Once Upon a Time S1E20.2
「The Stranger(NHKの邦題:見知らぬ男の正体)」
2012年4月29日放送(アメリカ)
シーズン1・第20話の感想記事の補足(あらすじ)です。
オーガストの正体と、ストーリーブルックにやってきた背景がわかります。
※わかりやすくするためお話の順番を変えています
*以下、ネタバレあらすじ*
魔法の森
20話の感想記事にも書いたように、ピノキオはブルーフェアリーに人間にしてもらいます。
このときブルーフェアリーに言われる「Be brave, truthful, and unselfish.(勇敢で、うそをつかず、自己中心ではない子でいなさい)」というセリフがシーズン2の18話のタイトルにもなっています。
「そうすればいつまでも人間の男の子でいられるわ」と言って消えるフェアリー。
のちにジェペットは魔法のワードローブ制作を依頼され、子を想うあまり、スノウの代わりにピノキオをワードローブに入れてしまいます。
<シーズン4まで観た時点でこのエピソードを見返してわいた疑問>
「救い主(エマ)がわたしたちの失ったものすべてを回復させてくれると信じましょう」ってブルーフェアリーは言うんですが、実際、エマっておとぎの世界にまで影響を及ぼしたんだっけ?現代のストーリーブルック
デイビッドに迫るレジーナ
デイビッドの職場の前でレジーナは車が動かず立ち往生。ちょうど仕事を終えたデイビッドに家まで送って行ってもらったレジーナはデイビッドを夕食に誘います。
デイビッドはいったんは断るものの、ヘンリーの「夕食はいらない」という置き手紙を読んで意気消沈するレジーナを見捨てておけないのでしょう、やはり残ることに。
しかし、「ヘンリーの手紙」というのは実は白紙でした。レジーナがデイビッドをたらし込もうとする策略だったのですね。あっさり引っかかっちゃうデイビッド、お人好しすぎ(´▽`;)
夕食後、どうやって(身元不明の)自分を見つけたのか、話を聞くデイビッドは「まるで宇宙がきみにぼくを見つけてほしかったみたいだね」と、なんともロマンチックな言葉を吐いてしまい、レジーナはチャンスとばかりにキスしそうに!!!
ギャーーー |
すんでのところでデイビッドはレジーナをかわし、「ごめん、気を持たせてしまったとしたら」とあやまって去って行きます。ふう…(´▽`;)
オーガストの正体
加えられていたのはピノキオの話でした。
一方、Mr.ゴールドに「エマのことで話したい」と電話し、したくするオーガストはうめき始め、ズボンをめくると足が木になっていました!
オーガストがMr.ゴールドの店に着くと、そこにはマルコ(ジェペット)が!過去を覚えているオーガストは驚きの色をかくせません。
なぜかオーガストの正体(=ピノキオ)を知っているMr.ゴールド、「お父さんにあいさつしないのか」とからかいます。
「エマがヘンリーの親権のことで相談に来たら、自分のところに来るように仕向けてほしい。自分ならエマに信じさせることができる。信じてくれ」と言うオーガストに「きみが何者か知っているわたしとしては、きみを信用するのは難しい」と笑いながらも、Mr.ゴールドは引き受けます。
約束どおりMr.ゴールドがエマの依頼を断ると、エマはオーガストに助けを求めます。
オーガストはバイクにエマを乗せ、「ぼくのストーリーを話すために」と、ストーリーブルックを出ます。
この二人は出入り自由なのよね。 |
オーガストがエマを連れて行ったのは、赤ちゃんのエマが見つかったときに連れてこられたダイナー。オーガストは「これはぼくのストーリーでもあり、きみのストーリーでもある。きみを見つけた7才の男の子というのはぼくだったんだ」と衝撃の告白をします。
ビックリしすぎて言葉が出ないエマ |
28年前の人間世界
ワードローブを通って人間世界にやってきたピノキオは、木にできた大きなうろから外に出ますが、ジェット機に驚いてうろに戻ろうとしてはじかれ、気を失ってしまいます。
気づいたときに木のうろにいたのがエマでした。
その後、施設に預けられた赤ちゃんエマとピノキオでしたが、年長の子どもに「ここを出よう」と誘われたピノキオは、「赤ちゃんは連れて行けない」と言われてしかたなくエマを置いて行きます。
これが二人の別れでした。 |
現代のストーリーブルック再び
森の中でエマを見つけたんだと言うオーガストが信じられないエマ。新聞記事によればハイウェイのわきで見つかったはずだったからです。それは当時7才だったオーガストがうそをついたからでした。
「きみを見つけたとき、エマと刺繍された毛布にくるまってたよ。それは記事に載ってなかっただろ?」とオーガストが言うと、エマは聞きます。「じゃあ、なんで見つけた場所のことウソついたの?」
オーガストは「のろいから守るためだよ。ヘンリーの本を読んだだろ?あれは全部ほんとうのことなんだ。ぼくはピノキオだ」と答えますが、エマは「そりゃそうよね。ウソつきだもん」と、全く信じる気ナシ。
ヘンリーの本にピノキオの話を付け足したのはオーガストだったことは見破りますが、「きみに信じてもらうために」と言うオーガストに「信じない」とピシャリ。
エマを追いかけるオーガストは、足が木に変わっていっているせいで倒れてしまいます。
「きみがストーリーブルックに滞在することを決めた瞬間、ぼくはタイのプーケットにいたんだ」とオーガスト。「なんでそんなことがわかったの?」といぶかしがるエマに対する答えがますます信じられないものでした。
「その日の朝8時15分に、突然足に痛みが走って目が覚めたからだよ。ストーリーブルックの夜8時15分だけどね。そのときストーリーブルックの時間がまた動き始めたんだ。ぼくはきみのそばにいなきゃいけなかったのに、そうしなかった。地球の反対側にいたから、それだけ離れてしまっていたことのリマインダーとして痛みを感じたのさ」
「これなら信じるかい?」と、ズボンのすそをまくり、木になってしまった足を見せますが、信じる気のないエマにはふつうに人間の足にしか見えません。
「きみは信じたくないんだな」と絶望するオーガストに、「あたしが信じることがどうしてそこまで重要なの」と意味がわからないエマ。
オーガストは「ぼくもストーリーブルックの人間も、みんながきみを必要としてるからだ」と叫びますが、「あたしがみんなを幸せにしなきゃいけないってわけ?そんな責任いらない!」とエマも涙ぐみながら叫びます。ヘンリーのことで手一杯なのです。
オーガストは「悪いが、だからと言って真実は変わらない。きみがぼくらの唯一の希望なんだ」と言い聞かせますが、エマは「じゃあ、みんな救いようがないわね」と言い捨てて去って行きます。
オーガストとマルコ
失望のオーガストはマルコが時計を直そうと奮闘しているところを通りかかり、おとぎの世界でジェペットが教えてくれた方法を教えます。
この二人の会話が切ない。通りがかりの男が成長した息子(ピノキオ)だとは夢にも思わないマルコが「お父さんはあんたみたいな息子を持って鼻が高いじゃろうね」なんて言ってるし。
「そんなことはないと思う。むかし父と約束をしたけど、それを守ろうとしたときにはもう遅すぎた」と悲しそうなオーガストにマルコの言葉がやさしい。
「でも約束を守ったんじゃないか。間違いに気がついて正そうとしたんじゃろう?それが大事なんじゃよ。わたしに息子がいたら、それだけで十分じゃ」
それを聞いてじ〜んと来た(ように見える)オーガストがふと目をやった場所には、くじらの木彫りが…。
忘れてしまった過去の記憶のかけらが心のどこかにあるんでしょうか。 |
オーガストはマルコの助手になることを申し出て、無給で雇ってもらいます。
ラスト、エマは夜中にヘンリーを呼び出し、「レジーナのところを出てあたしといっしょに住みたい?」と確認してから、「ストーリーブルックを出るわよ」とシートベルトを締めて出発します。
マジか!いきなり夜逃げ?! |
ここで20話は終わり。
シーズン1・第21話に続く。
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
posted on Mon. August 3, 2015
(便宜上4月の日時で投稿)
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