Once Upon a Time S2E16.2
「The Miller's Daughter(NHKの邦題:粉ひきの娘)」
シーズン2・第16話その1〜コーラの娘時代からの続きです。
以下、2013年11月5日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E16☆ネタバレ感想☆コーラの過去)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
ストーリーブルック
デイビッドとメアリーマーガレットの携帯での会話をコーラとレジーナが盗聴するんですが、おもしろいのは、現代のテクノロジーにうといコーラが盗聴する機械を大マジメに「魔法の箱」と呼ぶこと(笑)。
「その魔法の箱が言うことが気に入らない」と机から払いのけてしまうコーラ(笑) |
「ランプルが警告を受けたってことは、考える時間があるってことよ」と心配するコーラですが、闇の王の短剣を見ると名前が消えかかっていることに気づきます。
「でも死にかけてる。このままランプルが死ねば、新しい闇の王が生まれることもない」と言うコーラに「ということは、ランプルが死ぬ前に彼を使ってヘンリーを取り戻さなきゃ」とレジーナ。
あら、髪がストレートになってる |
コーラは「彼の状態じゃムリよ。私がこのナイフでランプルを刺して闇の王にならなければ。そうすればできないことは何もないわ」と言います。
「でもそんなことヘンリーは絶対ゆるさないわ。ちょっと待って…」と、コーラの意図をようやく疑い始めたレジーナ。
レジーナも短い髪に戻りましたね |
ニューヨーク組、ストーリーブルック帰還
フックの海賊船に乗ってぶじ、けがをしたMr.ゴールドを連れたニール、エマ、ヘンリーが戻ってきます。
「ぼく、船を操縦したんだよ。パパが操縦法を教えてくれたから」と誇らしげなヘンリー…パパと出会って嬉しいのはわかるけど、おじいちゃん死にかけてます〜(´▽`;)
「コーラがダガーを使って私たちを殺す前に殺さなきゃ」と、家族を守るためコーラを殺す気満々のメアリーマーガレットを、デイビッドは「行き過ぎだ」とたしなめます。
「そんなことしたら、一生そのことがきみの心を責めるだろう」
***
瀕死のMr.ゴールドは自分の店に戻ってコーラから身を守ることにします。「目に見えないチョーク」で「店の入り口にそれで線を引いて結界を張るんだ」とエマに指示し、みんながその場を離れると、ランプルはメアリーマーガレットだけ呼び止めます。
「毛布をとってくれ」と言われて例のキャンドルを見つけるメアリーマーガレット。
ランプルは「ヘンリーに『おじいちゃんを殺した』と思われてもいいのか」と脅迫まがいの言葉を使い、コーラを殺して自分を救うよう、メアリーマーガレットをそそのかします。
また、見えない線を引いたエマに「プロテクション・スペル(お守り?の魔法)」をかけるよう指示。「え〜、あたしが?!できないよ」と最初は戸惑うエマですが、「頭で考えるんじゃない。肝心なのは感情だ。だれを守るために魔法をかけようとしてるのか、それを感じるんだ」と教えられ、ぶじ成功。
ところが、せっかく張った結界もなかったことのように、レジーナとコーラはあっけなくドアを開けてしまい、デイビッドを外に吹っ飛ばしてしまいます。
てか、この時点で「プロテクションスペル」を破っちゃったんだから、例の短剣で闇の王になんでも命じることができたんではと思うんだけども…それ言っちゃうと元も子もないからなぁ…もごもご…
一方、メアリーマーガレットは裏口から抜け出して例の心臓保管所へ行き、コーラの心臓を見つけ出します(よく一発でわかったなぁ)。
一瞬ためらったあと、結局はキャンドルに火をつけ、コーラの心臓の上で彼女の名前を口にしてしまいます。
***
エマたちはMr.ゴールドのいる部屋に入ってすばやくチョークで見えない線を引き、新しく結界を張っていました。その結界もコーラがいつ破るかわからない状態。
「わたしは死にかけている。ベルと話さねば」と、病院のベルに電話するMr.ゴールドは、自分がだれなのか、Mr.ゴールドがだれなのか覚えていない彼女に淡々と語ります。
「きみは本当の英雄だ。とても美しい人で、醜い男であるわたしを本当に愛していた。人の中に良さを見つけることができるんだ。きみはわたしにベストな状態の自分に戻りたくさせてくれる。ありがとう」と涙ながらに伝える姿にじーんときます
ベルも覚えていないながら、Mr.ゴールドのスピーチに胸を打たれたのでしょう、電話の向こうで泣いています。
そんなMr.ゴールドを見て、ニールもとうとう和解(;_;)
よかったね…(;_;) |
***
一方、自分の心臓の異変に気付いたコーラのため、心臓置き場に向かったレジーナは、コーラの心臓入り容器をかかえたメアリーマーガレットに出くわします。
キャンドルをかざして名前を呼んだあと、心臓を体に戻さねばならないのです |
「あなたに渡すつもりだったの。お母さんの愛を感じられないのは彼女に心臓がないからよ。心臓を戻せば本当の意味であなたを愛することができるようになるわ」と言葉巧みにレジーナを説き伏せるメアリーマーガレット。
てか、メアリーマーガレットにそんな嘘がつけるなんて、ちょっと衝撃(´▽`;)
そうは言っても、デイビッドが駆けつけたとき、メアリーマーガレットは頭を抱え込んでいました。
「あなたは正しかった。こんなの私じゃない」
***
とうとう結界を破り、Mr.ゴールドを守っていたエマとニールを森の中へ飛ばしてしまったコーラ、Mr.ゴールドとひとり向き合います。
「きみは私を愛したことがあるのか」と問うMr.ゴールドに「どうして私が自分の心臓をくり抜かなきゃいけなかったと思うの。あなたは私の弱みだったからよ。私が本当に愛した男はあなただけ」って・・えーーーー!!!そんなに愛されるような人だった?!(´▽`;)
そう言いつつ、ランプルの名前がほとんど消えそうになっている短剣をふりかざして殺そうとするコーラに、後ろからレジーナがすぱっと心臓を戻します。
一瞬、心から嬉しそうな、とびっきりの笑顔でレジーナを見つめるコーラの表情が切ない。
それを見て、これまた心底嬉しそうな表情をするレジーナ。
次の瞬間、コーラは倒れてしまいます。
「This would've been enough. YOU would've been enough. あなたがいれば十分だったのに」と言って息を引き取るコーラ・・・
怖い人だったけど、こういうシーン見るとかわいそうになっちゃいます
もっと早く、レジーナさえいればいい、という気持ちになってればよかったのに・・。
やっぱりレジーナを産む前に心臓をくり抜いてしまっていたから、どこかで優先順位がおかしくなってしまったんでしょうか。
レジーナが「私を置いて行かないで」と泣きすがるのもかわいそう(;_;)
傷がコーラに移ったおかげで、ランプルはよみがえりました |
そこへ反省したメアリーマーガレットが駆け込んで来て、「レジーナ、だめ!」と叫ぶのですが、これが最悪のタイミング。手遅れなうえ、だれがコーラを殺したのかレジーナにバレてしまいました。
「You did this! あんたのしわざね!」とレジーナが憎しみと復讐に燃える目をするところで終わりです。
あーあ、これでますますレジーナがメアリーマーガレットを恨む理由が増えちゃったよ・・。
シーズン2・第17話に続く。
Posted on Friday, October 2, 2015
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
S2は全体的に「龍頭蛇尾」だと思うんですよね。最初わくわく・エマ帰還からコーラの死までは敵も味方も二転三転して、どうなっちゃうの?と心配し、ラスト辺りはグダグダと…
返信削除やはりコーラ退場が早すぎたんですかね?レジーナやフックじゃ(ましてや新キャラとか)貫禄不足で。
コーラの現代服姿、売れないビジュアル系バンドみたい!という表現を見た事あります。
無駄に若作りで、きっとレジーナの服なんでしょうね。
ヘンリー『パパに操縦教わった』とデヴィッドに報告してましたが、ニール、ちゃんとチャーミングパパ(笑)に挨拶してなかったですよね?緊急事態だから仕方ないけど、王家のお姫様(エマ)と子供まで作っちゃったんだから、真剣に謝るべき!と少し気になりました。ベルファイアがいい子だったから、余計にニールの軽さは気になります。
複雑な家族関係、そう言えば父親が死に掛けとはいえ、彼女と℡してるのを聞いてる、息子とその元カノの心境はどうなの…(爆笑)
このシーンは脚本家のお気に入りだそうですね。好きなシーンなのでちょっと嬉しいです。
コーラの服がレジーナの服…(笑) そ、それは考えたことありませんでした。そういうシーン、あったらおもしろかったでしょうにね。
削除確かに少年時代のベルファイアと大人になったニールのギャップは激しいですよね。特に『ウォーキング・デッド』や『トゥルー・ブラッド』でのニール(役の俳優さん)を見ちゃうと、どうしてもろくでもない奴のイメージがついちゃうし…(´▽`;)
そう、「ベルってだれ」「お父さんの彼女だよ」というやり取りもありましたね。自分(ニール)と同じ年くらいにしか見えない可憐な女性が継母になるかもって思ったら複雑でしょうね(´▽`;)