2015年4月9日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3・第8話〜パンの正体その2・ヘンリーの危機

Once Upon a Time S3E8.2
「Think Lovely Thoughts(NHK:ピーター・パンの正体)


シーズン3・第8話〜パンの正体その1・ランプルの少年時代からの続きです。

以下、2013年11月19日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S3E8★ネタバレ感想★パンの正体)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。



***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***

※わかりやすくするため話の順序を変えています



現在のネバーランド


エマたちのグループとランプル&レジーナは合流しますが、ニールが「父さんはヘンリーを救いに来たんじゃない、自分のundoingになるヘンリーを殺しに来たんだ」とバラしてしまい、一同の不審をかうランプル。

結果、ピーターパンを閉じ込めるためのパンドラの箱は、念のためニールがキープすることに。「魔法を使おうとしたらこの箱の中に入れてやる」というわけです。

ティンクが「パンの陣地に着いたわよ」と知らせたときのランプルのセリフがしょってます。

フックの剣を抜き取り、「これを借りてもいいか。魔法を使わないことに同意はしたが、わたしの美貌(good looks)以外何も持たずに入って行くなんてことはしないぞ」と大マジメな顔で言うんです(笑)。


good looksって…(爆)自分で言うか!しかもこの状況で(笑))))))

***

さて、一行はオリに入ったウェンディを見つけ、パンの恐ろしい計画を知ります。

「パンは死にかけているから、本当に信じる者の心で自分を救うつもりなの。それを使ってネバーランドの魔法をすべて吸収すれば、パンは不死身で全能になる。ヘンリーは死んでしまうわ」

パンたちがドクロ島に行ったことを知ったランプル、レジーナ、エマ、ニールはドクロ島へ急ぎますが、パンがバリアを張ったため、影のないランプル以外は島の奥に行くことができません。

「パンはわたしに影がないことを知っていてこういう魔法をかけたんだ。これはだれかが入らないようにするためではなく、わたしを誘い入れるための魔法だ」と、ランプルはパンドラの箱を持ってひとり奥へと進みます。

ランプルがやってきたことを察知したパンはヘンリーを奥に待たせ、ランプルと一対一で話すのですが…


パンの正体


ここでその1でも書いた衝撃の事実。

なんと、過去にランプルを捨てた父親がネバーランドで少年の姿になったとき、その姿はピーターパンになっていたのです 

息子の手を放した直後、

ピクシーダスト?が身を包み、

少年になった顔は、まさにピーターパン!

パンの正体が自分の父親だということはランプルはわかっていたわけですから、つまり自分の父親を殺すつもりでやって来たわけです(´▽`;)

ランプルを誘い入れたのは「もう一度チャンスをやる」ためだと言うパン、息子のことなど忘れてここに留まれと誘いかけますが、ランプルは「わたしを捨てたことを許すとでも思ったのか」とピシャリ。

「おまえだって息子を捨てたじゃないか。おまえはダガーの力と息子を引き換えにし、ぼくは若さと息子を引き換えにした。似た者同士だ」とパン。

まあ、言われてみれば確かにその通りなんだけど、「わたしは息子を手放した瞬間から後悔し、人生をかけて息子を取り戻そうとしてきたんだから、わたしのことを忘れてしまったおまえとは全く違う」と切り返すランプルの言うことももっともです。

パンは「おまえのことを忘れたことはない。どうしてピーターパンと名乗っていると思うんだ(例の人形が「ピーターパン」という名前)」と反論し、自分もランプルのことを気にかけていると言います。

「いっしょにやり直そう」というピーターの言葉を信じないランプルはパンドラの箱をあけようとしますが、あきません。あれ?と思ったら、なんと、本物のパンドラの箱はパンの手に渡っていました 

しかも・・・ためらわずに自分の息子であるランプルをパンドラの箱の中に閉じ込めてしまったんですああ無情!!!

ただ、「チャンスはあった。おまえが選んだ結果だ」と言ってたので、ランプルが「いっしょにやり直そう」と応じていたら本当に2人でやり直すつもりだったのかも?


過去のネバーランド


息子が去り、少年になったランプルの父親(ピーターパン)は空を飛んでドクロ島へ。そこにはシャドウもいました。「おまえがここに留まる決心をしたときにできた」と言います。


ここで砂時計のからくりを知るピーターパン。砂はパンがネバーランドに居られるようにする魔法をあらわしていて、砂が落ち切ったら若さは取られてパンは死ぬと言うのです。

「ネバーランドは子どもが夢の中で訪れる場所であって、住むところではない。ここに留まろうとしたのはおまえが最初だ。そうすることでルールを破ることになるんだ」と言われてもあきらめないパンは、それを止める方法があるに違いないと信じます。


現在のネバーランド


息子であるランプルをパンドラの箱に閉じ込め、「本当に信じる者の心臓」がネバーランドの魔法を救うのに必要だ、と曾孫であるヘンリーを言いくるめて、ヘンリーの心臓を自分の胸に入れさせようとするパン 

そうすることでヘンリーは死んでしまうと知っていながら・・・ひ孫なのに・・・血も涙もないんでしょうか

ヘンリーがまさに自分の心臓を取り出したところで、「魔法で月の光をさえぎれば影はできない」ことに気づいてバリアを越えることに成功したエマたちが駆けつけ、必死で止めようとしますが…

「魔法を救わなきゃ」と、ヘンリーは心臓をパンの胸に入れてしまいます。同時にヘンリーは倒れ、駆け寄るエマたちを見てパンは空からニヤリ。という場面で終わりです。

ヘンリー何度も瀕死の目に遭っていてかわいそう…

あ、そうそう、デイビッドがネバーランドを出ても死なずに済む方法、やっぱりあるそうです。ランプルがストーリーブルックに戻ればなんとかできるらしい。

最初は「代価は大きい」なんて言ってたランプルですが、ニールに「代価はナシだ、やるべきことだからやるんだ」と迫られて承諾します。ランプル、息子には弱いのね(´▽`;) 

けど、かんじんのランプルがパンドラの箱から出られなかったら、デイビッドも足止めだぁ





余談

「ヘンリーが急に大人びてきた」と元記事に書いてましたが、シーズン5のヘンリー(2015年11月現在)を見ている今、まだまだこの頃の彼は子どもに見えます(笑)。

シーズン3・第9話その1に続く

Posted on Friday, November 13, 2015

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10 件のコメント:

  1. こんにちは!
    ようやく日本での放送もこの回に追いつきました。
    予習・復習で改めて読ませて頂いております☆

    日本語吹き替えでは、ランプルの「~ but my good looks」のくだりは訳されずにスルーされてしまってました。ガックリ。
    観ながらニヤっとしたかったなぁ。

    個人的にこの回でツボだったのは、ピーターのアジトでレジーナが魔法を使おうとした時。「使い方を覚えているかな?」的な事を言ったランプルをチラっとニラむレジーナの表情。なんとなく可笑しかったです。

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    1. maseruichaさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます^^

      my good looks なんとか入れてほしかったですね〜

      レジーナが魔法を使おうとしたときの話をすでに覚えていない私…ヤバいですね…この恐ろしい記憶力のなさのためにわざわざ長々とあらすじを書いてるわけですが…(^^;

      いずれにせよ、こういった小ネタがたくさん散りばめられてるのが大好きです★特にレジーナ(笑)

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  2. 予備知識があっても、実際観るとイメージ変わりますね。
    パンは「永遠の少年」だからこそ怖いんであって、正体が駄目な中年親父だと思うと…スケールダウン。ランプルに「お前も同じ事をした」って言ったけど、あの父は自分の為だけに子供を捨てたけど、ランプルは少なくとも親を反面教師にして、ちゃんと働いて息子育てて、ダークワンになったのも、ベイを守る為だった。そして捨てた事を後悔してた。だから全く違うんだよ、と言ってあげたい。

    個人的には、ココ最近のレジーナの態度が好きです。
    スノウ&王子に「もう一度眠りの呪いをかけてやろうかしら」とか、ランプルに「貴方を殺せるのは私だけ」とか「流石我が相棒だわ」とか、送り出す時は「(失敗したら)パンより私の方が恐ろしいわよ」…素直じゃないけど、激励のつもり?何だか可愛いです。

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    1. エデさん、ダメな中年オヤジ…って…(≧∇≦)ブハハハ!
      ホ、ホントにその通り(笑))))

      そうそう、あのオヤジ=パンに「お前も俺と同じだ」と言われたくないですよね…(-_-; 結局は息子も曾孫も自分の利益のために捨ててなんとも思わないヤツなんですから。

      レジーナの一言がおもしろくなってきたのってこの辺りからでしたっけ。シーズン1・2がどうだったかもう覚えてないんだけど(´▽`;)

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  3. 本当に蛇足ですが。
    「good looks」は、フックの剣の事じゃない?と言う意見を聞きました。
    見た目のいい物=手頃な武器を持たずに行くつもりないよ、と言う。
    「それじゃ、俺はどうすればいい?」と突っ込むフックに、デヴィッドが「good looks」と剣を渡してましたから。どちらにしても、格好付けですね!(その割にあっさりやられ…う~ん)

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    1. エデさん、おもしろい意見ですね〜。
      ふつうに観たら、ランプルは自分の美貌のことを言ってるとしか解釈できないと思うんですが…。

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    2. 思わず夫にも確認しましたが、やはりランプルはジョークを言ってるわけで、剣のことではないと言ってました。

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    3. いくつも小出しにコメントしてすみません(´▽`;)
      デイビッドのセリフってなんだっけと確認してみたら「Here, in case your good looks fail you」でした。「きみのgood looksがダメだったらいけないから」という意味で剣を渡していたのです。つまりやはり「good looks」は「美貌」のことを言ってます^^

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  4. 解説ありがとうございます!
    やはりあれは「まあ、しょってるわ!」と笑っていいシーンですね!
    でもそーいう隠れギャグ?好きです。全員に監視されながらジョークを飛ばす余裕を見せるなんて、やはり伊達に数百年?生きてないよね、という所でしょうか。

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    1. エデさん、そうですね〜、私は笑いました(笑)。
      あそこでまさかああいうセリフが出ると思わず(笑)。

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