2015年4月9日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3・第13話その2〜のろいをかけたのは

Once Upon a Time S3E13.2
「Witch Hunt(NHKの邦題:消された1年)

2014年3月16日放送(アメリカ)

シーズン3・第13話その1〜レジーナvs.ゼリーナからの続きです。

以下、2014年5月10日にアメブロにアップした「Once upon a time・S3E13★ネタバレ感想★その2☆のろいをかけたのは誰?その3♪You feed the madness♪」の文章をほぼ当時のまま、若干修正・編集・追記のうえ、画像を差し替え/追加しています。


***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***

※わかりやすくするため話の順序を変えています



現在のストーリーブルック


ここ1年の記憶がなく、本当にストーリーブルックを去ったのかさえ定かでないスノウたちですが、「みんなホントに魔法の森へ帰ったんだ。自分は途中でみんなと別れたけど、最後に見たときは、みんなでレジーナの城に向かうところだった」とフックが証言(?)。

デイビッドは「のろいがかけられる前に魔法の森を去ったんだったら、どうしてエマを見つけてストーリーブルックへ来なきゃいけないってわかったんだ?」とフックに聞きます。

「いろんな世界を旅していたときに、かもめが手紙を運んできたんだ。そこに『エマを見つけてストーリーブルックに連れ戻せ』って指示が書かれてた。かもめの足にはメモリーポーションの小瓶が結びつけられてた」

「だれが送ったの?」と言うスノウに「きみが送ったんだと思った」とフック。「鳥にメッセージを託すって、たしかにきみらしいね」とデイビッド(笑)。

たしかに、白雪姫って鳥が好きですもんね。


シーズン1でもメアリーマーガレットと鳥という図がありました。


そこへ「またひとり消えた」と入ってきたグランピーたち。

記憶だけじゃなく、どんどん人が消え始め、ニールもそのひとりかもしれない・・・と知って焦るエマ。

「記憶を奪ったのが誰なのか探し当てて、みんなの記憶を取り戻さなきゃ」

***

場面は変わり、グラニーの店。


ココアをヘンリーに出すルビー、「シナモン入りが好きってどうしてわかったの?」と言われてちょっと焦ります(笑)。

そこへやってきたメアリーマーガレットとデイビッド。なにも覚えてないヘンリーにエマは「フェニックスで知り合った古い友人よ」と紹介します。

「でもフェニックスって・・・」と口ごもるヘンリーに「そう、同じ刑務所に入ってたの」とメアリーマーガレット(^▽^; 

「何をやったの」と聞かれて「Banditry(追いはぎ、山賊)」と悪びれもせずに答えるメアリーマーガレット(笑)。おとぎの世界でBanditryの罪で悪い女王(レジーナ)に指名手配されていたのは事実ですが…


そこにレジーナが現れ、ヘンリーを見て激しく動揺。エマはそんな彼女を店の廊下に連れ出します。

「新しい記憶と新しい生活をあげたのに、どうしてここに戻らなきゃいけないってわかったの?」と聞くレジーナに、エマはフックがメモリーポーションを持って現れたんだと話します。

「えらく都合のいい話ね。今回ののろいは私じゃないわよ。1年間の記憶を消す理由がないもの

そう言うレジーナに、エマは「消したい記憶だったのかもしれないし、こうすればあたしがヘンリーを連れ戻すと思ったんじゃないの?」と、100%信用したわけではない様子。

それに対するレジーナの返事がふるってます。


私のこと何も覚えてない状態で?ヘンリーを取り戻したかったら、自分をこんなつらい目にあわせると思う?はほかの人を傷つけるためにのろいをかけるのよ。自分を苦しめるためじゃないわ

ま、まあ、納得なんですけどね(^▽^;



一方、森の中では、盗んだ弓を使って猟をしようとするロビンフッドの仲間たち(「Merry Men」=「愉快な仲間たち」)。逃げるワイルドターキー(七面鳥)を追って町の境界線近くまで来た「リトル・ジョン」(実際は大男)を、フライングモンキーがさらってしまいます。

リトル・ジョンの捜索は男たちに任せ、エマはのろいをかけた者を見つけるために「みんなと話す」と言って立ち去ります。





町の集会所で「町の境界線に近づいた者がさらわれているようだ」と住民に説明するエマに、「悪い女王のしわざに違いない」と憤るグランピー。

レジーナは「私もあなたたち同様、何が起こってるのかさっぱりわからないのよ」と訴えますが、だれも信じようとしません。

「いいわよ、そんなに悪い女王になってほしいなら、お望み通りにするわ」と開き直ったレジーナは、魔法で地面を揺らがし、その場から消えます。


ざわめく群衆の中でひとり、ニヤリとほくそ笑む悪い魔女。
彼女もストーリーブルックに来ていました。記憶はありそうですけどね。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

集会でエマとレジーナが敵対して見せたのは、じつはお芝居でした。

ふたりが協力しているとは誰も思わないようにしておき、その間にエマの使ったポーションの残りをもとにもう1人分調合し、記憶を取り戻して「のろいをかけた張本人を割り出そう」という計画だったのです。


このときのエマとレジーナの会話が心なごみます。「みんなが疑う中、あなただけは私を信じてくれた。簡単なことじゃないってわかってるわ」と、ちょっと感激する?レジーナに、「簡単よ。あなたがウソをついているかどうか、いつもわかるの。今回は本当のこと言ってたもの」とエマ。ふたりの心が通い合った瞬間かも。

***

一方、グラニーのダイナーで育児本を読むメアリーマーガレットに声をかけ、
「助産師なの」と自己紹介する魔女(ゼリーナ)は、初めての子育てにナーバスになっているメアリーマーガレットに取り入ろうとしていました。人のいいメアリーマーガレットはすっかり信じ込んでおなかを触らせたりします。きゃーーー、メアリー大ピンチ!Σ(゚д゚;)



さて、リトルジョンの捜索を続けていた男たちが森の中で傷を負って倒れているリトルジョンを見つけて病院に運ぶと、ジョンはいきなりフライングモンキーに変身し、窓から飛んで行ってしまいます。

「ありゃいったいなんだったんだ」とあっけに取られるデイビッドに答えるDr.ウェイルの一言が笑えます。


Don't look at me, I'm a doctor, not a vet.
(私を見ないでくれ。私は医者であって、獣医じゃない)



結局メモリーポーションの調合に失敗してイライラするレジーナですが、エマは「ポーションがもうすぐ完成すると吹聴して、のろいをかけたヤツをおびき出そう」と提案します。

このウソを真に受けてくれたグランピーはグラニーの店でさっそく大声で話してくれ、それを耳にしたゼリーナはこっそり店から出て行きます。

***

レジーナのオフィスの外で張り込みするエマとレジーナは、ヘンリーの話をしながら待ちます。「あたしの友だちだって言って会えばいいじゃない」「そんなのつらすぎるわ」なんて会話を交わしていると、レジーナのオフィスに人影が!

血の魔法で封印したから誰も出て行けないはず」と言うレジーナとエマがオフィスに入ると、荒らされた形跡が。そこにいた人影はミドリ色のケムリを残して消えてしまいます。
だれも出て行けないはずなのに、と、2人とも目をパチクリ。

***

犯人を捕まえそこねたふたりはアパートに戻り、結局ただの友人のふりをしてヘンリーにレジーナを紹介します。

そこへデイビッドとフックが戻ってきて、ヘンリーの耳に入れないため廊下で会合。



ジョンがフライングモンキーに変身したことを知ったレジーナは、「私たちがワナにかけた人はミドリ色のケムリを残して消えた。そのうえフライングモンキーが出てくるなんて。だれが私たちにのろいをかけたのか、これではっきりしたわね」と結論を出します。

「西の悪い魔女?マジで?彼女も現実にいるわけ?」と目を白黒させるエマに「白雪姫とチャーミング王子の娘が言うか」と突っ込むフック。エマは「なんで西の魔女がストーリーブルックに来たいわけ?カンザスでもないのに」って…この会話、笑える(笑)。



その頃ゼリーナは、庭にある核シェルターみたいな場所に食べ物を運んでいました。


『オズの魔法使い』にもこんなの↑ありましたよね、竜巻を避けるため隠れる場所。


運んだ先は・・おりに閉じ込めたランプル!


「おれをここに連れてくるべきじゃなかった」と噛み付くランプル。
(Mr.ゴールドの顔なのに、なぜか話し方や声がダークワン)


ゼリーナが去ると、なんかおかしくなっちゃったような調子でくり返し歌うランプル・・・


♪You feed the madness and it feeds on you, you feed the madness...(これ、吹き替えでどんな感じになったのかなあ)

歌いながら不気味に笑った顔文字かと思うとガツガツ食事をするランプルの姿で終わりです。

シーズン3第14話その1に続く

Posted on Thursday, January 21, 2016





ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3もくじ


ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5もくじ

2 件のコメント:

  1. 昨日(日本時間)観たばかりで、まだ頭がマッドです(笑)
    吹替えは「イカレたご飯でイカレてく~♪」と繰り返してました…あああおいたわしい!(でもこっそり「何て監禁されるのが似合うんだ…私も飼いたい!」とか思ったのは内緒です)←日本のランプルFanはS気あるのでしょうか?皆同じ事考えてたりします。恐ろしい。

    あ、あとエマとレジーナの共闘がとても素敵でした。
    にっこり見詰め合う姿が、二人とも今までで一番綺麗に見えた。母同士の共感ぽくて。swanqueen派に納得です。カップルじゃなくて友情って美しいな、と言う意味で。
    ゼリーナは現代のバージョンが凛々しくて好きです。魔女スタイルだとえげつなく見えるのは何故かしら…緑じゃなくても。
    吹替えがアンジェリーナ・ジョリーの人なんです。レジーナの深見さんも「マレフィセント」でなさってたから、姉妹でアンジョリなんですね!ちょっと笑える共通点です。

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    1. おお、エデさん、さっそく日本語吹き替え情報ありがとうございます!
      イカれたご飯でイカれてく…。
      う、うまいっっっ!!!
      翻訳担当の方が苦労されたのではと思うフレーズですが、キレイにまとまってますね〜。

      か、飼いたいってΣ(゚∇゚*)!!

      そんなこと思いつきもしなかったです(苦笑)

      ゼリーナの魔女スタイルは少々気持ち悪いですが、現代バージョンは美しさが際立ちますよね。悪いヤツには変わりないけど。

      ゼリーナの吹き替えも聞いてみたいです。彼女の話し方、実はとても好きなのです(*´▽`*)

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