Once Upon a Time S2E3
「Lady of the Lake(NHKの邦題:湖の淑女)」
2012年10月14日放送(アメリカ)
2013年10月にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E3 ☆ネタバレ感想☆)に加筆・修正しています。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
※シーズン3、5のネタバレになることも含まれます
このエピソードではランスロット(『アーサー王物語』の円卓の騎士のひとり)が登場。
シーズン2ではちょっぴりしか出番のなかったランスロット、シーズン5で再び登場するらしく、楽しみです^^
お話があちこち行ったり来たり、ややこしいので3つのパートに分けて書きます。
1)現在の魔法の森での出来事
2)過去の魔法の森(のろいがかかる以前)の出来事
3)ストーリーブルックでの出来事
現在の魔法の森
メアリーマーガレットが意識を失っているあいだ、コーラの怖さを知らないエマはふつうに会話しますが、目を覚ましたメアリーマーガレットに牽制されたところで牢屋を出され、ランスロットのもとに引き出されます。
実はこのランスロット、コーラが化けてたんですから、当然です。
元の世界に戻るポータルを探す旅に出るエマとメアリーマーガレットに、ランスロット(に化けたコーラ)がムーランをお供につけますが、オーロラ姫もあとをつけてきていたため、結局4人での旅になります。
エマにジャケットに対するオーロラのセリフ「どういうコルセットなの、これ」がウケる(笑) |
向かうはエマの赤ちゃん部屋だったところ。エマをストーリーブルックに送り込んだ魔法のワードローブが使えるんじゃないか、というメアリーマーガレットの案です。
ここにまた来ることができるとは思っていなかった、と感慨にふけるメアリーマーガレットと、「ヘンリーの絵本に出て来たのと同じだわ」と感心するエマ。
そんなのんきなこと言ってる間に、コーラの化けたランスロット登場、正体を表します。ランスロットはとっくの昔に殺してしまったそう(;_;) (てことはシーズン5のランスロットは過去のフラッシュバックに登場ってこと?)
エマはコーラをヘンリーのところへ行かせないためにワードローブに火をつけ、ムーランとオーロラが戻ってくるのを見てコーラは姿を消します。
エマが「うちへ帰る道を燃やしてゴメン」と謝ると、メアリーマーガレットは「大丈夫よ、ヘンリーを最優先したのよね」。
ここでようやく、エマは自分を犠牲にしてエマを助けた母親の気持ちを理解し、母娘は抱き合います。
<ここから色を変えた部分はシーズン3のネタバレを含みます>
シーズン3が始まって、シーズン3のエピソード2を見た今、「あれっ?」と思ってしまいました。このシーズン2の時点でエマは自分を手放した親の気持ちが理解できて、メアリーマーガレットを受け入れてるんじゃないの??シーズン3では、なんかまだ完全に許し切れていない、みたいな話になってませんかね?
さて、燃やしてしまったワードローブですが、エマたちが去った後、コーラが戻って来て燃えかすを集めニヤリ。燃やしてもあんまり意味はなかった?(^-^;
過去の魔法の森
ジョージ王との戦いの最中、ランスロットに捕まえられ、王のもとへ引き出されるスノウ。王は王子への復讐として、「妊娠できなくなる」ポーションを飲ませてスノウを不妊の体にしてしまいます。
なんつー冷血なヤツなんだ!!!
でもそのおかげで王のひどさに気付いたランスロットがスノウの味方になり、王の手下がチャーミングの母親ルースを殺しに行くところだと知らせます。
急いで助けに駆けつけるふたりですが、間に合わず・・ルースは毒矢を胸に受けてしまいます。
母親を助けるため、チャーミングがかつてアビゲイルの王子のため出向いたノストス湖に行くことにします。
道中、瀕死のルースは赤ちゃんの性別がわかるペンダントでスノウの将来の子どもの性別を占おうとして、王にかけられた呪いの話を聞きます。
「大丈夫、ノストス湖の水であなたもいやされるわ」と励ますお母さん。
ようやくノストス湖に着くも、以前チャーミングが湖を守るセイレンを殺したため、ほぼ完全にひからびてしまっていました。
チャーミングとランスロットが少しでも水が残っていないか探しているあいだ、ルースはスノウに「あなたが飲みなさい。親は子どもを最優先するものなのよ」と言います。(この「Put ●● first(●●を最優先する)」という表現が、エマとメアリーマーガレットの間でも使われています)
ちょっぴりだけ残っていた水滴は、けっきょくルースが飲んじゃいました。
「信じるのよ、ほかに方法があるわ」とルース。スノウ、ちょっぴり複雑な表情? |
「えっ?さっきのセリフはなんだったの?」と一瞬思いますが、湖の水を飲んだはずなのにむなしく弱っていくお母さん。「ここには魔法はもうないのよ。死ぬ前にあなたたちが夫婦になるのを見届けたい」と苦しい息の下で言います。
そこでランスロットに司式をしてもらってチャーミングとスノウは結婚の誓いをします。そのときランスロットが飲ませた水が、実はさっきのノストス湖の水だったんですね。
↑わかりにくいけどスノウが水を飲んでます |
あまりにスノウが幸せそうでかわいいので、結婚式の写真3連発(笑)↓
そんなわけで、ルースは亡くなってしまいましたが、スノウはぶじ、エマを妊娠することができるんですね。まだ生まれてもいない赤ちゃん(孫)を「生んでほしい」という思いのほうが自分が助かることより強いだなんて、すごいなー。
シーズン1の第1話で、スノウは出産前から「赤ちゃんは女の子」だと知っていて、名前まで決めていたのがヘンだなと思ってましたが、ルースからもらった「赤ちゃんの性別がわかるペンダント」のおかげだったんですね。
ペンダントを渡そうとするチャーミングに不妊ののろいの件を打ち明けようとするとペンダントが左右に揺れて、スノウはのろいが解けたことを知ります |
ルースが飲んだフリをした湖の水をランスロットが結婚式の杯に入れていたことにスノウは気づき、チャーミングには子どもの性別を「サプライズよ」と言っていたのにランスロットには「女の子よ」と教えます。
ストーリーブルック
ヘンリーはエマとメアリーマーガレットの救出作戦を「オペレーション・スコーピオン(サソリ計画)」と名付け、ジェファーソンを探しに行く気満々ですが、「もう見つけた。彼は助けてくれない」と言うデイビッドにガッカリ。
エマたちの救出には魔法の助けを借りることが必須であり、魔法には必ず犠牲が伴うのを知っているデイビッドは、ヘンリーを巻き込みたくないのです。
しかし、ひとりでジェファーソンを見つけて話しかけるヘンリー。
完全に独り言ですが↑この場所↑にセバスチャン・スタンが来てたなんて(;_;) 撮影してるところ見たかったな〜〜〜 |
結局は「助けられない」と断られてしまいますが、「レジーナはvault(心臓がたくさんしまってあるところ)をストーリーブルックに持って来ている」という貴重な情報をゲット。昼食をいっしょにしようとレジーナを誘い出し、レジーナのいないすきにカギを盗んで出かけます。
ところが、vaultにやって来ると、そこにはデイビッドが待ち受けていました。ようやくデイビッドも、エマたちの救出にヘンリーにも協力してもらわねばならないと理解したようです。
一方、ヘンリーに「どうして捨てられたのか知らないでいることがいちばん辛い」とさとされ、娘に会いに行く決心がついたらしいジェファーソン、娘との感動の再会を果たします。
ウルウル(;_;) |
シーズン2・第4話へ続く。
Posted on Wed. September 2, 2015
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