Once Upon a Time S3E19.2
「A Curious Thing(NHKの邦題:扉の向こうへ)」
2014年4月27日放送(アメリカ)
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えている部分があります
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現在のストーリーブルック
では、レジーナ、スノウ、デイビッド、エマで打倒ゼリーナ会議が始まります。
「ゼリーナの計画にはひとつわからない点がある。どうしてレジーナをこの世界に連れてきたんだろう?てか、なんで私たちをわざわざストーリーブルックくんだりまで連れてくる必要があったのかな」とエマ。
レジーナは「タイムトラベルに成功した人はいないわ。ひょっとしたらストーリーブルックの何かがそれを可能にするのかも」と推察しつつも「それよりもっとわからないのは、そもそも私たちをここに連れてくるのろいをゼリーナがどうやってかけられたのか、という点ね。こののろいをかけるためには最も愛するものをあきらめないといけないのに、ゼリーナはあんまり『愛する』タイプには見えないのよね」と思案顔。
デイビッドとスノウも「もしかしたら記憶のない1年のあいだに彼女を止める方法を私たちが見つけたんじゃないか。だから私たちをストーリーブルックに連れてきて記憶を消すしかなかったのかも。てことは、記憶を取り戻すことができれば、彼女を倒す方法がわかるかもしれないってことね」と推理します。
つまりのろいを解けばいいんだ。救い主がいてよかった!とエマを見ますが、エマはそう楽観的な表情ではありません。
「前回はあたしが魔法を信じてヘンリーにキスするだけでよかったけど、今回は両方したのに何も起こってないんだよね」と不安げ。
エマの言葉にピンと来たレジーナが「『信じる』ことがかんじんなのよ。ヘンリーが信じる必要があるんだわ。エマ、あなたはどうやって信じたの?」と聞くと「(ヘンリーが持ってた)おとぎ話の本よ」とエマは答えます。
あのおとぎ話の本がカギだ!と悟った一同は、本を探すことに。
一方、フックはゼリーナに操られるランプルに捕まり、車のトランクに入れられゼリーナのもとへ連れて行かれました。
「なんでまだエマにキスしてないのさ」とお怒りの様子のゼリーナ。17話でくちびるに魔法をかけられたフックがキスをするとエマの魔法が奪われるのです。
「さっさとエマの魔法を取り除かないと、エマの息子を殺さなきゃいけなくなるわよ」と脅します。
さて、例の絵本について、スノウは「最初ののろいでは、ヘンリーがそれを必要としていたときに突然部屋のクローゼットに現れた」ことを思い出します。
「ヘンリーはほんとうの家族がいないと感じてつらい日々を過ごしてたから、もう一度ハッピーエンドを信じる必要があったの。あの本はそれを与えてくれたんだわ」
レジーナは「自分が家族だったのに」と複雑ながらも、「ヘンリーはもう一度信じる必要がある。それは私たちにも言えることかもしれない。あなたのクローゼットを探してみましょう」と言います。
ヘンリーをグラニーの店に置いてスノウのアパートへ行こうとしたエマは、何が起こっているのか自分も知りたいというヘンリーを「連れて行けない」とシャットアウト。
「どこにも行けないならゲームボーイを取ってくるからカギ貸して」と聞き分けのいいフリをしてカギを手に入れたヘンリーは、エマの黄色いビートルに乗り込もうとしたところをフックに見つかります。
この看板なつかしくて思わずスクリーンショット(笑)。 ベルのお父さんの花屋さん(ゲーム・オブ・ソーンズ)です |
バス停まで車で行き、そこからニューヨークに帰ろうとしていたヘンリーですが…。
スノウのアパートを家さがしする4人。エマが一度さがしても見つけられなかったカバンの中をスノウがもう一度さがすと、今度は出てきました。
信じられない表情のエマをよそに、レジーナは「オズについての章があるのよね。のろいをかけるためにゼリーナがだれの心臓を砕いたのか知りたいわ。だれかを愛したことがあるなら、それは彼女の弱みだもの」と、本を持って行きます。
エマは内心、悪い魔法使いとかタイムトラベルとかいった世界がヘンリーのためによくないと感じ、のろいを解いてすべてが終わったらニューヨークに戻る心づもりでした。ストーリーブルックでのことはヘンリーにとってよい思い出ばかりではないし、エマは本心から「見つけたい」と願っていなかったので、本を見つけられなかったのでしょう。
そのことを知ったスノウは落胆した様子ですが、「ヘンリーを連れてきましょう」と立ち上がります。
ヘンリーがいない!と気付いたエマはあわててヘンリーの携帯のGPSで居場所を探します(レジーナが「ロケータースペル」を使って探そうとするのがちょっと笑える)。
てかいつのまにスマホを持つようになったんだ?と今回(2016年2月)初めて気づきました。
エマが持ってるのはiPhoneっぽく見える…?! |
ヘンリーはフックとともに雪の積もる埠頭にいました。
フックがヘンリーにMr.スミーを紹介するときの会話がおもしろい。
フック「ヘンリー、こちら、友人のMr.スミーだ」
ヘンリー「えっ、『ピーターパン』に出てくる人みたいな?」
スミー「お、覚えてるのか?」
ヘンリー「だって何万回も映画観たもん」
自分たちの存在がヘンリーの世界では有名だと気付かないスミーのセリフにウケちゃいました(笑)。
とにかく、スミーがちょうどニューヨークに向けて出航するところだから、いっしょに乗って行けばいい、とヘンリーにオファーするフック。
そこへフライングモンキーが!
造船所の中に逃げ込み、次々襲いかかってくるフライングモンキーたちをフックが銃で撃ち落としていると、弾切れしたタイミングでエマたちが駆けつけ、エマの銃とレジーナの魔法、デイビッドの剣でモンキーをぜんぶ片付けます。
化け物やデイビッドの剣に驚くヘンリーに、エマは「あなたは正しかった。あなたには真実を知る資格がある」とおとぎ話の本を渡そうとします。
不審がるヘンリーに「あたしを信じる?信じるなら魔法を信じてほしいの」と言いながら本を渡すと…
本に触れたとたん、ヘンリーはすべてを思い出します≧(´▽`)≦
かたずをのんで様子を見守っていたレジーナを見つけ「ママ!」と笑いかけるヘンリーに、レジーナは思わず駆け寄って我が子を抱きしめます。
記憶を取り戻し、信じる心をもつヘンリーなら、エマがキスをすればのろいは解ける!
エマが今まさにキスしようとしたそのとき、ゼリーナが魔法でヘンリーを奪い、レジーナを吹っ飛ばして気絶させます。
(2016年2月追記:このときゼリーナがヘンリーに「You can call me Auntie Zelena. ゼリーナおばさんよ」と言うんですが、確かにレジーナの姉なんだから叔母ですよね(^^;)
フックが自分の仕事をしなかったせいでこうなった、と言ってヘンリーを殺そうとするゼリーナですが、エマが集中して何らかの力を発動させると、ゼリーナはヘンリーから手を放してしまいます。
ヘンリーはエマのもとへ駆け寄り、ゼリーナはあっさりその場から退散。
気絶していたレジーナをヘンリーが起こすと、レジーナはいとおしそうにヘンリーを抱きしめ、「I love you」とおでこにチュッ
するととたんにのろいが解け、失っていた記憶をみんな一斉に取り戻します。
- 闇ののろいをかけたのはスノウたち
- ゼリーナの弱点はライトマジック
- エマしかゼリーナを倒せる人はいないので、エマを見つけるためにレジーナの闇ののろいをかけた
ということを全て思い出したデイビッドとスノウはエマに説明。
「ちょっと待って、あののろいをかけるためには最愛の人の心臓を握りつぶさないといけないんでしょ。どうしてふたりとも生きてるわけ?」
過去のおとぎの世界
じつはゼリーナが去ったあと、スノウはレジーナに「私の心臓をふたつに分けて、半分デイビッドにあげて!」と懇願していたのです。
「私の心臓をえぐり出して」ってすごいセリフだ(^^; |
さすがのレジーナも「花を摘むようにはいかないのよ」と呆れ気味ですが、「私の心臓なら大丈夫だって信じる!お願い!!」と目をキラキラさせて頼みこむスノウ。
(スノウを殺すことこそがレジーナの願いだったはずなのに、「うまくいかなかったら死ぬのよ」と思いとどまらせようとするなんて、前回も感じたけどえらい変化)
ぱっくり分かれたスノウの心臓(´▽`;)
ヘタするとスノウも死ぬところですがそうはならず、レジーナがスノウとデイビッドに半分ずつ心臓を入れると、2人はめでたく息を吹き返します。
…とまあ、デイビッドが今も生きているのはそういうわけでした。
それにしても何度も死にそうになるよね~デイビッド
現在のストーリーブルック
記憶を取り戻したヘンリーとレジーナはお互いの1年についておしゃべりが止まりません。
「廊下でキスしてた人はだれ?」と突っ込まれて「まだ付き合い出したばかりなのよ。ロビン…フッドっていうの」とレジーナが打ち明けると、「ロビンフッド?!」と驚くヘンリー。そこにウワサをすれば影、ロビンフッドが現れます(レジーナたちがフライングモンキーと戦ってたときはどこにいたんだろう)。「すげえ!」と興奮するヘンリー(笑)。
のろいが破れ、ケンカばかりしていたことも思い出したレジーナとロビンですが、「ストーリーブルックのあなたのほうがずいぶん感じがいいわよね」というレジーナの一言にふたりとも笑い出し、いい雰囲気に
一方、エマは「ゼリーナは何の話をしてたの。あんた、あの女とグルだったわけ?ヘンリーを誘拐して船に乗せようとしてたのはだれなのよ」とフックを問いつめていました。
フックはゼリーナにのろいをかけられ、エマにキスしないとヘンリーを殺すと脅されてたこと、ヘンリーを守ろうとしていたことを告白します。
それでもエマに黙ってヘンリーを連れ出したのは事実ですから、「もう信頼できない」とエマ。そこにスノウとデイビッドがやって来て、「その男を信用しないほうがいい」理由をもうひとつ挙げます。
フックがエマをストーリーブルックに連れて来たのは、スノウたちが送ったメモリーポーションつきのメッセージを受け取ったからだと言ったが(13話)、自分たちはそんなメッセージ送ってない、ウソつきめというわけ。
でも13話のあらすじ記事(こちら) を見ると、フックは「きみが送ったんだと思った」と言ったっぽいんですよね。ほかのエピソードで「きみが送った」と断言してるシーンがあったのか覚えてないけど、なんかあったのかな?
「そんなこと言ったって、オレ受け取ったもん!そうじゃなきゃどうやって毒消しを手に入れたり救い主の居場所を突き止められたりしたって言うんだ?」と言い返すフック。
おとぎ話の世界
じつはゼリーナは、闇ののろいが発動するまでのあいだに2人分のメモリーポーションを調合し、ひとつは自分が服用、もうひとつはランプルに渡していました。
しかしランプルがまさに飲もうとしたときニールがランプルの中から出てきて(^-^;「エマのほうが必要だ」と、鳩に手紙とポーションをつけてフックのもとへ飛ばしていたのです。
おぉぉぉ…ニールだったのか!
(2016年2月に見直しててふと思ったこと…のろいがかけられたあと、ゼリーナがポーションを作ってる時間があったなら、レジーナもできたんでは?ゼリーナのほうが一枚上手というか、力のある魔女ってことなのかな?)
ストーリーブルック
ニールのお墓の前で「彼は本当の英雄だったのよ。あなたや私たちみんなのために自分を犠牲にすることをためらわなかったんだから」とヘンリーに語りかけるエマ。
そのそばで産気づくスノウ。いよいよ出産のときが来たようです。
19話はここで終わりです
〜★おまけ☆今回のレジーナ語録★〜
"I don't have time to wait for the handless wonder."
(これ、日本語だとどうなるんだろう)
打倒ゼリーナ会議を始めようとしたとき「フックを待ってるの」と言うエマに対する言葉。「ハンドレス・ワンダー」がどんな日本語になるのか知りたいです。あっさりスルーされるかもしれないけど…。
"I don't care if they're dancing daffodils."
(踊る水仙だろうが、どうでもいいのよ)
暗い森の中をグリンダを探す道中、デイビッドが花を摘んでスノウにプレゼントする呑気さにイラついて「バラをかいだりしてる場合じゃないでしょ」と言うと「スノウベルよ」と訂正されて出たセリフ。
"I never liked pets."
(ペットなんて昔から好きじゃなかった)
造船所でフライングモンキーと戦うときのセリフ。これ、私の中での今回のヒットでした(笑)。
戦いの中でもユーモアが口から出てくるのがウケる。本人は本気で言ってるのかもしれないけど(^^;
シーズン3第20話その1に続く。
Posted on Wed. February 24, 2016
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5もくじ
心臓が二つに分かれるなんてびっくりでした)^o^(でも、デビットが死ななくてよかったけど・・・それにしても、フックが報われないですよね、あんなにエマやみんなのこと思ってやってるのに((+_+))
返信削除デイビッドが死なずにすんだのはよかったけど、方法がビックリでしたよね(笑)。
削除フックは今回ちょっとかわいそうでしたね(^-^;
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除Ou Kaさん、お返事が遅くなってしまいましたが、お返事する前に削除されてしまっていて残念です。レジーナ語録の日本語訳を書いて下さって嬉しかったのですが…。もし差し支えなければ、再度掲載させて頂いてもよろしいでしょうか?
削除Chocoさん、こんにちわ。今、メール確認しました♪
削除たまたまこちらを見てて、コメントしたのですが....不慣れなうえに2回も上がって、文章も長くなったので、よく分からず消してしまいました。(^-^;
そちらで、復活できるのなら、掲載して頂いても大丈夫です♪
今週も、見ましたよ。木曜に!!この次の話ですが。
日本のツイッターでは、「神回か!」と盛り上がってました。
ほんと、つっこみがいのあるドラマです。
エマの可愛さにどんどん魅かれていってます。
日本では、じわっと人気でてきたので、過去のあらすじと、先の話、いろいろ載っているので、魅力的です。また、見に来ますね(*´▽`*)
Ou Kaさん、お返事ありがとうございます!^^
削除復活というか、コメントいただくとメールで届くシステムになってるみたいで、そちらをコピーして貼り付ける感じです(^^;
このコメントの下に貼り付けさせて頂きますね♪
ツイッターで盛り上がるんですね〜。Ou Kaさんはエマのファンなんですね^^ はい、ぜひまた見に来て下さい♪
Ou Ka さんの最初のコメント:
削除初めまして。あらすじからたどり着きました(´▽`)
レジーナ語録ですが。。。日本版では、
・フックを待ってる暇ないでしょ!
・踊る水仙だろうがなんだろうが、関係ないわ!
・ペットは昔から嫌いなのよっ! と言ってました、日本のレジーナが。(笑)
レジーナの悪態、エッセンス効いてます。
ドラマは日本語も英語もとても早くて、録画したのを部分再生をよくしています。
「踊るすいせん。。。」えっ?えっ?なんで?とか、結局ニュアンスが分からず日本語でもスルーというのもあります。(笑)
日本ではいまだにS3で極遅スピードですが、英語音声にしてみると、雰囲気いいです。。。エマはずっと女性らしいし、感情とか伝わってきます。
ヘンリーが未だに10歳くらいの声で(日本語)、母を思い出した時の「ママー♡」が、英語にしたら、声変わりしてて笑いました。この先のシリーズも、ずっと声だけ少年なのだろうか。。。変な所が楽しみです。子役の成長は早い!!
日本ではyoutube、twitter、IGもリアルタイムで見れますが、...我慢できない(笑)、気持ちが離れないうちに、5、6も日本でも一気放送を望みます...。だって、忘れますから(笑) 話がいったりきたりなので、結局見なおし狙ってるかのようなドラマですよね。^^
ブログの英語の解説、面白いです。私は、2から見たので、あらすじ、助かります^^
改めて最初に頂いたコメントへのお返事ですが、レジーナ語録の日本語、ありがとうございました!やっぱりハンドレスワンダーは完全にスルーされましたね(笑)。まあ制限時間内におさめるにはスルーしかないんでしょうね。
削除日本語で突然、脈絡もなく「踊る水仙」と出てきたら戸惑いますよね(笑)。
それにしても、Ou Kaさんは英語、日本語両方でご覧になってるんですね〜、うらやましい!ヘンリーの場合は違和感ありそうですが…日本語ではいまだにちっちゃい子の声だなんて(笑)。
別の方の情報で、シーズン5の放映も今年の秋からされるようですよ!^^
北米でリアルタイムで追っていても、結局シーズン中に3ヶ月、シーズンとシーズンの間に4ヶ月以上待たされるので、私も前の内容すぐ忘れてしまいます。それもあって、だいじな部分はなるべく書き留めるようにしてるのですが…なんせ私の場合、文章まとめるのにめちゃ時間かかるので、ドラマ以上に遅々として進みません(苦笑)。
見直し狙ってる…確かに!そういう魂胆があると思うと納得です!(笑)
こんばんはー。再掲載ありがとうございます。(涙)
削除そちらでも、3,4っヶ月空くのですね。日本では、2で放送終了かと思いきや、いきなり半年後に予告なく3が始まったので、かなりびっくりしました。
そして、最近、英語音声でも見れることに気付きました(笑)
5も楽しみです!!ここまで来たら、最後まで見届けたいですね!!
Ou Kaさん、そうなんです。S3からS4の間を全くあけずに放映してくれるなんてうらやましい限りです(^^;
削除こちらでは、S3の最終回の放映が2014年5月11日で、S4の初回が同年9月28日でしたから、その間なんと4ヶ月半ですよ…(→o←)
そうそう、ここまで来たらずるずるになっても最後まで見届けますっ(笑)。