Once Upon a Time S2E10
「The Cricket Game(NHKの邦題:コオロギは鳴く)」
2013年1月6日放送(アメリカ)
ポンゴ! |
以下、2013年10月23日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E10 ☆ネタバレ感想☆人は変われるか?)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。
***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***
※わかりやすくするため話の順序を変えています
このエピソード全体を通して、「人は変われるのか」という問いかけがされている気がします。
現在のストーリーブルックでヘンリーのために変わろうと葛藤するレジーナと、過去の魔法の森でチャーミングとスノウに捕らえられ処刑されようとしていてもなお変わろうとしないレジーナが対照的。
現在のストーリーブルック
そう、28年前、「魔法のない世界(=ストーリーブルック)にのろいが解けたあと行けば復讐できる」と言ってフックを仲間に引き入れたわけですが、結局魔法が使えるようになってるんじゃ、フックひとりでランプルを倒すことはできないってことです。
親切な申し出をしてきた町の人を魚に変え、フックの船を見えないように魔法をかけるコーラ。フックが魚を海に蹴り入れるしぐさ、ひどいけどちょっと滑稽で笑ってしまいました(笑)。
「ストーリーブルックとやらを見てみましょう」と出かけるふたり。
ここ↑に白鳥が写ってますね。撮影のために持って来たのかな?
というのも、この近辺の河川にふだんもいるんですよ、数羽の白鳥が。撮影のために持って来たものなのか、もとからいる白鳥がたまたまここに映り込んだだけなのか(それとも撮影隊の持って来た白鳥が居着いちゃったのか?)、どうでもいいことだけど気になりました(笑)。
***
昼間っからベッドでいちゃいちゃするスノウとデイビッド、買い物から戻ったヘンリーに「まだベッドにいたの?」と突っ込まれて大あわて。
「疲れちゃって、休んでたの」とスノウ、「彼女が休むのを手伝わなきゃいけなかったんだ」とデイビッド、ふたりとも苦しい言い訳をします(笑)。
キャー、ワンスって夜8時の番組ですけど〜!(スノウは服着てますが) |
自分の両親がベッドにいるのを見てしまったエマもかなり複雑な表情ですが、息子の手前、ごまかさなきゃいけないのが苦しい。「今度はメールするとかしてよね。タコス作るから」と言うのが精一杯です(笑)。
場所は変わり、エマとメアリーマーガレットの生還を祝うパーティにレジーナを招くエマですが、歓迎されない空気に気まずい思いをするレジーナはひとりパーティをあとにします。
追いかけるエマに「もっとヘンリーに会いたい」と訴えるレジーナ。「それが最善のこととは思えない」というエマの答えにレジーナはプチ切れしかけますが、すぐに「ごめんなさい。ゆるして」と態度を改めます。
ここでエマが「アーチーがあなたは変わろうとしてるって言ってたけど、ほんとに変わろうとしてるみたいね」と言うため、アーチーがレジーナの訪問についてエマに話していたことをレジーナは知ってしまいます。
そのようすを遠くからコーラとフックが見ていました…。
***
翌日、レジーナは散歩中のアーチーに「エマに話したでしょ(▼▼メ)」と詰め寄りますが、そこにジョギングをしていたルビーが割って入ったのもあり、「私が(よいほうに)変わっていてよかったわね」と、おとがめなしで解放します。
ところがその晩、レジーナはアーチーのオフィスに行って殺してしまうのです
実際はレジーナに化けたコーラのしわざだったんですが、最初は私も「ああは言っても、やっぱりレジーナは変わっていなかったんだ」とガッカリでした。
レジーナ(の姿をしたコーラ)がアーチーを訪ねるところをルビーが見ていたためレジーナに疑いがかかりますが、「私はやっていない」と主張するレジーナ。
エマはレジーナを信じてアーチーのオフィスを捜索し、レジーナが犯人だという証拠があまりに出てくるので逆に「ゴールドがレジーナをハメようとしたんじゃ」と疑い、さっそく確認しに行きます。
Mr.ゴールドは「わたしではない。証人に聞けば無実を証明できる」と主張し、アーチーの飼い犬ポンゴを連れて来てもらうことに。
ポンゴをかわいがるMr.ゴールド、「むかし牧羊犬を知っていた」と言いますが、なんのことかな? |
ポンゴの記憶をドリームキャッチャーとエマの魔法を使って見た結果、逆にレジーナが犯人だと判明。
「できない」と言うエマに「Yes, you can. できるとも」とゴールドが保証すると、エマの力でドリームキャッチャーの中のポンゴの記憶が映像となって現れるのでした |
レジーナを信じようとしていたエマは失望し、最初からレジーナが犯人だと信じていたデイビッドとスノウに「あなたたちが正しかった」と言ってレジーナを捕まえに行きます。
ブルーフェアリーとフェアリーダストを使って押さえ込もうとされたレジーナはとうとうキレ、以前のように魔法で反撃してしまいます。
エマに「あなたが本当はどんな人間なのか、これでよくわかった。これじゃヘンリーはあなたのウソを信じるわけがない」と痛いところを突かれ、その場から姿を消すレジーナ。
次の場面では、レジーナ犯人説をヘンリーに伝えるエマを陰から見て涙を流すレジーナが映ります(;_;)
過去の魔法の森
レジーナ側の軍に圧勝し、捕らえたレジーナの処遇を決める会議で、「ほかの世界に追放すれば?」という提案も出ますがジミニー・クリケットは「そんなことしたらほかの世界に対して無責任だ」と反対。
チャーミングは「処刑しよう」と決定しますが、いざ処刑、というときになって直前に止めるスノウ。
「昔、私の命を助けてくれたことがあるんだから、よい心だって残ってるはず。もう一度チャンスをあげたい」とスノウは言い張ります。
そこへランプルが「テストすればいいんだよ」と持ちかけます。
レジーナの入れられた独房を訪れたスノウはレジーナを逃がしてやろうとしますが、次の瞬間、ナイフで刺されてしまいます。
が、これがレジーナの「テスト」でした。
「この世界ではスノウとチャーミングを傷つけることはできない」魔法をランプルがかけたため、レジーナにはスノウを殺すことができなかったのです。
「だましたのね」と言われて「テストだったのよ。パスしてほしかった」と悲しげなスノウ |
テストに合格できなかった(変われなかった)レジーナは、「私たちの国民を傷つけるようなことがあれば、今度は必ず殺す」とスノウにすごまれたうえで追放されます。
***
時は過ぎ、スノウとチャーミングの結婚式の日。
レジーナがくさっていると、ランプルに「『この世界では』傷つけられないけど、『ほかの世界』ならどうだ?」とそそのかされます。
ランプルの話を聞いて元気を取り戻し、結婚式に行くため「馬車を回して」と父親に命令するレジーナ |
つまり、ストーリーブルックに魔法の森のみんなを送ってしまうのろいをかけようとレジーナが思いついたのも、ランプルの計画だったんですね。
魔法のない世界に行って息子をさがすには、どうしてもこののろいをかける必要があったわけです。(あれ、でも自分ではかけられない理由が何かあったんだっけ…?)
現在のストーリーブルック 〜 コーラの策略
ところがアーチーは殺されてはおらず、コーラに縛り上げられてフックの船に閉じ込められていました。(アーチーの死体はどうやら別の人間をアーチーに見せかけていただけのよう)
ランプルの秘密を聞き出して弱みをつかむために利用しようとコーラとフックがほくそ笑むところで終わりです。
アーチーが殺されてなくてホッとしたけど、ぬれぎぬを着せられたレジーナがかわいそうなエピソードでした。せっかく、がんばって変わろうとしているのに・・。
シーズン2・第11話その1に続く
Posted on Wednesday, September 16, 2015
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
ロイヤルファミリーの前でもラブラブなRumbelle、凄い(笑)「犬の言葉解るの?」と聞いた時のエマの顔が呆れてますね?(両親のいちゃいちゃを見せられた後なんで「こいつらもか~!」って顔に見えるんですよ)
返信削除でもあの魔法も余り信憑性無いですね?エマも「アンタは信用できない」って言ったけど、実際ポンゴの記憶をドリームキャッチャーに取り出した?のはランプルだし。今回は無実だけど、あの方法じゃ、エマの力だけ、の証明にはならないんじゃないかな?と少し疑問です。どうせなら取り出すところからエマにやらせればいいのに!
あはは、「犬の言葉」のセリフ、英語だと「Unless you speak DOG...」で、「ドッグ」のところが強調されててウケます(笑)。「犬語なんてわかるわけないでしょ」と不信感たっぷり&ちょっとバカにしてる感じで(笑)。
削除それと、私も「ポンゴの記憶を取り出したのはランプルじゃん?」というところ引っかかりました。見えるように映し出したのはエマだけど。まあ今回はランプルが仕組んだわけじゃないけど、都合のいいところだけ抜き取った可能性は捨て切れないですね(´▽`;)