Once Upon a Time S3E11
「Going Home(NHKの邦題:故郷への道)」
2013年12月15日放送(アメリカ)
今回のタイトル絵はエマの車 |
以下、2014年3月27日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S3E11★ネタバレ★1・その2)をほぼそのまま、整理・編集のうえ、画像を差し替え/追加しています。
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シーズン3の第10話の感想を書いてから2週間以上、本国での放映からは3ヶ月以上経ってしまいました(´▽`;) この11話は特に思い入れのあるエピソードなので、じっくり書きたくて遅れてしまいました。じっくり書き過ぎ&よけいなことまで書いてたら長くなったので3つに分けてアップします。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※あちこち話が飛んでわかりづらいですが、今回はなるべくドラマの進行に沿って書いてます
現在のストーリーブルック
前回(記事はこちら)の続きで、ストーリーブルックを生み出したレジーナの「のろい」(を記した巻物)を手に井戸に向かうヘンリー(中身パン)とフェリックスのシーンから始まります。
この井戸はシーズン1の最後、Mr.ゴールドが魔法を取り戻すために使ったり↓
S2E9で「コーラがやって来られないようにふさいじゃえ」と魔法をかけたり↓
魔法がらみでなにかとよく出てきます。
すっかり忘れてたけど、もともと特別な場所という設定だったんですね。
S1E13では「Wishing Well」として、「この水を飲めば失われたものを取り戻すことができる」という伝説をつたえる看板?まで登場してました。
最初はこの案内板が井戸の上に乗ってるけど、その後の登場シーンでは一切出てこないばかりか、場所まで変わってます(笑)。
話を11話の冒頭に戻し・・・このマジカルな井戸で、ヘンリー(中身パン)は例の「のろい」をかけます。
「もうひとつ、いちばん愛する人の心臓が足りない」と言うヘンリー(パン)に「あなたの息子?ランプルスティルツキンのこと?」と聞くフェリックス。
パンの答えは・・・
「NO. I never loved Rumple. ランプルを愛したことはない」
・・・ひどい(;_;)
む、息子なのに、「愛したことない」ってヽ((◎д◎ ))ゝ
ここでかわいそう(?)なフェリックスは殺されてしまうのでした・・・。
どこまでも自己中心で身勝手なランプル父(-_-メ)
***
一方、「のろいの巻物を使ったことのある者なら、のろいを止めることができる」とランプル。巻物を破棄すればレジーナののろいもパンののろいも止められるが、まずはヘンリーとパンの中身を交換してそれぞれ本来の体に戻すことが必要、とのこと。
ヘンリーが自分の体に戻れば自然と巻物が手に入るというわけですね。
「そんなパワフルな魔法、あなたにだってかけられないわよ(-_-;」と悲観的なレジーナに「ブラックフェアリーの魔法のつえがあるわ。ブルーフェアリーがブラックフェアリーを追放する前につえは奪ってたの」とティンク。
善は急げと、ティンク含めた4人でブルーの家(教会)へ出かけますが、その様子を上から影が見ていました…。
過去の魔法の森
ここで一瞬、過去のおとぎの世界のスノウたちの話に。
妊娠中のスノウとチャーミング王子に、ブルーフェアリーがレジーナののろいとワードローブの説明をするシーンです。
「赤ちゃんがいずれ救ってくれる」ことに「希望を持つのよ」と言って去るブルー。
「赤ちゃんをふたりで育てることが私の夢、私たちのハッピーエンドだったのに」と最初は悲観的だったスノウも、王子に説得され、しぶしぶながらも「希望を選ぶわ」と決意します。
「信じられるわ」と赤ちゃん用のユニコーンを見つめるスノウ。
現在のストーリーブルック
次のシーンでは現在のストーリーブルックで、Mr.ゴールドの店に飾られているユニコーンを見つめるメアリーマーガレットが映し出されます。
そこへ現れたエマに「このモービル、あなたのベビーベッドの上に飾るはずだったの」とスノウ。それをきっかけに、お互い「子どもを手放す決意をするのは本当につらかった」としみじみ。
「ヘンリーにとって最善の選択だからこそ手放したけど、それでも、あのとき手放してなければ・・・と思うわ。ボストンかどこかで普通の生活をしてたでしょうね」とエマはぽつり。
***
さて、ブルーの遺体の置かれた教会へブラックフェアリーのつえを探しに行くデイビッド・ニール・フック・ティンクは、そこでシャドウの襲撃に遭います。
教会堂の高い天井近くにいるシャドウを退治するため、ティンクはピクシーダストを使って飛ぶことに成功し、キャンドルをともしてヤシの実?みたいなのにシャドウを閉じ込め、火の中にポイ。
シャドウ、あっけなく死亡、出番数分(´▽`;) なんのために出てきたのかな?(・Θ・;)
シャドウが死んでよみがえったブルーは、「私もちょっと厳しすぎたかも(´▽`;)」とティンクをゆるします。ブラックフェアリーのつえの話、死んでる間に聞いたのか(?!)、だれも何も言わないうちに、あっさり出してニールに渡します。めでたしめでたし。
つえをゲットした4人はMr.ゴールドの店へ。
「もうひとつ必要なものがある」とランプルが取り出した「魔法が使えなくなる腕輪」(タマラとグレッグが持ち込んだもの)をパン(中身ヘンリー)の腕にはめて、いよいよ準備万端です。
ランプルがブラックフェアリーのつえを手に、魂を入れ替える魔法をかけると、パンの体からヘンリーの魂が出て行ったもよう。「父親と話がある」と言うランプル以外は本体に戻ったヘンリーを探すため店を出て行きます。
(この続きはその2へ)
2011年10月のストーリーブルック
ここでまた過去のお話。ヘンリーがエマと出会う前のエピソードです。
宿題を提出しなかったヘンリーに話しかけるメアリーマーガレット、この頃はまだヘンリーにとって「ブランチャード先生」です。どうでもいいけど彼女のおなかが大きいですぅ~。しかたないけどね(´▽`;)
「ぼくを生んだママはぼくを愛してくれなかった。レジーナも、愛してると口では言うけど、ほんとは愛してない。ぼくはここにいるべき人間じゃないんだ」とネガティブなヘンリーを励まそうと、メアリーマーガレットはあるものを取り出します。
それがなんと、例の「Once Upon a Time」というタイトルの絵本!
「寝室のクローゼットを掃除してたらひょっこり出てきたの。今まで気付かなかったのに」と言ってましたが、いったいだれが彼女の家に持ち込んだのか、そこは謎のままです。
「この本の中身を見たときに『希望』を見つけたの」と言うメアリーマーガレットに「ただのおとぎ話みたいだけど」とヘンリー。
「おとぎ話って、『希望』を持ち続ければ状況はよくなるものだ、と思わせてくれるものなんじゃない?」とメアリーマーガレットは励まします。
「あなたのハッピーエンドは思っていたようなものではないかもしれないけど(おとぎの世界でも似たようなこと言ってましたね)、だからこそスペシャルなんじゃない?」とにっこりする彼女。結局ヘンリーに本をプレゼントして立ち去ります。
本を開いたところにスノウとチャーミングの絵が描かれているのを見て「ブランチャード先生!」と声をかけ、ふり返ったブランチャード先生が一瞬ドレスを着たスノウに見えてしまうヘンリー。
次の瞬間には「ブランチャード先生」に戻っていましたが、これはなんだったのかな。ヘンリーには真実が見えるんでしょうか。
先生が去ったあとヘンリーがページをめくると、そこにはスノウが赤ちゃんエマを抱いている絵があり、「Emma」と書かれていました。
過去のおとぎの世界でのスノウとブルーの会話といい、メアリーマーガレットがヘンリーに言うセリフといい、今回のエピソードの核は「希望」なんでしょうか^^
ていうか、確かに自分だけは成長していくのに、周りの人間が全く変わらない状況だったら「なんかおかしい。自分はここにいるべきじゃない」って思いますよね、そりゃ。レジーナはヘンリーを引き取ったとき、そこまで考えなかったんですね。
シーズン3第11話その2に続く
Posted on Sunday, December 13, 2015
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5もくじ
気になったのは、フェリックスが心臓取られる時『おい、よせ!』みたいに抵抗したのが…うう、折角忠誠心厚いキャラなんだから、そこは最期まで『お前の為なら何でもする』みたいな台詞が欲しかったな、と。無いものねだりです。そこまでやってくれたら立派だけど、お話としては嘘臭くなりますね。でも残念
返信削除エデさん、コメントありがとうございます^^
削除そうそう私も思いました!めっちゃ抵抗してましたよね。自分がいちばん愛されてるんだ!なんて感動するのかと思ったら(笑)。
フェリックスって考えてみればかわいそうなキャラですよね。。
いったいどういう背景があってパンに盲従するようになったのかしら。
「流石は俺が見込んだ男」とか、ランプルの事知ってたり、色々背景がありそうなキャラなんですけどね。
削除日本では、一部で何故か「フェリックス先輩」呼びされてます。
部活の怖い先輩のイメージですって!
フェ、フェリックス先輩ですか(笑)
削除確かに「怖い」先輩ですよね…こんな人が先輩だったらイヤだな!苦笑