ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2・第4話〜フックと「ワニ」

Once Upon a Time S2E4

「The Crocodile（NHKの邦題：ワニと呼ばれた男）」

2012年10月21日放送（アメリカ）

タイトル絵はジョリー・ロジャー号

シーズン2・第3話〜ランスロット登場からの続きです。

タイトルのとおり、フックが初登場するエピソード。

2013年10月9日にアップしたアメブロ記事（Once upon a time・S2E4 ☆ネタバレ感想☆フック登場）に加筆・修正のうえ、画像を加えています。（いつもコメントして下さるエデさんの初めましてコメントが本エピソードでした！）


＊＊＊以下、ネタばれ全開のあらすじと感想＊＊＊

※わかりやすくするため話の順序を変えています


このエピソードでは、こちら北米では大人気らしいフックが登場。すっかり忘れてたけど、彼、最初から「フック」じゃなかったのね。そもそもネバーランドじゃなくて、魔法の森にいるわけですから。

どうでもいい情報ですが、フック（このエピソードではまだ「キリアン・ジョーンズ」）役の俳優さんはアイルランド人。クセのある英語で何言ってるのかよくわかりません(´▽｀;)

では、前エピソードに引き続き、それぞれの世界／時代に分けて書きます。

今回は、時間枠がさらにややこしくなり、過去の魔法の森のできごともランプルがダークワンになる前で弱々しかった時代と、ダークワンになった後（おそらくすでにベイを失ったあと）の時代とに分かれていて、さらにほかの時代／場所でのできごとも混じって行ったり来たりします(´▽｀;)

過去の魔法の森 - その1（ランプルがダークワンになる前）

ランプルの奥さん、ミラが酒場で男たち（のちのフックであるキリアンも含む）といっしょに飲んでいて、ランプルを臆病もの呼ばわりするシーンは悲しいです・・

フックもミラも初登場シーンは超ヤな感じ(-_-;

その後、ランプルはミラを取り返しにキリアンの船に乗り込みますが、決闘を迫られても怖くてできず、また臆病もの呼ばわりされます。

この弱々しい人がMr.ゴールド＝ダークワンになるとは思えません(＾-＾; 

二重人格ならぬ、三重人格？！

ただ、ダークワンになった後のランプル（＝Mr.ゴールド）からは、臆病な性格はともかく、この弱々しい時代の話し方はすっかり消えてしまいましたね。

過去の魔法の森 - その2（ダークワンになった後）

　
酒場で赤い帽子の男にアプローチされるランプル。男は別世界に行ける「マジックビーン」のありかを教えるから永遠の命をくれ、と取り引きを持ちかけます。永遠の命はダークワンだけのものだから、代わりに子どもに戻してやることに。

別世界に行きたがっているということは、すでにベイとはぐれたあとなんでしょうね。

ちなみにこの赤い帽子の男、「ウィリアム・スミー」と名乗りますが、おとぎ話に登場する人だとは思ってませんでした。彼についての詳細はアメブロ記事に書いています。


シーンは変わり、酒場でキリアンにクロコダイル（＝ワニ）呼ばわりされるランプル。そう、彼のキャラはピーターパンのお話のワニにもあたるんですね。

これはシーズン３が始まる前に放送された、クリエーターたちが語りながら今までのお話のまとめを見せてくれるエピソードで明かされていて「あっ！」と納得したことですが、ランプルだけがいろんなお話のキャラになっているんです。

『美女と野獣』の「野獣」、『ピーターパン』のワニなど。


その後、「ミラは死んだ」と言われてキリアンを殺そうとするところに、死んだはずのミラが現れ、「マジックビーンをあげるからキリアンを助けて」と取り引きします。

どうやらスミーから取り上げたらしい。

ミラとのシーンで衝撃だったのは、ランプルに「I never loved you」と言っちゃうところ。

ランプルに「どうして息子を見捨てるなんてことができたんだ」と責め立てられ、「みじめなあまり、判断を誤ったの。だって、あなたを愛してなかったから」と答えるという流れだったんですが。

愛してないなら、なんで結婚したの？！と思いますよね(´▽｀;)　愛してると思い込んでたけど違った、ってことでしょうか。

I never loved you と言われたときのランプルは↑こんなに切ない表情なのに、次の瞬間、ミラの心臓を取り出して殺してしまいます。

その後、マジックビーンを握りしめた（と思っていた）キリアンジョーンズの手を切り落として持ち帰り、自宅でその手（グロ）をひらきますが、そこには豆はありませんでした。

キリアンはこのマジックビーンで「永久に年を取らない世界、ネバーランド」へ行こうとしていました。Mr.スミーはこのときキリアンに雇われます。

ストーリーブルック

デイビッドや小人たちはフェアリーダストを見つけようと坑道を掘り起こす作業をしていましたが、砂ぼこりが耐えられないデイビッドは「エマが戻るまで保安官代理をする」と言って立ち去ります。


一方、Mr.ゴールドはベルにネックレスをプレゼントし、幸せそうなふたり。

…かと思ったら、そのあと店にやってきたグランピーを殺そうとしてダークワンなランプルに変身してしまうのも含め、ベルの夢でした（！）。目が覚めたベルは、地下室でMr.ゴールドがなにやら魔法のポーションを作っているのを目撃。

あれはなんだったのか、Mr.ゴールドを問いつめてもかわされてしまうのに失望し、ベルは出て行ってしまいます。

グラニーの店でアイスティーを3杯もお代わりしているところで、ルビーにグラニーの宿を紹介され、さらに「図書館はどう？ずっと閉まってるけど、いろいろ変わってきてるから、仕事あるかも」と提案されるベル。

あれ、ルビーっていつのまに見た目フツウに？シーズン2からかな？

さっそく図書館を見に行くと、赤い帽子の男（スミー）にさらわれてしまいます。

実はベルを誘拐するようにスミーに依頼したのは彼女のお父さん（ストーリーブルックでは花屋さん）でした。

ベルを町境に送り込み、記憶を失わせようというわけです。

　
Mr.ゴールドはデイビッドにベルの捜索を依頼。ベルの居場所を探すふたりを、「匂いであとをつけられるかも」とルビーが手助けするのがおもしろい。

花屋の前でベルの匂いが消え、中に入ってベルの父親から計画を聞き出し、間一髪のところで阻止することに成功します。

ベルはMr.ゴールドに助けられたわけですが、「あなたは私に正直になろうとしない臆病者ね。二度と会いたくない」と言って出て行きます。

しかしのちに図書館のカギをもらって行ってみると、そこにはMr.ゴールドがいました。

「きみの言う通り、自分はずっと臆病ものだった」

と認めるMr.ゴールドはすべて告白。デイビッドに「ウソつかなきゃいい、というわけじゃなく、素直に思っていることを話すのが大切だ」というアドバイスが効いたのかな？

力を集めてごまかそうとしたけど、力そのものに固執してしまったためにだいじな息子を失ってしまったこと、息子がいる世界（人間世界）に行くためのろいを作ったこと、そのあとはのろいが破られ町を出て行ける日を待つだけだったこと。

ここでベルに、のろいが解かれてしたことは息子を捜しに行くことではなく、魔法を取り戻すことだったじゃない、と突っ込まれてしまいます。

「今も臆病ものだからさ。魔法は、それなしでは歩くことのできない杖になってしまった。だが、ここを出て行くことはできなくなった今、この新しいのろいを解かなければいけない。きみが地下室でわたしを見かけたとき、そのために魔法を使っていたんだよ」

「きみがすべてを知らない状態のままで、またきみを失うことはしたくなかった。さようなら、ベル」

そう言って去ろうとするMr.ゴールドに、ベルは「ハンバーガー、食べたことないの。今度いっしょに食べに行かない？」と誘います。「二度と会いたくない」というセリフは撤回ですね(*＾-＾*)

ベルを取り返してMr.ゴールドもいい人になったのかと思えば、Mr.スミーを捕まえて「フックはどこに行った」と問いつめる様子はただごとではありません。「ストーリーブルックで見かけたことは一度もないんです」と必死に訴えるスミー。

現在の魔法の森

ラストシーンは現在の魔法の森で、干上がった湖にたたずむコーラとフック。そう、フックは魔法の森にいたんですね。

ストーリーブルックへ行ってコーラは娘を取り返し、フックは「クロコダイルの皮をはいでやる」つもりのよう。

あれ？第3話のラストで出て来たスペンサー検事（ジョージ王）はどうなったんでしょね？(＾-＾;

シーズン2・第5話その1に続く。

Posted on Thu. September 3, 2015

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