2015年4月9日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2・第21話〜ネバーランド

Once Upon a Time S2E21
「Second Star to the Right(NHKの邦題:ネバーランドから来る影)

2013年5月5日放送(アメリカ)

ビッグ・ベン

シーズン2・第20話その2〜カマキリ作戦発動からの続きです。

以下、2013年11月20日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E21☆ネタバレ感想☆ネバーランド登場)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。

かつて魔法の豆を使って父親(ランプル)といっしょに別の世界へ行こうとした(S1E19)ベルファイアがどうなったかのお話。ピーターパンのお話の雰囲気が壊されずに再現されてるのが楽しかったです^^



***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***

※わかりやすくするため話の順序を変えています





ベルファイアの行方


魔法の豆を地面に投げてできたポータルを通ってベルファイア(ベイ)がたどり着いたのは、イギリス・ロンドンでした。



6ヶ月後、ベイが空腹に負けてパンを盗もうと忍び込んだ家は「ピーターパン」のウェンディ・ダーリングの家でした。

パンを食べているところをウェンディに見つかってしまいますが、捕まえるどころか「おなかすいてるのね」と、ウェンディはパンを差し出しニッコリ。


そのうえ、しばらくベイを隠し部屋にかくまい、食べ物を運んでくれます。

あるとき両親に見つかってしまい、追い出されるかと思ったら、ベイが「両親は死んだ」と話すと、母親が「ここにいなさい」と言ってくれます。

夜、窓を開けて「魔法の力を持ち、いろんなことができるシャドウ(影)」がやって来るのを楽しみにしているダーリングきょうだいにベイは警告します。


「魔法には必ず代価を伴う。ぼくは魔法があふれている世界から来たんだ。魔法はぼくの家族を破滅させた。きみの家族に同じことが起こってほしくない。シャドウが来ても近づかないと約束してくれ」

しかし、ウェンディはベイの制止を振り切り、シャドウについて飛んでいってしまいます。。



戻ってきたウェンディは暗い顔で言います。

「夜になると子どもたちがみんな両親を恋しがって泣くの。でもシャドウが帰らせてくれない。ネバーランドという名前がついてるのは、そこに足を踏み入れたが最後、シャドウが決して(ネバー)帰らせてもらえないからよ。シャドウは男の子がほしかったから私は帰って来られたの。今晩また来て弟のうちどちらかを私の代わりに連れて行ってしまうわ」

「大丈夫、きみやこの家族に何もさせやしない」とウェンディを励ますベイは、心配そうな弟たちにも「心配しなくていい。おまえたちを連れて行かせたりしない」と約束します。



結局、その晩やってきたシャドウに「この家族を魔法で破滅させたりするもんか」と自分自身を差し出し、弟たちの代わりに連れ去られてしまうベイ。


しかし一筋縄じゃいかないベイはシャドウの手から逃れて海に落ち、なんとキャプテンフックの船に助けられます。だから15話でフックの顔を知っていたのですね。

「ジョリー・ロジャーにようこそ」

それにしても前から思ってたけど、少年時代のベルファイヤーと大人になったニール、イメージが違いすぎて違和感がーーーっ(´▽`;) ベルファイア時代はあんなにかわいかったのに、ニールになるとかわいげゼロ(っておじさんだからしかたない?)。いずれにせよウェンディたち家族を守るために自分を犠牲にするなんて、泣ける話です 
が、最初見たとき、シャドウが邪悪でビックリしたのを覚えてます(゚ー゚;


ちなみに、シーズン3の7話(アメブロ)にこの姉弟たちが再登場します。興味のある方&ネタバレ気にしない方はどうぞ☆





ストーリーブルック


久しぶりに出てきたと思ったら、Mr.ゴールドに「レイシーを妙な目つきで見た」と因縁を付けられ、踏みつけられそうになるDr.ウェイル(゜o゜;)

チョイ悪を通り越して完全にヤクザみたい(´▽`;)

そこに現れたニールが間に入り、ウェイルは逃げますが、「全然変わってないんだな。ちょっとは変わったのかと思ったけど、間違ってた」とガッカリ。

***

レジーナが豆畑を荒らしたと思い込んだエマたちはレジーナの家に行きますが、豆のない豆の木を残してレジーナが消えているのを不審に思います。(豆がないのは、エマたちが知らない間にタマラが盗んでいたからですが)

エマはやはりタマラがあやしい、と、再びタマラの滞在先の宿へ。

ニール曰く「森の中でジョギングしている」はずのタマラのクローゼットに砂を見つけて「彼女はうそをついている」と断言するエマに「海岸を走ることにしたのかもしれないだろう」とニール。

その頃、タマラは缶詰工場でグレッグに豆を見せていました。そのあと、グレッグは父親の行方を聞き出すためにレジーナを拷問し始めます。

***

一方、デイビッドとメアリーマーガレットはエマに言われてMr.ゴールドのところへレジーナを見つけるための助けを得ることに。

最初は断るMr.ゴールドも「ぼくに借りがあるよね」とデートのアドバイスを求めてきたときの話を持ち出されては、借りを返すしかありません。

レジーナの涙(なぜ持っているのかと聞かれても答えないランプル…その話はどこかで出てきたっけ?)を取り出し、そこにメアリーマーガレットの涙を混ぜ、「これをさせばレジーナの体験とリンクできる」と差し出します。



ふたりが去ったあと、Mr.ゴールドが魔法の目薬を作るのを見ていたレイシー(ベル)は「ほんとに魔法が使えるのね」と、ちょっとワクワクした目。

「どんなことでもできるよ」と言うMr.ゴールドに「じゃあ私を若いままでいさせてくれる?」とレイシー。「そしたら永遠にいっしょにいられるでしょ」とMr.ゴールドの首に手を回したりして…


やっぱ、Mr.ゴールドのワルぶりが気に入って付き合うことになってたの?(´▽`;)

「問題は、永遠に生きられるとは言っても、だれかに殺されることがないという意味ではないことだ」とMr.ゴールド。「私のundoingになる存在があるのだよ」・・・ヘンリーのことですね。

「じゃあその存在を取り除いちゃえばいいじゃない。あなたは何にも自分の邪魔をさせない男だと思ってたわ」「その通りだ」と何か決心したような表情のMr.ゴールド…まさかヘンリーを殺すつもりじゃないよね?(´▽`;)

***

家に戻り、デイビッドは「きみがこんなことする必要はないんだよ」とメアリーマーガレットにやさしく言いますが、「レジーナのお母さんを奪ってしまったから心が暗くなってしまった。彼女を助けることで光を取り戻すことができるんじゃないか」と考える彼女。


結局目薬をさしてもらうと、メアリーマーガレットは拷問されるレジーナの痛みを感じて衝撃を受けるのでした…。

***

タマラがうそつきかどうか確かめるため、エマとニールは海辺へ行きますが、そこにタイミングよく(悪く?)現れたのは、「森の中を走ったあと、海辺を走るのよ」と言うタマラでした。


エマはまた「嫉妬のせいでタマラを悪者にしたい元カノ」のように見えてしまうことに・・。

タマラが去ると、「きみを探しに行きたかったが、ゆるしてもらえないのではと怖かった。自分自身をゆるせなかったからね。きみのもとを去ったことを後悔しない日は一日もない。すまなかった」とエマに謝るニール。きちんと謝ることができてよかったです。エマは複雑そうですが。


ニールとエマに会ったあと、レジーナを拷問するグレッグ(これがけっこう本気でコワい(ー_ー;)のもとへ戻ってくるタマラ。


このときのレジーナとの会話で、グレッグとタマラの目的は「魔法はこの世界にはふさわしくない汚らわしいものだから、取り去ってこの世界を清める」ことだとわかります。

しかも、彼らにはたくさんの仲間がいるらしい。

「子どものときストーリーブルックを去った後、魔法について調べていたら『信じる者たち(Believers)』がぼくを見つけてくれた。魔法が存在すると知っている者たちだ」


「魔法はこの世界に存在すべきものではないと知っていて、そのために行動する意志のある者たちね」とタマラが付け加えますが、「魔法を取り除くなんて、できるわけない」とあざけるレジーナ。

グレッグは「やったことあるし、これからだってできる。魔法がやって来たのはストーリーブルックが初めてだと思ってるのか?」と強気。これまでも魔法は長いことこの世界にダメージを与えて来たし、グレッグたちのような人間が止めて来たのだと言う。

どーでもいいけどこのグレッグとタマラがウザくてしかたありません(´▽`;) 早く消えて~~~と思ってしまう てか、グレッグの過去はわかってるけど、タマラがどうして魔法をあそこまで毛嫌いするのか、背景がわからないので意味不明です(^_^;)


てか、本当に本編とは100%関係ないけど、ゆうべ『ウォーキング・デッド』シーズン6プレミアでこのグレッグ役のイーサン・エンブリーさんが出てきて、グレッグにしか見えなくて困りました(笑)。関連記事書いてます→『ワンス』シーズン2のグレッグが『ウォーキング・デッド』シーズン6に


さて、目薬をさしてレジーナの感じた痛みを感じたメアリー・マーガレットは詳細がよくわからないものの、「イワシのようなにおいがした」と言います。エマは携帯でその話を聞いて、缶詰工場だとピンときます。

電話したときちょうど缶詰工場の目の前にいたしね!
(ちなみにこれは看板は変えてあるものの、実際に缶詰工場だった歴史的な建物)

エマたちが工場内に入ってきたことを知り、あせるグレッグがさらにレジーナを痛めつけようとすると、とうとうレジーナは「あなたが逃げたあとすぐに殺して埋めた」と白状。

グレッグがもう少しでレジーナを殺そうとするところをデイビッドが止め、逃げるグレッグを深追いするのはやめてスノウと2人、レジーナを助けます。

出口をおさえるエマとニールでしたが、タマラがエマを殴り、ニールに銃を向けます。NYでコーヒーをこぼした出会いのときからずっとだましていたことを告白するタマラに「おれを愛したことはなかったんだな」とガックリするニール。


この直後、タマラを止めようとするニールを撃ち、とどめを刺そうとしたところでエマが復活して女同士の戦いに。

めっちゃ強い(^-^;エマにやられそうになったタマラは床に魔法の豆を投げ、そこにできたポータルにエマは落ちそうになります。ニールが助けようとして結局ふたりとも落ちそうになり、「ふたり分ささえることは無理だから手を放すんだ」とニール。


エマは「あなたが必要なの。愛してるの」と言って放さないので、「おれも愛してる」と答えてニールが手を放し、ポータルに落ちていってしまいます(;_;)

…やっぱりコソ泥になったり表面的には別人のようになっても、内側には愛する者を助けるためには犠牲をいとわない、やさしく強いベルファイアの心が残っているんですね。

***

修道院長(ブルーフェアリー)は杖を使ってレジーナの腕にはめられていた腕輪をはずし、これで彼女は回復すると言います。


そこに放心状態のエマが戻り、ニールがタマラに殺されてしまったと話します。

意識を取り戻したレジーナは「ストーリーブルックを破滅させるトリガーをグレッグたちが持って行った」ことをメアリーマーガレットたちに話します。

***

レジーナに聞いた場所を掘り返し、父親のものらしき骸骨を発見してショックを受けるグレッグ(ここはかわいそうだった…)。

そこにトリガーを持ったタマラがやってきます。「これがなんなのか、本部が知ってた。次の段階へ移ってほしいそうよ。ストーリーブルックを地図から消さなければ」というところで終わりです。



シーズン2・第22話(シーズンフィナーレ)その1に続く。

Posted on Monday, October 12, 2015

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