Once Upon a Time S2E20
「The Evil Queen(NHKの邦題:悪い女王)」
2013年4月28日放送(アメリカ)
シーズン2・第19話その2「レイシー」からの続きです。
以下、2013年11月19日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E20☆ネタバレ感想☆改心のチャンス)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。
このお話に出てくる過去のレジーナとスノウのやり取りがすごく好きです。レジーナがかわいそうになってきますし、あーあとちょっとだったのに。。とやるせない気持ちになります。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
過去の魔法の森
スノウ(白雪姫)を見つけ出して殺したい女王レジーナは、彼女がいた村に出かけて「スノウは自分の父親に毒を盛って殺した無法者よ。行方を教えたら金をあげる」と持ちかけるも、だれひとりとして口をひらこうとしません。憤って「ひとり残らず殺してしまえ」と命令するレジーナ。
そんな無慈悲なことをしておいて「私は悪く(evil)ない、スノウが悪いのよ。スノウさえ死んでしまえば民衆も私を愛してくれるわ」なんて本気で言えるとは、レジーナって自分も周りも見えないタイプだったのね。
自分ではまだ他人に化けることができないレジーナは、スノウを探すため、ランプルに頼んで農民の娘のような姿に変えてもらいます。
ランプルが魔法をかける場合、自分では元の姿に戻ることができず、またこの姿でいる間は魔法が使えないというハンディを背負うことに。
また、代価は「ジョージ王(チャーミング王子の父)の領土との取り引きをすべてやめること」。ジョージ王が破産し資金繰りに困るのも、すべてランプルが仕組んだことだったわけですね。
さて、貧しい娘姿で村に出かけたレジーナは、人々が「悪い女王」の人形を使って女王をあざけり笑っているところに出くわし、民衆は自分を憎み、スノウが女王になるべきだと思っていることを知ってショックを受けます。
誤解から、自分の兵士たちに処刑されそうになるレジーナを救ったのは、皮肉にも白雪姫でした。(スノウってなんであんなに強いんでしょ?(^^;)
けがをしたレジーナを連れ帰り、森の中の隠れ家で手当てをするスノウ。
「ここは水も薬草もあるし、王家の家畜を殺すのがいやじゃなければお肉も手に入るし、少し休むにはぴったりの場所ね」と、慣れた手つきで世話をします。
「あなたお姫様だったのに、そんなことできるの」と驚くレジーナに「ほかの森の人に教えてもらったの」とにっこり。「話せば長くなる」と言ってたけど、「ほかの森の人」ってだれだろう…ロビン?
「まったくの他人なのに、どうして助けてくれるの?」と聞くレジーナ。
「昔、私の乗った馬が暴走したときに命の危険を冒して助けてくれた女の人がいたの。そのことが私を変えたわ。まったくの他人でも助け合えるってね」と答えるスノウに涙を流し、「その女性はどうなったの?」と聞くレジーナ。「もういないわ。いつか戻ってきてほしいと思ってるけどね」
翌朝、元気を取り戻したレジーナに、スノウは「ここには長く居すぎたわ。移動しましょう」と護身のための剣を渡し、ふたりは森の中を歩き出します。
レジーナははじめ、剣をこっそり抜こうとしますが、思い直して剣を戻し、スノウに話しかけます。
この会話がすごく好きなので、長いですが省略を極力せずに書きます。私の適当訳ですが(^^;)いちばん好きな部分は原文も載せます。
レ「今レジーナが目の前に現れたら殺す?」
ス「レジーナは常に苦しんでいて、それを誰のせいにできるかいつも探しているんだと思うの。愛よりも復讐がほしいのね。あんなふうに生きることは私には想像がつかないわ。私は愛に導かれたいの。だから、いいえ、殺さないわ」
レ「No one's that generous. People aren't that good. そんなに寛大な人はいないわ。人ってそんなに善良じゃないもの」
ス「Oh I think they are - even her. She's just afraid to look vulnerable. あら、人は善良なものよ。レジーナだってそうよ。彼女はたんに、弱い人だと思われるのが怖いだけよ」
レ「You believe there's good inside her? レジーナの中にも善良さがあると思う?」
ス「I know there is. I've seen it. I wish she'd give herself a chance to be that person again. あるわよ。見たことあるもの。もう一度善良な人になれるチャンスを自分にあげたらいいのにって思うわ」
レ「You don't think it's too late for her? もう手遅れだとは思わないの?」
ス「Oh, I don't think it's too late for anyone. だれだって手遅れってことはないわ」
レ「So if she wanted to change, if she wanted to be a family again, if she wanted to be good, would you forgive her for that? Would you let her back in? じゃあ、もし彼女が変わりたいと思ってたら、もしまた家族になりたいと思ってたら、もし良い人になりたいと思ってたら・・・彼女を許す?彼女を受け入れる?」
ス「If she really meant it, yes. I would love that. もし本気でそう思ってるなら、答えはイエスよ。そうなったら素敵だわ」
もうレジーナはウルウル目。いまにも「私がレジーナよ!変わりたいの!私を許して!もう一度家族になりましょう!!」と言い出すかと思いましたが・・・
「でもそんなこと彼女が言い出すわけないわ」「ときに人は驚くようなことをするものよ」と会話が進んだところで、村が皆殺しになったばかりのところへ来てしまいます。
自分を助けたために女王に殺されたとピンと来たスノウ、「今のは取り消すわ。彼女はもう手遅れよ。許せるわけない。あの女に善良さなんてかけらもないんだわ。私は間違ってた。善良さなんて最初からなかったんだわ」と涙します。
そこでレジーナは「あなたを助けたときはどうなの?」とすがるように聞いてしまいますが、そのセリフで「それが女王だったとは言ってないわ」と正体を見破り、スノウはレジーナに矢を向けます。
「闇の魔法で姿を変えてるかもしれないけど、あなたレジーナなんでしょ!」
「そうよ、私よ。でも私にも善良さはあるわ(←まだ言うか)」
あーーーー残念!!!!!
もちろん自分が種をまいたことですが(皆殺し)、改心&仲直りのチャンスだったのに
結局、ランプルのところへ行って「あなたは正しかった、民衆は私のことを決して愛さない」と認め、元の姿に戻してもらったレジーナ、改めて復讐を誓うのでした・・・。
鏡に映った自分を見ながらニヤリとするレジーナ、
「The Queen is dead. Long live the Evil Queen.
女王は死んだ。悪い女王、バンザイ!」
女王は死んだ。悪い女王、バンザイ!」
このときランプルが嬉しそうなのは、レジーナに例ののろいをかけてもらわないといけないからでしょうね。
ところでランプル、「メイドならもういる」と言ってたので、すでにベルがいたってことですね。
シーズン2・第20話その2に続く。
Posted on Sat. October 10, 2015
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