ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第14話
Devil's Due(悪魔の契約)
2016年3月20日放送(アメリカ)
2016年3月20日放送(アメリカ)
シーズン5・第13話からの続き。
まだまだ黄泉の国。
2016年に書いた感想メモ↓
シーズン5後半(18話まで)の感想書きなぐり<ネタバレ注意>
これを書いてるのは2021年3月。
忘れてることも多いけど、一応全体のお話を知っている状態です。
今年に入ってから約3年ぶりにワンスあらすじ記事を更新しはじめ、シーズン5は11話までで止まっていたので、12話から書いています。
怒ったハデスは、キリアンを「失われた魂の川(River of Lost Souls)」の上に鎖でつるし、少しずつ降ろしていく形で殺そうとします。
黄泉の国にいるってことからして、すでに死んでるようなものですが、この川の水にふれると「完全に失われ」てしまい、戻ってこれないらしい。
ランプルと水晶玉
店に戻ったランプルは、ピーターパンの書き置きを見つけます。
「店はおまえのものだ。申し出はまだ生きている。受け入れる気になったら、入れ物の中のものを使え」
ランプルはそれを読むと、おもむろに目玉など不気味なものを混ぜて調合しはじめ、水晶玉に「わたしのさがすものを見せろ」と命じると、そこに映ったのは…
グラニーのダイナーでグランピーと食事をするベルでした。
それを見るとランプルは驚いて水晶玉を取り落として壊してしまい、あわてて破片をかき集めるんだけど…??
んんん???
何をそんなに驚いたのか?
あせったランプルは、エマのところへ行き「死人のオーラを借りてハデスのところへ行く」というプランを持ちかけます。
その「死人」とは、大むかし、ランプルが人間だったころの妻であり、ベルファイア(=ニール)の母親であるミラ!
ランプルがただのランプルだった時代
戦争で足をけがして戻ってきたランプルは、足をひきずりながら、ミラに「いくじなし」と軽べつされながら、ベルファイアと家族3人で暮らしていましたが、ある日、ベルファイアがへびにかまれてしまいます。
ランプルとミラは「フェンドレイク」という名前のヒーラーに助けを求めるものの、解毒剤が高価すぎてとても支払える額ではありません。
ミラはランプルに、盗んでくればいいじゃない!とけしかけます。
ミラとキリアンの出会い
ミラはなけなしのお金をはたいて剣を買い、酒場でいっぱいやってから「いちどだけ勇気を出して!」と、ヒーラーを殺して解毒剤を手に入れるよう、ランプルのおしりを叩きます。
ランプルがよろよろ出て行ったあと、酔っ払いにからまれたところを助けてくれたのがキリアンでした(このシーン、まったく覚えてない!)。
現在の黄泉の国
ミラは子どもを引率するみどりのおばさんみたいになっていました。
(ミラも現代的な服装なんだけど…黄泉の国でも時間がすぎるってこと?それともランプルたちにそう見えてるだけ??)
ランプルが「かつて愛した男を助けないか」と話しかけると、ミラは「あなたのこと?」と軽べつの眼差し😂
「キリアン・ジョーンズのことだ」と言うと、ミラは「キリアンがここにいるの?」と表情を変えます。
(すっかり忘れてたけど、そもそもキリアンがランプルへの復讐にこだわっていたのって、愛する人=ミラを殺したからじゃなかった?😅)
ランプル、ミラ、エマの複雑な関係
ランプルは渋るミラを説得し、エマに紹介するんですが、これがおもしろい。
エマには「こちらはわたしの元妻のミラで、フックの元恋人、そしてベルファイアの母親でもある」とミラを紹介し、ミラには「ベイのことをニールという名前で知っていて、10代で妊娠して刑務所で出産した」とエマを紹介😂。
混乱したミラが「ってことは…あなたは私の元恋人と私の息子の、両方とつきあってたってこと?」と確認するのが笑える🤣
つまりエマは、ミラの孫の母親であり、ミラの元恋人の現在の恋人でもあるんですよね。
ランプルは「いつか大笑いできる日がくるだろう(I'm sure we're gonna laugh ourselves sick about all this one day.)」と笑ってました🤣
キリアン救助作戦
ハデスのいるところへの入り口は、エマの家の地下室にありました。ドアにはバリアが張ってあったものの、3人で手をつなぐと通れた!これが「死人のオーラを隠れみのにする」ってこと?
そのあと、ランプルが見つけてきた舟で「失われた魂の川」を渡り、キリアンをひろったらまっすぐ家に帰るつもりでした。
目的地に着くと、ランプルは「なくしたら困るから」と舟に残るんですが、なんだか怪しい。「この人が残るなら私も残る。舟を盗もうとしたら叫ぶからね」とミラがエマに言うと、エマはうなずき、ひとりでキリアンを救いにいくのでした。
たったひとりでハデスに立ち向かうなんて、勇気あるな😱
と心配してたら、案外あっさり、キリアンを助けることに成功します。キリアンは「ほっとけと言ったのに。きみはここにいるべきじゃない」とあまりうれしくなさそう??
ミラとランプルの会話
ミラは、「やり残したこと」はベルファイアだった、自分は息子といっしょにいるべきだったのに、自分勝手だった、と反省し、だから何か他の人のために何かできれば、先に進めるんじゃないかと思ったのだ、と告白します。
息子に会ってあやまりたいの、と言うミラに、ランプルは「会えるさ。会ったらパパからよろしくと伝えてくれ」とにっこり。
ミラが川をのぞき込んで、川の中をうようよ漂っている「失われた魂」を見ているところにハデスが現れ、ミラをフリーズしてしまいます。そしてランプルに取り引きをしないか、持ちかけるのですが…
ハデスの取り引き
それは、ランプルには地上に戻って今までどおり、死者をどんどん送ってほしいんだが、ほかのみんなには戻ってもらいたくないから舟を沈めてほしい、と言うものでした。
あの舟は(地上に戻るため)自分も使うつもりだった、とランプルが言うと、ハデスは「わたしが手をふれば今すぐ戻れる。どうだ?」と即答。
ランプルは自分の手を汚したくないからなのか、逃げたいだけなのか、自分でやればいいだろと言葉をにごすのですが、ハデスは「あんたにやってほしいんだ。それとも全員殺したほうがいいか?」と、脅迫します。
次の会話の意味がよくわからないんですが、ランプルが「わたしの元妻があんたを見たから、みんなに話すだろう」と言うと「それはきみが解くべきパズルだろう」とハデス。
ん?ミラが話したら、何が問題なの???
ランプルがハデスに命じられて舟を壊したことがみんなにバレて困るのはランプルだけじゃない?バレたって、ランプルはみんなを置いて地上に戻ればいいんだし。
ランプルがただのランプルだった時代
寝ているヒーラーをどうしても殺せなかったランプルは、目を覚ましたヒーラーにお茶を入れてもらって😂飲みながら語り合います。
「息子はあんたにとってどのくらい価値があるんだ」と聞かれて「すべてだ」と答えるランプルに、ヒーラーは「じゃあ、これやる」と解毒剤を渡します。
「金はないんだ」とおののくランプルに、「ひどい代価がかかるが、金でなくてもいい。よかったら取り引きをしよう」と提案するヒーラー。
「取り引きのことはよくわからないが、息子の命が助かるなら、なにと引き換えてもいい」と答えたランプルは解毒剤を持って帰り、ベルファイアは回復するのでした。
取引とは、2番めに生まれた子どもをあげるということ。
「でもわたしたちには2人めの子どもはいない。だからもう子どもを作らなければいいんだ」と、さもそれがいい考えのように目を輝かせるランプルでしたが、それを聞いてミラは大ショックを受けます。
「私たちの未来を売ったの?」と失望するミラは、酒場へ行くと言って出ていくのでした。
(あれだけ「いくじなし」と軽べつして見下してる夫との子ども、もうひとり欲しいと思ってたのかな??今、目の前で苦しんでる子どもが助かるために取り引きしたの、そんなにひどいことだったのかしら?と私は思ってしまった)
現在の黄泉の国
ランプルは「とうとうわたしはおまえがなってほしい男になった。必要なものを手に入れる男に、だ」と、冷たい表情で舟を破壊し、ミラを川に投げ込んでしまいます😱
ま・じ・かーーーー!!!
しかも、エマとキリアンが合流すると、小芝居を打ってハデスのせいにしてた!
なんでミラを殺す必要があった????
これ最初に観たときは本当にびっくりしました。
だって、「失われた魂の川」に放り込まれたミラは、「ワースプレイス」に行っちゃったってことだよね?(違うかもしれないけど)もう救いようがないんだよね?ひどすぎやしないか😭
もちろんランプルも苦渋の決断だったようで、苦しそうではあったけど…
墓石のいろいろ
レジーナはそのころ、クルエラに協力してほしいと頼むと同時にここでは魔法が使えないことを暴露してしまいます。(あれ?なんで魔法が使えないんだっけ?忘れちゃった💦)
「墓石がここにあるってことは、その人は『アンダーブルック(🤣出た!レジーナ語録!)』にいるってことなの?」ってことが知りたかったレジーナ。
クルエラによれば、墓石があるってことは、「その人がここを通り過ぎていってるだけ」なんだそう。
クルエラはコーラがいなくなったおかげで「市長」に昇進したらしく、ロビンとヘンリーが探しに行った例の「見取り図」を持っていて、これで墓地も確認できる、と広げます。
クルエラ曰く、墓石には次の3種類があるんだそう:
1)まっすぐに立っているなら、その人はまだここにいる。2)倒れてるなら、その人の魂は「ベタープレイス」に旅立った。3)ひび割れしてるなら、「ワースプレイス」に行った。
本文とは関係ないけど、今回のエピソードめちゃ暗いので、スノウの笑顔を貼っておきます(小さすぎてよくわからないけど💦)- 2015年11月はじめに撮影
レジーナはスノウといっしょに墓場へ行き、確認したかったダニエルの墓石を見つけます。それは倒れていたので、しあわせな場所に進んだのだ、ここにはいないのだ、とわかるのでした。
レジーナはダニエルがしあわせなところにいるのがうれしい反面、会えないのが残念でもあるという複雑な気持ちを、そのまま素直に墓石に語りかけます。「あなたが大丈夫かどうか知りたかっただけ」
…でも、やっぱり会えてたら気持ちに区切りがつけられたかもね。
レジーナの魔力復活
レジーナは、道ばたに倒れていた馬を見つけると、思わず魔法でいやしてしまいました。そう、魔力が戻ったのです!
そのあとキリアン、エマ、ランプルはぶじ戻ってきて、みんなで再会。
ハデスが舟を破壊してしまった、と聞いて少しがっかりするものの、ちょうどレジーナの魔法も戻ったことだし、帰る方法が見つかったらすぐ戻れるように、とりあえずはエマの心臓をキリアンに分けておきましょう、ということに。
しかし、レジーナがエマの心臓をくりぬこうとしても、なにかバリアがあって?できません。
墓地で3つの墓石を前に、キリアンはハデスに言われたことを話します。
キリアンが選ばなかったのでハデスが自分で選んだらしく、スノウ、レジーナ、エマの名前が刻印されていました😱 だからエマの心臓が取り出せなかったんですね。
ランプルがダークワンになったあと
ダークワンとなったランプルは、ヒーラーのところにやってきて、「借りはきらいだ」と、ヒーラーを殺してしまいました😱
現在の黄泉の国
ランプルはハデスのところへ戻り、自分を地上に帰せと要求しますが、ハデスは事情が変わったから、約束は守るけど今日は帰せない。と言い出します。
ランプルが水晶玉で見ていたとき、じつは「自分の子どもを見せろ」と命じていたので、そこにベルが映し出されたということは、つまり、ベルが妊娠しているということ。
ハデスは大むかしランプルが殺したヒーラーをその場に召喚します。
「契約があったのに、あんたはコーラと赤ちゃんを作る可能性があったとき(シーズン2・16話)、ヒーラーを殺して契約を反故にしようとしただろう。だが、死んだからと言って、契約が無効になるわけじゃないんだなあ。だってほら、彼はここにいるからね」
しまった。せっかく殺したのに…とでも考えてるのか、ランプル、まっさお。
さらに悪いことには、ヒーラーとの契約書は今や譲られたハデスの手にあり、いつでも好きなときにランプルの赤ちゃんを手に入れることができるんだぞ、と脅されてしまいます。
「すべての魔法には代価がある」というランプル(ダークワン)の決まり文句をハデスに使われるとは…。
その代価として、ランプルはハデスのために働かねばならない。そしてあんたにしかできないことをやってもらおう、と、ハデスが満足げに言うと、恐怖に打ちふるえ、今にも泣き出しそうなランプルの表情が映し出されて14話は終わりです。
なんという絶望的な終わり方なんだ…😱
墓石に名前が書かれてしまった3人や、ベルのおなかの赤ちゃんはどうなるの???
<各シーズンもくじ>
© copyright 2021 – All rights reserved
ワンス・アポン・ア・タイムづくし*無断転載を禁じます*
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。匿名希望の方でも、「コメントの投稿者として表示する ID」の横のドロップダウンリストから「名前/URL」を選び、名前(仮名でOK)を書いていただけると返信しやすいです。URLは空白でも投稿できます。