2016年4月1日金曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第13話〜ヘラクレス

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第13話

Labor of Love(愛の試練)
2016年3月13日放送(アメリカ)

シーズン5・第12話からの続き。

まだまだ黄泉の国のお話が続きます。


2016年に書いた感想メモ↓
シーズン5後半(18話まで)の感想書きなぐり<ネタバレ注意>


これを書いてるのは2021年3月(今日から3月!)。

忘れてることも多いけど、一応全体のお話を知っている状態です。

今年に入ってから約3年ぶりにワンスあらすじ記事を更新しはじめ、シーズン5は11話までで止まっていたので、12話から書いています。

13話もまるで覚えてなくて、まるで初めてのような感覚で見直しました(笑)



*以下、ネタばれ全開、感想まじりのあらすじ*




12話で呼び出したキリアン、「ネット環境が悪いフェイスタイム」みたいでメッセージが伝わらないまま接続が切れたように見えたけど、ちゃんと伝わっていたらしい。

キリアンは同じように閉じ込められていた少女といっしょに逃げようとしたら恐ろしげな獣が出てきたため、少女を逃がして対決!

この少女役、ケイシー・ロールじゃん!とびっくり。このエピソードが放映された年の1月から始まったドラマ『マジシャンズ』ですでに見てたはずなのに、当時は気づかなかったかも。『ウェイワード・パインズ』シーズン2、『アロー』シーズン5以降などにも出演の女優さん。彼女についてはこちらにもちょっと書いてます:



お墓の名前を確認して歩くメアリーマーガレットは、自分がお城に住んでいたころの臣民の名前をたくさん見つけてショックを受けます。

なかでも、ヘラクレスの名前を見つけて悲しむメアリーマーガレット。魔法の森で、少女時代に落とし穴に落ちたとき助けてくれたのをきっかけに友だちになっていたのでした。

しかし、「ここにお墓があるってことは、ヘラクレスにもやり残したことがあるってことね。彼を助ければ、きっと助けてくれるわよ」と目を輝かせます。

***

森の中を探してもキリアンがなかなか見つからず煮詰まっていると、レジーナが「ストーリーブルックでは街の見取り図を持ってたの。"ビザーロ・ストーリーブルック(bizarro = bizarre = 奇妙な、奇怪な😂)" のほかのものには全部アナロジーがあるんだから、見取り図だってここにもあるんじゃない?」と思いつきます。

ロビンとヘンリーがレジーナ(ここではコーラ)のオフィスへ行くことにしたあと、レジーナとエマは「キリアンを知っている」という若い女性に遭遇。

追手から逃げるため、エマは両親の住んでいたアパートに自分を含めた3人をテレポートします。女性はキリアンがいる地下牢へ案内できるといいますが、そこには3つの頭をもつ恐ろしい怪物がいて、だれもかなわない、と心底おびえきっているのでした。

するとそこにメアリーマーガレットが現れ「そんなことはないわ、その怪物の倒し方、わたし知ってる」とにっこり。


過去の魔法の森


山賊問題で困っているスノウに、自分で倒してやれ、と、少女時代のスノウに弓矢を教えたのはヘラクレスでした。(少女時代のスノウはシーズン2・15話以来、2年ぶりで成長したベイリー・マディソンが演じています)

12の難行を乗り越えないとオリンパス山にいる父親のところに行けない、というヘラクレスは、最後に残るのがいちばん難しい。3つの頭をもつ冥界の番犬ケルベロスを倒すことなんだ、と難しい顔をします。


現在の黄泉の国


グラニーのダイナーにいる目の見えない魔女にヘラクレスの居場所を聞いて(このときのレジーナと魔女の会話が笑える😂レジーナが魔女をチャイルドマンチャー=子どもをもぐもぐする女=と呼んだり)メアリーマーガレットはここで漁師(!)をしているヘラクレスに会いに港へ。

再会を一瞬喜ぶものの、「最後の難行を終えられなかった」と暗い顔をするヘラクレスに、メアリーマーガレットは「ケルベロスはここにいるのよ。娘の愛する人のいる牢の番犬をしてるの。あなたにしか倒せないわ。これは運命よ」と勢い込むのですが、ヘラクレスは全く乗ってきません。

「失敗を恐れて挑戦するのをやめたらダメだって、むかし言ってたでしょ」と励まされ、ヘラクレスはメアリーマーガレット、エマ、レジーナといっしょに地下牢へ行くことにします。


ハデスとの対面


暗いほら穴をヘラクレスはひとり進みますが、ケルベロスが現れ、ヘラクレスはおじけづいて剣を取り落とし、逃げ戻ってしまいます。

するとハデスが現れ、ヘラクレスが「叔父だ」と言うのでびっくり(完全に忘れてた)。

このときはじめて、ヘラクレスはケルベロスに殺されたからここに来たことをメアリーマーガレットは知るのでした。

ハデスはエマに「キリアンからのメッセージだ」と、血まみれのフックを渡します😱

「彼に何をしたの」とエマが聞くと「何をしたか、じゃなくて、これからヤツに何をするつもりなのか、を心配したほうがいいと思うよ」と言って、ハデスは消えます。


「メアリーマーガレット」と「白雪(スノウ)」


メアリーマーガレットはハデスとの対面のあと、「私にできることはない」とレジーナに弱音を吐いていました。レジーナは「そうね、あなたは正しい。メアリーマーガレットは必要ないわ。私たちに必要なのは白雪よ」


過去の魔法の森


山賊が村で悪さをしているところにスノウがヘラクレスを伴って現れ、ヘラクレスに教わった弓矢で立ち向かいます。スノウをあざ笑う山賊も、ヘラクレスがおどすとすごすご引き下がっていきました。

ちなみに実はこの山賊、レジーナに雇われていました。レジーナは民衆にスノウを嫌わせ、自分が女王にふさわしいのだと悟らせたかったのです。

スノウが自分じゃダメだとあきらめようとしていたとき、ヘラクレスは自分の秘密を打ち明けます。

最初の難行であるネメアーの獅子(ウィキ)を倒せたのは、ある失敗のおかげだったんだ。毛皮がかたすぎて剣が通らなかったんだけど、たいまつを取り落としたために毛皮が燃えてしまい、それで刺せたんだ。失敗してなければ倒せなかっただろう。

それを聞いてスノウは勇気を取り戻し、山賊を追い払うことに成功。

ヘラクレスはスノウの訓練は終わったとして、ケルベロス退治に出発することにします。これでお別れ、というわけで、最後、ふたりはいい雰囲気になり…キス!!!してた!!!😅(そうか…チャーミング王子じゃなかったのね、スノウの初恋)


現在の黄泉の国


メアリーマーガレットは、剣を取りなさいと言っても尻込みするヘラクレスに、前はどうして負けたのか聞くと、「3つも頭があるから、ひとりで戦うのは無理だ」と言うので、「だったらいっしょに戦えばいいのよ」と自信満々。ヘラクレスも今度こそはやる気になったっぽい。

そのころ、ケルベロスはエマたちを襲い、みんな逃げ出します。

ヘラクレスとメアリーマーガレットは逃げてきたみんなと合流したあと、またばらばらに逃げようとしますが、ヘラクレス、メアリーマーガレットと地下牢から逃げた女性がケルベロスに見つけられてしまいます。

3人は図書館に逃げ込み、みんなで協力して猛獣を撃退!
ヘラクレスはメガラ(メグ)と名乗る女性にホレたっぽい?

ググってみたら、メグもアニメ『ヘラクレス』のキャラでした↓
Megara (Disney character(キャラ絵が見られます)
神話でも、メガラってヘラクレスの奥さんなんですね。


ヘラクレスのやり残したこと


グラニーのダイナーにみんな集まり、ヘラクレスとメグはいい感じ。

ヘラクレスは「ぼくら、会ったことある?」と気づいていました。

そう、現世でケルベロスに追われるメグを助けてたんですね。しかし、ケルベロスはヘラクレスを殺したあと、メグも殺していたことを知ると、助けられなくてごめん、とあやまるヘラクレス。メグは「今度は助けてくれたじゃない」とにっこり。2人は手をにぎって見つめ合うのでした。

そんな2人を見てメアリーマーガレットは「ケルベロスを倒すだけじゃなくて彼女を救うこともやり残したことだったのかもね」と気づき、「私も2度と自分を見失うことがないよう、メアリーマーガレットでいることはやめて、白雪(スノウ・ホワイト)に戻りたい」と言います。デイビッドは「いいんじゃない。スノウ」と、呼び方を変えてニッコリ。


レジーナ(コーラ)のオフィス


街の見取り図をさがすヘンリーとロビンは、プロテクションスペルがかかったオフィスの入り口のドアは通れず、ヘンリーだけが通気口みたいなところから入りこみます。

するとそこにはなんと、クルエラが!😱

クルエラは、ここを出るには「ベタープレイス(天国?)」か「ワースプレイス(地獄?)」に行くしかないけど、自分はもとの世界に戻りたい。ヘンリーは「作者」なんだから、できるでしょ。と、助けを求めます。

ヘンリーは、「弟子は死者をよみがえらせることはできないと言ったし、ペンは折ってしまったから、ぼくにはできない」と断りますが、クルエラ曰く、「弟子はできないって言えばやらないと思ってごまかしただけ」なんだそう(ほんとか?)。

ペンは生き物だから、折られてここに来た。探すのを手伝うから、見つけたら私を現世に戻しなさい。と言われて「なんでぼくがそんなことをすると思うんだ」とヘンリー。

しかし、「私が生き返れば、お母さんは殺人者じゃなくなるじゃない」と言われて、もしかしてヘンリーやる気になっちゃったのかも。

オフィスから出たあと、ロビンにクルエラのことをだまってましたから。


ヘラクレスとメグ、ベタープレイスへ


ヘラクレスとメグはやり残したことを終え(メグの「やり残したこと」はなんだったのか不明だけど)黄泉の国から卒業するときが来ました。例の崖からさっと明るい道ができて、その向こうにオリンポスが見えています。うれしそうに渡っていく2人を、スノウは涙ぐんで見送るのでした。

その頃、例の時計はまた針をひとつ刻んでいました。


ハデスはキリアンに「おまえが逃げるのを助けた女はこの世界から脱け出したぞ」と伝え、キリアンの仲間たちが自由にした魂ひとつにつき、ひとりずつ残らなければいけない、という新しいルールを作ります。「おまえがだれにするか決めるんだ」と、名前のない墓石を三つ出すところで終わり。



<余談>

  • ヘラクレスを演じるのは、撮影地であるバンクーバー出身のジョナサン・ホワイトセル。ワンス出演後、The 100, Riverdale, Chilling Adventures of Sabrina などバンクーバー撮影のドラマに数多く出演しています。このエピソードを見た当時は知らなかったけど、見直したときに「見たことある顔だなあ」と気づきました。

  • 山賊と対面するスノウとヘラクレスのシーンで、みんなの息がまっ白なのに、ヘラクレスがめちゃくちゃ薄着というか、腕むき出しのタンクトップみたいなかっこうで寒そうで寒そうで気の毒(→o←) 若いから大丈夫だったのかしらー(・Θ・;)

  • メアリーマーガレットの顔が急にまた丸くなっておなかが明らかに大きい…というかコートとマフラーで隠してる感じなのがありありとわかる!と調べてみたら、2015年11月に第二子の妊娠を発表、2016年6月1日に出産している(ウィキ)ので、13話の撮影がいつかははっきりしないけど(たぶん2015年11月〜2016年2月の間だと思う)妊娠中だったことは確実。



2021年3月1日(月)夜9時
*いったん投稿時の日付で公開したあと、公開日を変えました


<各シーズンもくじ>

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