Once Upon a Time
Season 4 Ep. 1 "A Tale of Two Sisters"
(NHKの邦題:アナとエルサの物語)
Air date: Sep. 28, 2014(USA)
ひらひらと雪の結晶が舞うオープニング↑。エルサが雪を降らせることの象徴でしょうか。
|
=====
=====
ひとつ前の記事に『アナと雪の女王』関連キャラの感想を書きましたが、これは本編そのもののざっくりしたストーリーと感想です。
☆以下、ネタバレ全開です☆
*ドラマではあちこち場所や時代が行ったり来たりしますが、わかりやすくするため順序を少し入れ替えています*
過去のアレンデール
冒頭、アナとエルサの両親が登場し、いきなり『アナ雪』のスピンオフのような世界で始まりました。
荒れ狂う海の中でアナたちの母親がなにかを必死に書きとめ、「真実を知らさねばならない」と、ガラスの小びんに入れて流します。
この「真実」がなんなのか、めっちゃ気になる~。
両親が亡くなって5年経ったある日、アナとクリストフの結婚式の前日。エルサは「真実を子どもたちに隠しておくのはよくない。エルサの力は恐ろしいものだから止めなくては」と書かれた母親の日記を発見し、「両親が死んだのは私のせい」と思い込んでしまいます。
そんなはずはないと確信したアナは、トロールから「両親が行こうとしていた」と聞いた Misthaven(ミストヘイブン)という国に向け、真実をさがしに旅立ちます。
てか、結婚式の前日に、ってありえないでしょう(´▽`;)
なんで結婚式を済ませてからにしなかったのかな~???
それを言うならウェディングドレスを試着するのも式の前日にしてるけど…アレンデールの結婚式準備って悠長なのね~。
ドレスを試着した妹に「なにか足りない」と自分のネックレスをあげるエルサ |
それはともかく、この「両親が行こうとしていた国」とは、じつは「魔法の森(Enchanted Forest)でした。
現在のストーリーブルック
☆シーズン3のラストを知らない方は特にご注意☆
シーズン3の最終話で、過去の魔法の森で死刑になるところだった女性を救い、ストーリーブルックに連れ帰ったエマでしたが、それがなんとロビンの妻マリアンだったことが判明。レジーナ、もう少しで幸せに手が届くところだったのに、その幸せががらがらと崩れ去ってしまったところで終わっていました。
ロビンは死んだと思っていた妻との感激の再会を果たしたあと、マリアンに「レジーナは昔とは違う」と説明しますが、彼女にとってはレジーナはあくまでも自分を処刑しようとした「悪い女王」であり「モンスター」。傷ついたレジーナはグラニーの店を去ります。
パーティはお開きとなり、リロイ(グランピー)はウォルター(スリーピー)運転のバンで帰途につきます。途中、ラジオがおかしくなり、リロイが悪態をついたと同時に車はふらふらと蛇行運転。
リロイが一生懸命起こそうとする間もバンはどんどん走って行き、その先にはエルサが!
暴走してくるバンにひかれそうになったエルサは思わず氷を出して車を止めます。
翌朝?ストーリーブルックのメインストリートを歩くエルサ↓
晴れた日とエルサって似合わないですね…(笑)
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
その後レジーナを訪ねたロビンは、「自分も過去のことは過去に置いてきた。きみと同じように、今の自分は昔とは違う(つまり過去に悪い女王だったときと現在のレジーナは違うと言いたい)」と言いつつも、「結婚の誓いをやぶることはできない」と、結果的にはマリアンを選ぶことを話しに来ただけ?
ロビンの去ったあと残されたレジーナは、いらだちのあまり部屋にあった鏡を魔法で割ってしまいます。割れた鏡の破片を見て、なにごとか思いついたレジーナは精神病棟へ…。
そこには不精ヒゲを生やし別人のように憔悴したシドニー(魔法の森ではジーニー→魔法の鏡)が。
あまりの変貌ぶりに、『ブレイキング・バッド』のガスと同じ俳優さんだということが全然わからなかった夫(笑)。
「私の鏡に、私の幸せをはばんでるものを取りのぞいてもらいたいの」とニヤリとするレジーナの表情は、すっかり「悪い女王」に戻ってますね…(´▽`;)
「取りのぞいてもらう」と言っても、今マリアンを殺してしまったらだれのしわざかすぐバレてしまう。エマが戻る前の過去の魔法の森に戻り、エマが彼女を救う前に殺す必要がある、と話すレジーナ。マリアンをつかまえたときのことを見せてもらうため、シドニーを鏡の中に戻してしまいます。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
一方、レジーナを心配するエマたちのところにフックが現れ「エマ、おれを避けてる?」と話しかけたところで、「襲われた~!」と叫ぶリロイの声にさえぎられます。「バンが氷でおおわれてしまった。いったいだれがこんな魔法を持ってるんだ?」
エマとフックは、道にできた氷のあとをたどってエルサを追います。追いつめられたエルサが作り出したのは映画でもおなじみ、氷の巨人。
林の中で氷の巨人と対峙するエマたちは、エマの魔法で巨人を倒そうとしますが、あえなく失敗。マリアン以外の全員が気を失っているところに都合よくレジーナが登場し、魔法で巨人を倒します。
それを見たマリアンは「あなたはモンスターではないかもね」と、レジーナに対する敵対心が少しゆるんだようす。レジーナは「そうかもね。ストーリーブルックにようこそ、マリアン」と言い残し、その場から消えます。
あそこでほうっておけば、レジーナが手を下さなくてもマリアンは死んでしまったかもしれないのに、なんでわざわざ助けたのかな?というのは少し疑問。
雪男の危機が去り、「ふたりの時間」を楽しもうとするフックに、レジーナの大切な人を自分が奪ってしまったことに罪悪感を覚えるエマは、キスをして「今はだめ。もうちょっと待ってて」となだめます(ぎゃー!)。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
レジーナを心配するエマはドア越しに「ヘンリーが私をストーリーブルックに連れて来たのはハッピーエンドをもたらすためよ。全員がハッピーエンドを迎えるまでは私の仕事は終わらないの。あなたも含めてよ」と言って立ち去ります。ひざを抱えて涙ぐみながら聞いているレジーナが切ない…。
エマが去ったあと、レジーナは鏡(シドニー)を呼び出します。「私たちの力を合わせて運命を変えたい。この本のせいで私は苦しんでるの。悪役が絶対にハッピーエンドを迎えないんだもの」と、例の絵本を示します。「これを書いた人を探し出して、力づくで私にふさわしいものを書かせるの。こんどは悪役がハッピーエンドを迎える番よ」と、顔をゆがめるレジーナ。
あの絵本のなぞは放置されたままもう明かされないと思っていましたが、とうとう解き明かされるんでしょうか。レジーナのゆがんだ目的のためではあるかもしれませんが、謎解きの部分はワクワクします(*^○^*)
ランプルの誓い
結婚式を終えたランプルとベルはニールのお墓へ。ニールの仇討ちのためにダークワンのダガーをすり替えていたことを、ランプルはひとり、お墓の前で告白します。
「おまえさえいれば十分だったはずなのに、このダガーを見つけたとたん、力に取りつかれたモンスターになってしまった。ベルがわたしの人生に愛をもたらしてくれたが、またウソで始めてしまったよ。彼女は自分の持っているダガーが本物だと思っている。おまえのかたきを取るためにウソをついたが、もうそれを済ませた今、これを返す強さが必要だ。おまえが命をかけて救ってくれたのにふさわしい男に必ずなることを誓うよ」
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
お城のような豪邸でハネムーンを楽しもうと提案するベル。ランプルは魔法でその場を舞踏会のような場に変え、ベルもランプルもアニメ『美女と野獣』さながらの衣装に身をまとい、『美女と野獣』のテーマ(笑)が流れる中でダンス…
ランプルが笑いをかみ殺しているように見えたのは気のせいでしょうか(笑)。なんかパロディみたいでちょっと笑ってしまった。いや、あの有名なシーンをみごとに再現していて素晴らしいんですけれども。
豪邸に入ったときにベルのかばんに入っていたにせもののダガーと本物をすり替えたまではよかったが、あるモノを見て顔色を変えます。
そしてベルが寝入ったあと、また本物のダガーを取り出すランプル。あれあれ、ニールの仇討ちをしたあとは必要ないんじゃなかったのかい(´▽`;)
目をつけていたモノの上にダガーをかざすと、それは姿を変えて…
なんと、
魔法使いの帽子に!
私はわからなかったけど、ディズニーファンでもない夫が一目で「ファンタジアだ!」と言い切りました。(2016年3月、見直してみたらこのとき流れる音楽がファンタジアの曲でした)
ディズニー映画『ファンタジア』の中で『魔法使いの弟子』に扮したミッキーがかぶる、あの有名な帽子です。『ワンス』バージョンはかなりゴージャス。「本物っぽい星にしたかった」とクリエーターが言っているように、きらきらと動く星が輝き、まるで帽子の中がそのまま宇宙につながっているかのよう。
(『ファンタジア』をご覧になったことのない方どうぞ↓)
一方、エルサはMr.ゴールドの店に侵入。自分がアナにあげた氷の結晶の形のネックレスを発見して、「心配しないで、アナ。絶対に見つけるわ」と言うところで終わりです。
あのネックレスがMr.ゴールドの店にあるということは、アナは魔法の森まではたどり着けたんでしょうね。その後どうなったんでしょうか。悪い女王か悪い魔女かどちらか(あるいは両方)ののろいのせいでストーリーブルックに飛ばされて記憶を失ってるのかな?
続きが楽しみです!
10/3/2014(金)午後2時半すぎ
シーズン4・第2話その1に続く。
Monday, March 28, 2016
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン4もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5もくじ
スリーピー(ねぼすけ)に運転させるのが悪い!居眠り運転ですか?
返信削除でもエルサのせいで急激に寒くなったのかも?と考えてみました。
(氷を引いて歩くエルサ…見た目ナメクジ…すみません)
船の遭難シーンが凄くリアルで、パニック映画の様で怖かったです。
他は安定のアナ雪ワールドで、意外とワンスにも雰囲気マッチして良かったんですが。兎に角、凄く力入れてるのが伝わりました。アナもエルサも可愛いし。クリストフは式の前だから髪を切ったんですね。納得。
やっぱり日本語でしっかり意味が解るとまた感想も変わりますね。
ベルちゃん、他所様のお家まさか黙って借りてないよね?あれ、でも2番目の呪いの後だから、オーナーは誰か解らないんですよね?やっぱり無断借用?こっそり入り込んで調べたりしたのかしら?立派な図書室とかありますしね。キラキラ目で「ココ素敵!」とか感動してる図が想像出来ます。
一旦上げてから落とす演出、レジーナもですがランプル…
墓前での台詞と表情がね、もうするいな、そんな顔であんな事言われたらこっちが泣けるじゃないですか!パパ泣かないで~!という気持ちになった所で…あれ?ベルに正直に話さないで、短剣すり替えるとか、結局また使っちゃうの?とか…本当色々痛い。でも少なくとも悪意は無いんだ、葛藤してるんだね、と解ったから、あの美女と野獣のダンスシーンは普通に感動しました。(最初見た時は笑っちゃったんですが、既に免疫が出来てたのと、この辺位までが安心出来る幸せなシーンなので妙に感傷的になって観てました)「Mrs.ゴールド」とかね…浮かれちゃって可愛い。
エルサがドアを凍らせて破壊した時思い出したんですが、SBの皆さん、鍵をこじ開けるのプロ級ですね!
エマはニールの教えとしても、レジーナは確かスペアキーの束持ってたし、ゴールドさんも凄腕だった。まあ、魔法があればわざわざこじ開けなくても進入出来ますし。何でしょうこの犯罪一家(笑)
エデさん、お返事遅くてすみません(´▽`;)
削除実は、このエピソード、ちゃんと見直してないのです。
アメブロに書いた当時、けっこう細かく書いてたので、見直さなくてもいいかと(笑)…画像のスクリーンショットを撮るため、一応さらっと流しましたが。
そんなわけで、ベルの見つけたおうちに関して、何か言ってたかもしれないけどもう記憶にないのです(^^; …やっぱりちゃんと見直さないとダメですね…
ただ、ランプルの一連のセリフや行動については、気になっていたのでしっかり見直しました(笑)。シーズン5を知ってる今、見直すとまた何か発見あるかな〜と。
ここではS5の話は書きませんが、やっぱり見直してみて、このときまではホントに心からダガーを手放すつもりがあったんだと思いました。最初にこのエピソードを見たときは見過ごしていたかもしれません。ベルの見つけたお屋敷に置かれていた例のブツを発見しなければ、あのままダガーをベルに預けたままでいられたのかも。
もちろん、そんなこと言っても過去は変えられませんけどね…。
「犯罪一家」の一言に笑っちゃいました(*´▽`*)
だって母親のスノウからして「盗賊」だったんですから(笑)。
デイビッドは犯罪者じゃなかったはずだけど、双子のジェームズ(エマの叔父にあたりますね)は悪党でしたしね。
今更ですが、ようやくs3~s4-1観ましたが、「善側」とされている者たちの性格の悪さが酷いですね。
返信削除とくにエマは最悪。
他人への思いやりはほぼ無し。単なるわがままな母親と化し、一部モンスターペアレンツ要素さえある。
そして白雪。
こちらも思いやりはなく、親切心の押し売りはひと際光りますが・・・この薄っぺらさが西洋流の優しさなのかもしれない。
見た目もそう。s1の初っ端から「あれで世界一美しいはあり得ない」と観る気が削がれた配役でしたが、このs3以降特に太りだし初めから乏しかった「美貌」は見る影もないですね。
このシリーズは基本的に「姫系」の人たちはほとんど美形じゃないのが不思議・・・脇役や悪役の方が美形。
s1の時に「こっちが赤ずきん役っぽい」と思ってましたが・・・
利発的だったヘンリーもだんだん頭が悪くなってくるし、「差別反対団体」がうるさいのかやたらと変なところで黒人のキャスティングしているし・・・
「おとぎ話のキャストはほとんど白人」なのは仕方ないのに、無理やり「現代の問題」を絡ませたキャスティングは見ている方にとっても不自然で仕方ない。
s7では主役ファミリーが降板とのことで、「視聴率が下がるまで作り続ける節操がない米ドラマ界」の象徴作品になってきているのが残念。