしれないけど…許してあげてほしかったかな。
蛇足かも知れませんが、一応補足。
削除こちらでは、敵討ちそのものは肯定的な様です。
ただ、皆さん「ベルを騙しても仇を討ちたいって、息子の方が大事なんだよね」って解釈みたいです。そこがちょっと引っかかるかな、私としては。
ベイ/ニールはもういい大人なんだから、もう放っておいて自分の人生を歩ませればいいんですよ。過去の負い目があるから、こだわるのは解るけど、死んだ息子をいつまでも引きずるのは、ゼリーナに言った「君自身が変わらない限り何も変わらない」って事じゃないですか?(自分は棚に上げてもっともらしいお説教出来るんですね)
ベルは未来の象徴だと思うんで、何とか上手くいって幸せになって欲しいんですけどねえ…まだ先は長いかな(溜め息)
そうなんですね…その解釈もまたおもしろいですね。
削除私がショックだったのは、仇討ちであれなんであれ、まさかランプルがホントに人殺しをすると思っていなかったので、Σ(゚∇゚*)!! え〜っ!!!とビックリしたんですよね…
いや、それまでもさんざん、人を虫に変えて踏みつぶしたりしてたような気がするけど、Mr.ゴールド仕様の彼って、なんか正義の人っぽく見えるときもあるので…父親を殺したのだって、みんなを守るため、かつ自分も死ぬ、というヒーロー的な面がありましたし。
ともかく、いずれはベルとうまくいくべきなのでは。なんせ「美女と野獣」ですから…(あの話の野獣と違ってワルだけど)
>Mr.ゴールド仕様の彼って、なんか正義の人っぽく見えるときもある
返信削除あ、でもタマラの心臓握りつぶした時って「解ってる、君はただのコマだ」「じゃあ許してくれる?」「…いいや!」で結構非情ですよね?希望持たせておいて、踏みにじるの。あとスミーをネズミにしたり。どちらもニールやベルに酷い事したから、仕方ないけど。
それにベルのお父さん散々殴りつけて大怪我させたりしたし。
ダークワン姿だと、おちゃらけたキャラ作ってる感じで、話のテンポ良いから好きなんですけど、ゴールドは一見紳士的でも、底が見えなくて怖い…まあ、同じ人ですけどね。
一人のキャラにどれだけ色んな面が有っても、それ全部同じ人間、として演じきれるカーライルさんやっぱり凄いなあ、と改めて感動します。何しても、ちゃんと納得出来ますもの、凄い!(その時々はビックリしても、後で納得出来る作りには、なってるんですよねえ…でも複雑)
エデさん、そうそう、Mr.ゴールド仕様のときでもけっこうヒドいことしてるのを忘れてて、観直したときいちいちビックリしてました(笑)。なんかスーツ姿で紳士然としてるからだまされるんですよね…(^^;
削除そうそうダークワン仕様のランプル、笑えるキャラなので大好きです!同じ人なのに、この二面性、おもしろいですよね。おっしゃるとおり、ホントにロバートさんはすごい役者なんだと思います。