Once Upon a Time S2E22.2
「And Straight on 'til Morning
(NHKの邦題:フックとベルファイア)」
(NHKの邦題:フックとベルファイア)」
以下、2013年11月22日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E22(2)☆ネタバレ感想☆とOnce upon a time・S2E22(3)☆ネタバレ感想☆船出)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。
その1は過去のネバーランドのお話でしたが、その2は現在のストーリーブルックでのお話がメイン。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
※シーズン3のネタバレも若干入ります。
ぶらんこで遊ぶヘンリーを遠くからながめ、ぶらんこのロープを切ろうとするMr.ゴールド。やっぱり自分の孫であろうと、自分の命をおびやかす存在は消してしまおうという結論を出したんですね、この時点では。
それって、(※シーズン3のネタバレ→)Mr.ゴールドの父親と同じですね。自分の命を救うために、息子も孫も犠牲にするところが。
レイシーがワルの自分を喜ぶのも手伝って、このころのMr.ゴールドには「いい人間であろう」とする気持ちが薄く、「闇の王」である部分が強いのだと思います。
結局、もう一息というところでデイビッドたちが現れ、ロープ切断作戦は中断
デイビッドとメアリーマーガレットはニールがタマラに撃たれポータルに落ちてしまったことをMr.ゴールドに話し、同時にタマラたちが奪ったトリガーの話をし、ゴールドに助けを求めますが、Mr.ゴールドは断ります。
驚くデイビッドたちに、「彼らじゃない、わたしがニールを殺したんだ」と答えるMr.ゴールド。
「ベイを探すために魔法をこの世界に持ってきたが、魔法には必ず代価が伴う。これがその代価だ。私はそれを払う覚悟ができている」
「でもあなたも私たちもみんな死ぬのよ」とメアリーマーガレットが食い下がりますが、「それもしかたない」と言って去ります。
もうすべてあきらめちゃった感満載(´▽`;)
ど〜でもいいけど、↑日本の松の木に気づかれた方はいますか? ちっちゃいけど日本庭園なんです、ここ。 |
トリガーの発動
一方、小人たちのオノを使い、トリガーを作動させようとするグレッグとタマラ。
「ほんとに町ひとつ滅ぼすつもりなのか?」とフック。「このトリガーを作動させたら、何も止めることはできない。ストーリーブルックはもとの森に戻る。私たちは信念のために死ぬ覚悟ができているが、きみは?」と聞かれて「もちろんだ」と答えるフック。あやしい~
オノで一突き、あっけなくトリガー(と言っても見た目は色の濃いダイヤ)は作動
同時に揺れるストーリーブルック。メアリーマーガレットの家でレジーナと合流するエマたちですが、そこにフックも現れ「復讐よりも自分の命のほうが大事だ」としゃあしゃあと寝返り発言(´▽`;) ほんっとに信用ならんヤツ
レジーナは「もう破滅を止める方法はないわ。私にできることはせいぜいダイヤの働きを遅らせるくらい」と絶望的です。
デイビッドはレジーナが時間稼ぎをしてる間に魔法の豆を取り返してみんなを魔法の森へ送り返す作戦を考え出し、グレッグたちの居場所を知っているフックを連れて行くことにします。
レジーナはダイヤのところへ行く前にヘンリーにお別れをします。
「あなたがなってほしいと思ってる人になろうと努力したけど、だめだった。ごめんね。私があなたを愛してることだけは知っていてほしい」
ヘンリーも「ぼくもママを愛してるよ」と言い、ひしと抱き合います。
あらあーー、あれだけ嫌ってたのに、やっぱり愛してるのね。嫌がってたのは反抗期みたいなものだったのかしら??
レイシー
Mr.ゴールドの店では、シーズン2の第2話でおとぎの世界の住人としての記憶を失ったSneezyの記憶を戻そうとする小人たちが修道院長(ブルーフェアリー)が作ったポーションを持って騒いでいました。
グランピーは「かつて自分がだれだか見失ってたとき、ベルが思い出させてくれたことがある。彼女に恩返ししたいんだ。レイシーのまま死なせないでやってくれ」と、ベルの分のポーションをMr.ゴールドに渡します。
すべてあきらめちゃってるMr.ゴールドは最初、「自分には関係ない」みたいな態度でしたが、ベイのショールをただの布扱いするレイシーにハッとしたのか、結局は思い出のカップを魔法で直してポーションを注ぎ、レイシーに飲ませます。
ベルとしての記憶がぶじよみがえり、2人は感激の抱擁。「死ぬことがわかってて起こしてしまってすまない。でもきみが必要だったんだ」と言うランプルに、「息子を亡くしたんだもの」と涙ぐむベル。
レイシーだったときの記憶も残っている様子。ランプルはようやく取り戻したベルを抱きしめながら「わたしは失敗した…」とつらそうに繰り返します。
やっぱり「闇の王」である自分をワルいところが好きと慕ってくれるレイシーよりも、息子の死をいっしょに嘆いてくれる本来のベルのほうが必要だったんですね。
(てか、「闇の王」ってやっぱり無敵のパワーを持ってるわけじゃないのね。Mr.ゴールドには元に戻すことができなかったのに、ブルーフェアリーがあっさり解決しちゃうなんて)
魔法の豆のゆくえ
デイビッドとフックはグレッグたちを探し当て(てか、フックが連れて行ったところって、レジーナが閉じ込められてた缶詰工場なんだけどフック必要だった?^^;)
魔法の豆を取り戻そうとしますが、結局ひとつ取ることができただけでグレッグたちには逃げられます。
「正しいこと」
エマとレジーナはトリガーのところへ。このシーンが感動的
「この装置の働きを遅らせるには私の持つすべての力を使わなければいけないの」と、苦しい表情のレジーナ。
このままここに残らねばならぬこと、つまり死なねばならぬことがわかっている表情です。
それを察したエマは「ほかに方法があるはずよ」と言いますが、
「あなたの言うとおり、今起こっていることはすべて私のせい。私がこの装置を作ったんだから、このために死ぬのはふさわしいわ。ヘンリーには、ママは正しいことができたって伝えて。みんな私のことを『悪い女王』だと思ってるけど、最後くらいは『レジーナ』として死なせて」と、涙を流しながらダイヤへの働きかけを始めます。
トリガーをスローダウンさせるべく奮闘中のレジーナを置いてエマがグラニーの店に集まっている町のみんなの元へ戻ると、豆を持ったデイビッドたちも戻ってきます。
ヘンリーにレジーナの所在を聞かれて真実を話すエマに、「ママは家族なんだから、置いていけないよ!」とヘンリー。
「豆でポータルをひらいて、そこにトリガーを送っちゃえばいいんじゃない?」とメアリーマーガレットが提案します。確実な方法を選びたいエマは反対しますが、久しぶりに出てきたアーチーも「白雪姫と王子はいつも私たちを勝利に導いてくれた」と、トリガーを送る案に賛成。
みんなアーチーに賛同し、スノウたちに従う意志を示しますが、リスクを冒したくないエマは「今この場で豆を使って魔法の森へ行ってしまえば確実よ」と反論。
「私はレジーナの母親を殺したのよ。それが正しいことだったからではなく、簡単な方法だったから。もっと別の方法があったはずなのに。同じ間違いを繰り返したくないの。だからエマ、厳しい道を選びましょう」
メアリーマーガレットの言葉に、とうとうエマも同意しますが、ここで裏切りカメレオン男フックが本領発揮、エマから豆の入った袋を奪ってしまいます。(この段階ではどう見てもフックは自己中心的で、自分が助かることしか考えていないし、もちろんエマに恋もしていない)
結局エマにニラまれて袋を返しますが、チャーミング一家がレジーナを助けに行って袋をひらくと・・・
な、なんと、中身はカラ。
もちろんフックが盗ったんですね~エマもあきれてしまいます。
トリガーとの戦いと新たな試練
さて、巨大なツルのようなものがどんどん町全体に広がり、逃げまどう人々。
レジーナも力尽きてきて、「もう限界かも」と言うので、いよいよ終末は近い、と悟ったエマはメアリーマーガレットとデイビッドに「ママ、パパ・・・」と涙ながらに抱きつきます。
この3人が親子だとわかってはいるものの、役者さんの実年齢が全員30代なので、絵的には違和感
しかし、ここでエマが突然「レジーナひとりじゃ無理かもしれないけど、ふたりでやればなんとかなるかも」と思いつき、ふたりしてダイヤに働きかけることに。
すると・・・みごと、トリガーの力は消え去り、お化けツルも町からひいていきました
レジーナ、エマ、デイビッド、メアリーマーガレットが喜んでいると・・・なんとヘンリーが消えていることに気づきます
そう、神出鬼没のタマラとグレッグが連れ去っていたのでした。デイビッドを尾けてたんでしょうかね??
「魔法を滅ぼすためにここへ来たんだが、もっと重要なものを見つけたんだ。おまえだよ」とヘンリーに言うグレッグは魔法の豆を海に投げ込み、ポータルを作ってタマラ、ヘンリーと3人で飛び込みます。
それを目撃して絶望するエマたち。
そこへMr.ゴールドとベルがやってきますが、「ポータルなしでは別の世界に渡ることはできない」そうで・・・ほんとに役立たずですね、ダークワンのパワーも(--;)
しかしそこへフックが豆を持って現れ、過去にベイと「きみのために自分は変わる」と約束したこと(そして裏切ったこと)を思い出して改心したのか、協力を申し出ます。
つーか、信用されると思ってるんでしょうかね?(´▽`;) どのツラ下げて・・・と思いますが、ほかに方法がないからか?フックの申し出を受け入れ、彼の船と豆を使うことにする一行はさっそく乗船。
Mr.ゴールドもいっしょに行くと言うのでベルも同行しようとしますが、「ストーリーブルックを守ってほしい」と、町を隠すおまじないの説明書とポーションを渡します。
「あなたは…帰って来ないつもりなのね」と勘の鋭いベルに「予言ではヘンリーがわたしのundoingなんだが、わたしの孫でもある。ベルファイアのためにも救わねばならない」と決意の固いMr.ゴールド。
希望を捨てないベルは「私たち、きっとまた会うわ」と確信を持って言い、お別れします。
(ここからのストーリーブルックは、シーズン3の7話(←アメブロ)につながります)
その頃、おとぎの世界では、フィリップ王子、オーロラ姫、ムーランが海辺に倒れているニールを助けていました。フィリップがいるってことは、いつの時代??それともいつのまにか生き返ってたんだっけ?(覚えてない!←ヤバい)
ネバーランドへ
フックの船では、Mr.ゴールドを殺したかったはずのフックも、殺すのはあきらめた模様。和解(?)したところで、Mr.ゴールドは白い地球儀のようなもの(12話でコーラにもらってベイを探すのに使ったもの)を取り出し、血を一滴たらします。
球体に広がる地図を見て、ヘンリーはネバーランドにいることがわかります。
「グレッグとタマラはだれのために働いているのかさえわかっていない、ただのポーンだ。敵はだれもが恐れるべき相手だ」と言うMr.ゴールド・・・ダークワンがいちばん力を持っている、恐れるべき相手だと思ってたけど、それは魔法の森だけの話だったんでしょうかね?
ちなみにその1でも書いたとおり、Mr.ゴールドの言う「恐れるべき相手」とはピーターパンのこと。なぜピーターパンが恐ろしいのか、そんなにパワフルなのかはよくわかりませんが、Mr.ゴールドが彼のことを知っている理由、ピーターパンの正体はシーズン3で明かされます。
ラストはチャーミング一家、Mr.ゴールド、レジーナを乗せたジョリー・ロジャー号がポータルに突っ込むところで終わり。
シーズン3・第1話に続く。
Posted on Mon. October 12, 2015
<各シーズンもくじ>
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
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