Once Upon a Time S2E17
「Welcome to Storybrooke(NHKの邦題:ストーリーブルックへようこそ)」
2013年3月17日放送(アメリカ)
以下、2013年11月5日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E17☆ネタバレ感想☆ストーリーブルックの過去)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。
レジーナのかけたのろいでストーリーブルックという町ができた瞬間を見せてくれる、大好きなエピソード(癶ヮ癶)
それと同時に、いろいろ突っ込みたい、本筋に関係ないけど書いておきたい話があるので、別に余談記事(笑)をアップしました。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
現実世界の父子
父親と息子が森でキャンプを楽しんでいるところに嵐が襲ってきて、紫の煙がもくもくとやってくるのを目撃します。翌朝、それまでなかったはずの町ができているのを発見。
これがレジーナのかけたのろいでストーリーブルックが現実世界に現れた瞬間だったのです。
「昨日ここを通ったときは何もなかったのに…」と地図を片手に首をかしげる父親。
「ストーリーブルックへようこそ」と握手。
1983年、ストーリーブルック現る
夢かない、市長として何でも思い通りになる世界を前に、最初は満面の笑みを浮かべて満足げなレジーナ。
もしかしてこのエピソードの撮影のために髪を切ったのかしら |
朝、散歩をすると町の人がみんな「市長さん、おはよう!」とにこにこと挨拶してくれるのに気分をよくします。
また、学校で働くメアリーマーガレットのもとを訪れ、そのまま病院へ連れて行き、昏睡状態のジョン・ドー(デイビッド)を見せて「この男、知ってる?」と確認。
「知らないわ、だれ?」と答える彼女に満足を覚えるレジーナ、復讐が成就したと感じたことでしょう。
また、学校で働くメアリーマーガレットのもとを訪れ、そのまま病院へ連れて行き、昏睡状態のジョン・ドー(デイビッド)を見せて「この男、知ってる?」と確認。
「知らないわ、だれ?」と答える彼女に満足を覚えるレジーナ、復讐が成就したと感じたことでしょう。
しかし、グラニーのお店で見知らぬ父子(カート・フリンと息子のオーウェン)を見つけて驚きます。ストーリーブルックにはヨソ者は入って来られないはずなのですから、ムリもありません。
最初はふたりに警戒心を表すレジーナも、オーウェンに小さな贈り物をもらって心が解け始めたようす。
最初はふたりに警戒心を表すレジーナも、オーウェンに小さな贈り物をもらって心が解け始めたようす。
ちょっとこのときのレジーナの表情、胸にぐっときたなぁ |
関係ないけど、レジーナの苗字「Mills ミルズ」って、お母さんが粉屋の娘だったから(前回『粉ひきの娘』エピソードより。記事はこちら)なのね。
すべて思いどおりになったはずなのに、同じことの続く毎日(『恋はデジャ・ブ』みたい)や、みんなが自分の言うなり過ぎて手応えがないことが、しだいにおもしろくなくなってくるレジーナ。
Mr.ゴールドの店に行って「こんなはずじゃなかった」と文句を言いますが、彼も記憶をなくしている様子(フリしてるだけだと思うけど)。
そこへのろいと関係なく自分にかかわってくる親子(カートとオーウェン)に出会い、平気でレジーナの料理を「おいしくない」と言ったり、小さなプレゼントをくれたりするオーウェンは新鮮だったのでしょう。
ふたりを招いた夕食の場で、「母親を亡くしたオーウェンをキャンプに連れて来たのは、新しい環境なら気がまぎれるかと思ったんだ」と話すカートに、レジーナも「私も人生をやり直したいと思ってここに来たけど、うまくいかないものね」とぽろり。
最初見たときは、レジーナがカートにコナかけてるのかと思ったけど、これが案外、彼女の本音じゃないかな。
「いっしょに過ごす人がいなければ、新しい人生もおもしろくないわ」
母親を亡くしたばかりのオーウェンと気が合うレジーナは「この町へ引っ越してくれば?」と提案し、オーウェンもその気になりますが、「私たちの生活はニュージャージーにある、ここじゃない」とカートに断られてしまいます。
そこでレジーナは「フリンさんの車の修理を長引かせてほしい」と修理工場に頼みに行きますが、すでに車は引き取られたあとでした。
修理工場の愛想のいい人は7話で殺された元ネズミのビリー! |
あせるレジーナは、グレアムの心臓を取り出し「カートを飲酒運転で逮捕して、息子を私のところへ連れて来なさい」と命令しますが、その現場を当のカートに見られてしまいます。
どうでもいいけど、グレアムの心臓、部屋の机の引き出しからあっさり取り出してましたが…シーズン1・第7話では父親の棺の下の階段下の部屋にしまい込んでましたよね?(^-^;
カートとオーウェンは町から逃げようとしますが、グレアムとレジーナに町境で追いつめられ、父親は息子を逃がして自分は捕まってしまうのでした。
「ここにいたいって言ったじゃない」と近寄るレジーナに「こんなふうにじゃない」と泣くオーウェン。
それを聞くと、「ごめんなさい。私はただ、私たちが幸せになれたらと思っただけなの」と言って、レジーナはオーウェンをそのまま逃がします。
去って行くオーウェンを見つめる表情がさみしそう。 |
オーウェンが警官を連れて戻って来たときには、ストーリーブルックの影も形もありませんでした。
「絶対に見つけるからね」と涙ながらに誓うオーウェンの目の前には、じつはオーウェンからは見えないだけでレジーナが立っていました。
レジーナが手を伸ばすと、見えない壁のようなものが。 |
警官に「さあ行こう」と促されて立ち去るオーウェンを見守るレジーナのほおに涙が伝います。
人を愛する方法を知らないだけで、本当は愛したい、愛されたいと痛いほど願っているんだろうなあ。
余談ですが、このオーウェン役の男の子、ちょうどこのエピソードを放映した頃に別のドラマ(『1600 Penn』)にレギュラー出演してたんです。それがアホみたいなドタバタコメディだったので、ワンス・アポン・ア・タイムではなんかムリしてるように見えてしまいました(´▽`;)
私はそのコメディ、好きな女優さんが出てるのでつまらなくてもがんばって見てたんですけど、やっぱり視聴率悪かったみたい。13エピソードで打ち切られてしまいました(苦笑)
現在のストーリーブルック
コーラを亡くし、悲しみに暮れるレジーナはメアリーマーガレットへの復讐を誓います。
Mr.ゴールドは「すべてを手に入れることはできないということを学びなさい。コーラは力が欲しかったから自分の心臓をえぐり出したんだ。ヘンリーを手に入れたければ復讐をあきらめるしかない」と諭しますが、レジーナは聞く耳もちません。
「ヘンリーも復讐も、すべて手に入れてみせる」とキッパリ |
しまいにはコーラの遺品をあさり、人に「愛している」と錯覚させる魔法の呪文を見つけ出します。
その呪文をヘンリーにかけようとしていることを悟ったMr.ゴールドはチャーミング一家に警告。そののろいをかけるには「最も憎い人間(つまりメアリーマーガレット)の心臓が必要」なのだと言います。
「それを止めるにはレジーナを殺すしか方法はない」と言う話になり、ヘンリーは「なに言ってるの、ぼくのママを殺すだなんて。ヒーローだったはずなのに、どうしちゃったの、みんな」と呆れて飛び出します。これまでレジーナをほとんど「母親」扱いしてこなかったヘンリーも、殺すとか言われると話が違うのね。
「魔法をなくしてしまえばいいんだ」と思い立ったヘンリーは、小人たちがフェアリーダストを掘り出すために使うダイナマイト(坑道に放置してあるのが怖い^^;)を持ち出して井戸を爆破しようとします。
が、その前に山の中でヘンリーに出くわしたグレッグ・メンデル(フックをひいたアヤシいヨソ者)がレジーナにチクり、駆けつけたレジーナがダイナマイトを消してしまいます。
結局、ヘンリーの懇願に負けて魔法の力で息子の気持ちを手に入れることをあきらめ、呪文も燃やしてしまうレジーナ。よかったよかった。。しかし、メアリーマーガレットへの復讐をやめるとは言わないのが気になるけど。
しかし、そのあと「これ以上だれかが死ぬ前に、わたしを殺して」と訪ねてきたメアリーマーガレットの心臓をレジーナがえぐり出すと、黒い部分がありました。
「いったん黒くなったら、あとはどんどん広がって行くだけ。私が手を下さなくても、あなたは自分で破滅の道をたどり始めてるわ」と言って心臓を戻すレジーナ、ヘンリーに嫌われることなく復讐が遂げられそうだし、ものすごく嬉しそう(´▽`;)
あれー、この黒いの、どうなっちゃったんだっけ。見たはずなのに覚えてない・・。というか、もしかしてこの件は放置?思い出せない私(´▽`;)
さて、このレジーナとメアリーマーガレットのやり取りの一部始終を携帯カメラで撮影していた男がいました。
全く似ても似つかないけど、「パパ、絶対見つけるからね」というセリフをもらすことから、大人になったオーウェンだということがわかります。
(子ども時代はかわいかったのに、怪しすぎる大人になっちゃった)
第17話の余談を見る
シーズン2・第18話に続く
Posted on Sun. October 4, 2015
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