Once Upon a Time S3E2
「Lost Girl(NHKの邦題:伝説の剣)」
2013年10月6日放送(アメリカ)
"伝説の剣" |
以下、2014年1月27日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S3E2★ネタバレ感想★自分は何者なのか)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。
今回のテーマは「自分が何者なのか認める」でしょうか。現在のネバーランドと過去のおとぎ話の地において、エマとメアリーマーガレットがそれぞれ自分探し?をします。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
*一部、シーズン5の軽いネタバレが含まれる部分アリ*
過去の魔法の森
チャーミング王子が棺に横たわる白雪姫にキスをして目が覚めるところに戻ります。
その知らせを魔法の鏡(久々の登場!)が悪い女王に知らせに来て、鏡に映して見せます。
それは、目覚めた白雪にプロポーズするチャーミングばかりか、そのあとにスノウが「王国を取り戻しましょう」と言うところでした。
それを見た悪い女王は、村人に「女王を倒して私たちの国を取り戻そう」という演説の真っ最中のスノウの前に現れ、取り引きを申し出ます。
「王座をあきらめ、私を女王に任命さえすれば、王子や小人たちといっしょに羊飼い(デイビッド)の元いた土地へ亡命して暮らすことを許す」というもの。
「何度も殺そうとしたり呪いをかけたりしたけどダメだったから、気付いたのよ。おまえは生きて、目を覚ましてなきゃダメ。そうでないと私がおまえのものを全部奪ったってことを知りながら生きていけないからね」と、村人の命をたてに「明日の日没までに王座を明け渡せ」と脅します。
最後の捨て台詞が「おまえは王女だったかもしれないが、絶対に女王にはならないよ」(ひどい・・)
***
悪い女王が去った後の会議で、スノウは彼女の申し出を受けることがいちばんいい、と決心します。「彼女は正しいわ。私は女王なんかじゃない。両親を亡くした女の子に過ぎないもの」と気弱なことを言うスノウに「きみは白雪姫じゃないか」とデイビッドが言うと「そうだけど、ほんとのところ、それがだれなのか、もうわからない」と、自分を見失っている様子。
チャーミングは簡単にあきらめてほしくないため食い下がりますが、小人たちはあくまでスノウの味方。「愛し合っているなら城だろうが農場だろうがどこでもいいはずだろう」と、チャーミングがあきらめたがらないのはスノウの身分目当てなんじゃないかと疑っている様子。おれたちはスノウの決断に従うから、スノウの気持ちを変えたいならひとりでやれ、と冷たい。(^-^; あとで仲直りしますけどね。
結局、チャーミングはランプルに助けを求めます。
「以前スノウが自分を見失ったとき助けてくれたようにもう一度助けてほしい」
※自分を見失ったのはランプルにもらった薬のせいですけどね!
→シーズン1・第10話
※ランプルが助けたのも結局は自分の計画のためという気も(^^;
→シーズン1・第16話
「魔法で人を"信じさせる"ことはできない、その逆だ」と、スノウの気持ちを変えることはできないと言うランプルですが、「絶対に方法があるはずだ。代価を教えてくれ」としつこい王子。
***
チャーミングは「ランプルが魔法の武器の伝説を教えてくれた」とスノウを連れ出し、キャメロットという国の魔法使い「マーリン」が作った魔法の刀剣「エクスカリバー」が刺さっていると言う山を登ります。
*シーズン5のネタバレ*
ここでキャメロットだのマーリンだのエクスカリバーだのいう言葉が出てきてたことなんて完全に忘れてました!!!まさかシーズン5になって本物が出てくるなんてΣ(゚∇゚*)!!
マーリン役決定についての記事
シーズン5の第一話についての記事(キャメロット、エクスカリバー、マーリンすべて出てきます)
とうとう岩に刺さった剣を見つけ、チャーミングが抜こうとしますが抜けません。
「これは真の統治者でなければ抜けないという伝説の剣だから、きみがやってみて」と、いぶかしがるスノウにトライさせます。するとあら不思議、チャーミングがやっても抜けなかった剣がするっと抜けました。
「ほら、きみがこの王国の真のリーダーなんだよ!」
これで勇気を得た白雪は、悪い女王に立ち向かうことを決心。実際、剣を向けると、これまではかすりもしなかったのに、今回は頬に切り傷を与えることに成功します。
ここは私の王国だから、戦うわよ!と女王相手にたんかを切るスノウ |
「じゃあ戦場で会いましょう」と捨てゼリフを残して女王は去りますが、ほんとに戦争をしてスノウ側が勝てるのかしらん(´▽`;)
***
さて、スノウはランプルに「代償なしでは何もしてもらえないことは知っているわ。何がほしいの」と迫りますが、「おれは何もしてないよ~ん」としらばっくれるランプル。
実はエクスカリバーだと思っていた剣は、デイビッドが仕掛けたニセモノだったのです。デイビッドはスノウが真の統治者であること、レジーナに勝てる力を持っていることを信じていて、スノウ自身にもそのことを信じてほしかったからこそ、このようなことをしたのでした。
それにしても、ニセモノの剣で戦わせて、スノウが怪我したり殺されたりしてたらどうするんだって思っちゃうのは私だけ?(´▽`;) チャーミングのあの自信はどこから来るんだろう(^-^;
現在のネバーランド
ヘンリー救助隊の一行はネバーランド滞在経験のあるフックに導かれて山登り。途中、メアリーマーガレットは「ママって呼んでもいいのよ」と言ったりします。
こんなときにちょっとのんき?嬉しそうだし(笑)
また、ドリームシェイドという毒の木に遭遇するとフックが忠告。
「ダークワン(闇の王)を殺すために使った(シーズン2・15話)のはこの木の毒を濃縮したものなんだ。自然のままでこのトゲに刺されたら、もっとゆっくり、苦しんで死ぬことになる」
一行は休養をとるために山で野宿をしますが、子どもの泣き声を聞いたエマは目を覚まします。子どもは見つからず、そこにいたのはピーターパンでした。
ヘンリーの居場所を教えなさいと迫るエマに、真っ白の地図を渡すパン。
「ヘンリーを見つける道筋はこれに載っている。きみが本当は何者なのか否定することをやめれば、読めるようになるよ。」
しびれを切らしたレジーナが、とうとう「ロケータースペル」(位置を示すおまじない)を地図にかけてしまいます。
スペルのかかった地図に導かれ、ピーターパンのところへたどり着きますが、「ルールを破った」として、毒矢を持ったロストボーイズたちがエマたちに襲いかかります。デイビッドはこのときに毒矢で服を切られ、実は体にも毒が回っていました。
不思議なのは、レジーナが魔法を使ってボーイズをなぎ倒すことができるんだから、なんで一気に全員をやっつけないの?というところ・・まぁ、そうなったら面白くないから?
とりあえず、パンとボーイズは退散しますが、この後のエマとメアリーマーガレットの会話が切ない
「さっき、ロストボーイズのひとりと戦うのをやめたでしょ。あれはどうしてだったの?」と尋ねるメアリーマーガレットに、最初はお茶を濁していたエマもとうとう本音を語り始めるのです。
「あの子の顔を見たとき、自分自身を見てるみたいだったから。あの目に見えた絶望・・・あたしも孤児院にいたとき、同じ目をしてた。どうして両親はあたしを捨てたのか、わからなかった。この島にいると、ヒーローとか救い主のような気がしないの。ただの孤児としか思えない。」
語るうちに涙がこぼれるエマ。メアリーマーガレットも涙、私も涙
「両親に捨てられた」と思って育つ子どもの心の傷がどれだけ深いのか、愛情を注がれることを知らずに育つ子ども全ての心の傷を思うと切なすぎて(;_;)
しかし、「孤児だ」と認めたとたん、真っ白だった紙面に地図が浮かび上がったのです!
Mr.ゴールドと人形
Mr.ゴールドは自分の影を切り離して自分の命のようなダガー(短剣)を預け、「私自身にもわからないような場所に隠せ」と命令します。
その後、前回Mr.ゴールドを泣かせた例の人形を盗む人物が。ピーターパンかと思ったら、なんとストーリーブルックにいるはずのベルでした!
顔つきがレイシーのときみたいにワルっぽいけど(^-^; |
ダークワン(闇の王)の服を着ている(って気づかなかった!顔がふつうだから)ランプルを見て「そんな格好はもうしないと思ってたわ」と言うベルに、「ダークワンになることが孫を救う唯一の方法なんだ」と言い訳?するランプル。
「でもまだ完全にダークワンになったわけじゃないでしょう?まだ希望があるのよね」とキスしようとしますが、ランプルは「きみは本当にここにいるわけじゃないな」と気づきます。
「もちろんよ。私はストーリーブルックにいるわ。おまじないは効いて、町もみんなも無事よ」と言うベルを最初は信じられず、「パンが作った幻じゃないとどうしてわかる」と疑うゴールドですが、「あなたが作ったのよ」と言うベルに心をゆるします。
ベルのドレスはランプルの城にいたときのもの?かわいい(*^-^*) |
ベルの幻を無意識のうちに?呼び出したのは、父親と同じ臆病者の自分の中にいつも善良さを見い出してくれるベルが必要だったからだということに気付くランプル。
ピーターパンの申し出(ヘンリーをあきらめれば自分は助かる)を受けて自己中心的な選択をしてしまいそうな自分が怖いことを告白します。
「わたしはたいてい(自己中心的な選択を)するからね」 |
「ベルファイアを見捨てたことを一生後悔してるのに、ヘンリーにも同じことをする必要はないわ。過去を手放すことが第一のステップよ」とベル。
ベルがとっていった人形を手に、「この人形は父がくれた最後のものだ。父はわたしを捨てた」と辛そうなランプル。ベルは「お父さんのした間違いを繰り返したくなかったら、捨てるしかない」と人形を捨てることを促して森の中へ入って行きます。
ランプルは思い切って海に人形を捨てますが・・・
なんとこの人形、オカルト映画のように、捨てても焼いてもゴールドの手元に戻ってくるんです(゜o゜;) こわっ(´▽`;)
***
一方、ひとりでベリーを摘むエマのところにピーターが現れます。
「きみは両親が自分を捨てたことを許していない。それはいいことだ。ヘンリーを見つけたとき、彼を理解できるからね。ヘンリーもきみを許していないからだ。ヘンリーを見つけるときまでに、彼はここを二度と出たくなくなっている。そしてきみは孤児のように感じるだけではなくて本当に孤児になるだろう」と脅すようなことを言うパン。
最後は、ドリームシェイドの毒にやられたことを知るデイビッドを大写しにして終わり・・・えっ、デイビッド死ぬの?(^-^;
シーズン3・第3話その1に続く
Posted on Friday, October 16, 2015
<各シーズンもくじ>
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
あちこちコメント移動してすみません。
返信削除記事読んだ所に残してるんで…
珍訳?その2のご報告です。
スノウが「対価は私が払う」と言った時、ランプル「反吐が出るほどロマンチックだな!」
…ん?直訳で「五月蝿いほど(鬱陶しいほど)~」って解釈してたんで、そこまで辟易した台詞だったのか!と目からウロコでした(笑)
そう言うご本人こそ、砂吐くぐらい甘アマドリームしちゃってるのも笑えるんですけどね!
幻のベル、化粧が濃いので一目で本物じゃない感溢れてますね。表情もレイシーぽい?
考えてみれば「過去の姿でしょ」と言いつつ、ベル自身がおとぎバージョンなので、現実感なくて不思議な感じです。ワンスハマリたての頃、ネタバレ覚悟で画像集めてたら、ネバーランドのランプル&ベルのツーショットが出てきて一瞬頭の中が?マークだらけでした。
報告ありがとうございます(*´▽`*)
削除そこのセリフの原語がなんだったか忘れましたが、もしかしてnauseatingとかかな?だとしたら吐き気を催すようなという意味なので、わかるんですが。(「吐き気を催すほど」は長いので「反吐が出るほど」と短くしたのかな、と)
シーズン2までの時点でネバーランドの画像を目にしたらなんだろうと思いますよね(笑)。このときのベル、服装はかわいいんですけどね〜。
原語は、英語字幕出ないので解りませんが、多分ソレです!(ヒヤリングも自信ないので、ウロですけど)国内版のDVD出たら確認してみます。(来年か…)やっぱり細かいニュアンスとか、原語でないと解りにくいですね。思わぬ箇所に変な訳付いてると、話の内容には関係なくても、制作サイドの意図やお遊びが伝わらない時もあるので。
返信削除グラニーやフックの細かい洒落とか、言い回しのセンスは英会話得意な人でも、解りにくいみたいです。(俗語に近い?)あ、でもレジーナの台詞とか、凄い意訳で面白いと思った事ありますけど(具体例は忘れました)
服装もですが、ゴールドさんの素顔で「Dearie」とか言われると、反則だと思います(照)
エデさん、こちらにもコメント頂いていたのにお返事ができておらずすみません。自分で確認してから、と思っていたのですが、時間的な余裕がなくて(^-^; で、ようやっと確認したところ「How nauseatingly romantic」でした^^ おもしろいセリフ、訳しにくいセリフ、日本で放映されるときどのように訳されるのか気になる言葉とか、原語をメモっておこうかな〜…。
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