Once Upon a Time S2E2
「We Are Both(NHKの邦題:町の境界線)」
2012年10月7日放送(アメリカ)
アメブロ記事(Once upon a time・S2E2 ☆ネタバレ感想☆)に加筆・修正・編集してアップ。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えている部分があります
第2話は、7人の小人がストーリーブルックの町境に立ち、そこを越えたらどうなるか実験した結果、Sneezyが町境の向こう側へ行くとおとぎの世界の記憶をなくしてしまうシーンで始まります。
一方、のろいが解けて記憶が戻ったのとwraithの攻撃がほぼ同時に起こったストーリーブルックでは、人々が混乱におちいっていました。
オーガスト(ピノキオ)は木の人形になったまま。ジェペットは息子探しのポスターを張り出し、ルビーやブルーフェアリーは混乱する人々を助けるボランティアに励んでいました。
レジーナはいつのまにか自分の家に戻っていて(あれ?牢屋にいなくてもいいの?)「エマたちのあとを追う方法があるはずだ」と言いに来たデイビッドに、「今はないけど、魔法を取り戻したらヘンリーを手に入れる」と挑戦的なレジーナ。
「息子を得るために魔法を使わねばならないなら、本当の意味で手に入れたことにはならない」と言い捨てて、デイビッドは去ります。
そう言われても目が覚めないレジーナは魔法を取り戻そうと、Mr.ゴールドの店でおまじないの本を探します。
そこに入って来たランプルに「出て行きなさい。たのむよ(プリーズ)」と言われますが、もうランプルの「プリーズ」には力がありません。のろいが解けたので例の約束(シーズン1・第2話)も効力を失ったということなんでしょう。
「魔法の森がまだ存在するという秘密をバラしてほしくないでしょ」とおどされてランプルはレジーナの探していた本を差し出し、「この本には気をつけなさい」と注意を促します。
それに対するレジーナの答えが「I don't care if they turn me green(緑色になってもかまわないわ)」。これはやはり「オズの魔法使い」の緑色の魔女があとになって出てくることへの伏線なんでしょうかね。
過去の魔法の森
ここでレジーナが結婚前に逃げようとしてコーラに魔法で連れ戻される場面になります。まさに母親と同じことをしようとしてることに気がついていないんですねぇ。
母親がどうやって今のようになったのか、涙ながらに父親に聞くと、「私と知り合う前にコーラが出会った男のせいだ。その男が彼女に呪文の本を渡し、今の彼女を作った」と答えます。
それを聞いたレジーナは母親の枕元から呪文本をこっそり抜き取り、ランプルを呼び出そうとしますが、名前をろくに言わないうちにランプル登場。赤ちゃんのときのレジーナに会っていると言うランプルは、レジーナに再会することを知っていたみたい。
レジーナは「ランプルにとっては役立たずな、とある世界へのポータル」だと言う魔法の鏡を与えられ、これにコーラを押し込めてしまえばレジーナのもとから消える、とそそのかされます。
この時点では「だれも傷つけたくない。魔法を使ったら母親と同じになってしまうから使いたくない」と、善良さの残っているレジーナ、この鏡を使うことができるのか…。
ストーリーブルック
ヘンリーからwraithを別世界に送り込むとき破れてしまった帽子が「マッドハッターの帽子」だと聞いたデイビッドは、さっそくマッドハッターを見つけるためMr.ゴールドの店へ。
ランプルはたくさんの地図をかばんに入れて旅支度をしているところでした。
ニューヨークやマサチューセッツ(ボストンのある州)の地図がたくさん。 |
デイビッドはお互いのことに関知しないという条件と引き換えに、「探している人の持ち物にふりかければいい」というポーションを受け取ります。
このとき、「境界線を越えるとおとぎの世界の記憶を失ってしまう」ことを聞いたMr.ゴールド、ストーリーブルックの外へ出られると思い込んでいたので大ショックを受け、店の物に八つ当たり。
遠い昔に失った息子を探しに行こうとしていたのに・・切ない。
デイビッドはランプルにもらったポーションを使ってマッドハッター=ジェファーソン(アメブロでは「エピソード17で帽子を残して消えたはずだったジェファーソンがこのエピソードで戻ってきて」と書いてましたが、実際は21話・22話にも出ていました)を探し出し、「エマたちが行った世界に連れて行ってほしい」と頼み込みます。
破れた帽子を前に「魔法の森は存在するけど、あそこへは行けない。きみがポータルを壊してくれたからね」と答えるジェファーソンに「牢屋に放り込むぞ」とすごむデイビッドですが、「それでも方法はない」と、やけっぱち気味のジェファーソンはいきなり走りだし、逃げてしまいます。
レジーナがまじない本を使って魔法を完全に取り戻し、町の人たちをおどすのを見てヘンリーはレジーナの元へ戻ります。
しかしヘンリーに「I don't want to be you. あなたのようにはなりたくない」とはっきり言われてしまうレジーナ(´▽`;)(そりゃそうだ)。
力づくで自分のものにしても、心まで自分の思う通りに変えられないってことですね。
過去の魔法の森
ヘンリーに言われたのと全く同じセリフ「I don't want to be you. あなたのようにはなりたくない」を、過去にはレジーナがコーラに言い、ランプルにもらった鏡の中へ押し込めてしまいます。
これが初めて使った魔法ですね。
レジーナは呪文の本をランプルに返すとき「魔法を使ってどんな気持ちだった?」と聞かれて「すごく気持ちよかったから、もう使いたくない」と言いますが、「自分に教えさせてくれれば、魔法を使ってもっといろんなことができるのに」とそそのかされ、その気になってしまいます。
レジーナに魔法を教えるのもランプルの計画のうちだったんですね。「あなたに何の得があるの」と聞かれて「そのうち、きみはわたしのために何かするんだよ」とニヤリ。
あら、このときのランプルはわりとふつうなメイクですね〜 |
てか、つまりはこのストーリーブルックができたこと自体、すべてMr.ゴールドの思惑だったってことですよね。息子を見つけたいばかりに、えらい壮大な計画だな~。
ここでレジーナが「もう使いたくない」と言ったことを実行していれば、この物語はずいぶん違ったものになったんでしょうね。
「母親のようにはなりたくない」と言っていたレジーナ、魔法を使い出したせいなのか、完全に母親と同じになってますからね。
ストーリーブルック
レジーナの魔法が戻ったのを見たせいか、さらにパニックにおちいる人々は競ってストーリーブルックを出ようとしますが、デイビッドはトラックの上からスピーチをして説得します。
「ここを出たら昔の自分を忘れてしまう。過去のぼくもストーリーブルックのぼくも、両方ぼくなんだ。きみたちも同じだ(エピソードタイトルの「We Are Both」というのはここから来てますね)。ここに残って仕事に戻ろう。ぼくがきみたちを守る。ぼくが生きている限り、ぼくらが一致団結する限り、レジーナがぼくらに危害を加えることはできない」
これを聞いた人々は次々と町に戻って行くのでした。
レジーナもやっと「魔法でどうにかしても意味がない」と気づき、ヘンリーを引き取りに来たデイビッドにすなおに返します。
このときレジーナがヘンリーに話しかける様子を見ていると、ほんとに息子のことを愛してるんだな~と伝わって来て、「I want to redeem myself.」という言葉が本当であったらいいのに、と思わせます。
デイビッドに「魔法の森はまだ存在するのか」と聞かれて「存在するけど、戻る方法はまったくわからない」と正直に答えるレジーナ。
やはりやり直したいという気持ちにうそはないってことかな?…と思いきや、次のシーンでおまじないの本を燃やそうとして思い直し、金庫にしまってました(´▽`;)あれれ…
一方、ヘンリーからピノキオ(オーガスト)の居場所を聞いたのか、ジェペットがグラニーの宿へ行ってみると、部屋はからっぽでした。
しかし、そこにピノキオの帽子を見つけます。
冒頭、完全に木になってたのに、どこ行っちゃったのかな? |
*10/9/2015追記:ピノキオ=オーガストの行方は18話で明らかに。
現在のおとぎの世界
スノウとオーロラ姫はもともと面識がなかったんでしょうか。お互い知ってるふうではなく、エマとメアリーマーガレットは牢屋に入れられてしまいます。
前から牢屋に入れられていたらしいコーラが自己紹介をするところで終わり(ぞぞっ)。
シーズン2・第3話に続く。
Posted on September 1, 2015
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
エマがコーラの名前聞いたとき、微妙な表情だったので、ペプシかコカ、どちら波かな?と
返信削除余計な事を考えましたww
ぶはっ!!!(≧∇≦)
削除思わず吹いてしまいました(笑)。
ちなみに英語で言うと、レジーナの母親は「Cora」、ペプシは「Cola」で、全く違う発音なのと、こちらでは「コーラ」はあまり耳にしない(だいたい「コーク(=コカコーラ)」か「ペプシ」と言う)ので、全然考えつかなかったです(笑)。ヘンな名前だなあと(私は)思いましたが。どっちか言うと「コブラ(Cobra)」を思い出してしまって。