ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第12話
Souls of the Departed（黄泉の国へ）
2016年3月6日放送（アメリカ）
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第12話
Souls of the Departed（黄泉の国へ）2016年3月6日放送（アメリカ）
シーズン5・第11話からの続き。
予告編を載せてます↓
シーズン5・12話プロモ
2016年にリアルタイムで観たあと取り急ぎ書いた感想メモ↓
シーズン5第12話〜とりあえずの感想走り書き＜ネタバレあり＞
これを書いてるのは2021年2月。忘れてることも多いけど、一応全体のお話を知っている状態です。
今年に入ってから約3年ぶりにワンスあらすじ記事を更新しはじめ、シーズン4・18話からS4最終話までが終わりました。シーズン5は11話までで止まっていたので、12話から。今回は気合入ってるので、このまま最終シーズンまで進められるかな？😅
なお、シーズン５の前半は自分の書いた記事を読み直しましたが、後半は本当にうろ覚えなので、見直してあらすじを書いてます。
12話はまず、以前書いたエマとニールのシーンで始まります。
一応、黄泉の国に向かう舟の中でうたた寝をしたエマの夢？っぽい感じでしたが、おそらくどこか『黄泉の国よりもっといいところ』＝天国？のニールが、夢に現れる形をとって実際にエマに語ったのだと思ってます。
ニールがエマに伝えたかったことは、「黄泉の国に行ったら戻るのは難しい。行くな」。
ニールがエマに伝えたかったことは、「黄泉の国に行ったら戻るのは難しい。行くな」。
また、黄泉の国とは、やり残したことがある人が行く場所だから、自分はそこにはいない。自分は別の場所（天国？）でしあわせだ、と話していました。
説得に失敗したニールが「愛してるよ」と言って車を降り、エマが目を覚ますと、まだ黄泉の国への舟の上。ちょうど、ゴールドが「着いた」と言うところでした。
アンダーワールド（黄泉の国）
2015年11月末撮影
この黄泉の国仕様の「ストーリーブルック」についてはずっと以前にも写真をいくつか載せてます→ 撮影〜◎◎◎◎ワールド仕様の街（当時はネタバレを避けるため伏字にしてますが、「◎◎◎◎ワールド」というのはもちろん「アンダーワールド」のこと）
変わり果てたストーリーブルックの様子を見てレジーナがもらしたセリフ、"I don't think we're in Maine anymore." がちょっと笑えます。
これは有名な1939年のミュージカル映画『オズの魔法使』の有名すぎるフレーズ "I've got a feeling we're not in Kansas anymore.（ここはカンザスじゃないみたい）" をもじってて、「ここはメインじゃないみたい」っていう意味です。
ここにいる人たちはみんな「やり残したこと」があるからこの黄泉の国にいるんだ、と説明するランプル。クルエラの車が通るので、彼女もここにいるのがわかります。「私たちのせいでここにいる人が多いはずだ」とランプル。
（もしかして、黄泉の国もおとぎ話の世界みたいにいろいろ分かれてるってこと？）
それはともかく、エニー・ギブン・サンデーの店の窓に「CLOSED」とスプレーペンキで描いてる人がいるんですが。この男がレジーナを見てにんまり、意味ありげ。
（また話が横にそれますが、2015年11月はじめに撮影見物したとき、途中で窓に描かれた文字が変わってたんですよね。これのためだったんだ↓）
↑ビフォー↑
↓アフター（同日の約6時間後）↓
過去のおとぎ話の世界
白雪姫の居場所を教えなさい、と、村人をおどす悪い女王（レジーナ）は、「知ってる」と進み出た男が「ひきかえにほしいものがある」と言うのがカンにさわって殺してしまいます。
じつはこのとき殺された男が黄泉の国のストーリーブルックでレジーナをガン見してた男でした。
そのときスノウがデイビッドや小人たちといっしょに現れ「こんなバカなけんか、終わらせない？」と弓矢をかまえて訴えかけると、「あなたラッキーね。今日は私の誕生日だから慈悲深い気持ちなのよ」と、レジーナは消えます。
お城に戻ると、父親は「もういいかげんに復讐しようとするのはやめないか。やめるまではコーラに支配されているようなものだ」とさとすのですが、もちろんのれんに腕押し、ぬかに釘でした。
魔法の鏡
レジーナを心配する父親は、魔法の鏡（ほんの一瞬だけど、まさか再登場するとは！）にコーラを呼び出してもらいます。
ワンダーランドのコーラが鏡に映し出されると、父親は復讐をあきらめるよう話してくれと頼みますが、もちろんコーラがそんなこと承諾するわけない。
逆に、「復讐をとげさせなければいけないのよ。白雪姫の心臓をにぎりつぶすのを助けてあげなきゃ」と言われてしまい、父親はがっかり。
「おまえの助けはいらん」と去りますが、コーラは「レジーナには必要よ」と、鏡をするっと通り抜け、こちら側に戻ってきてしまいます。
やっぱそんな簡単に行き来できるんだ😂
現在の黄泉の国
フックを探すメアリーマーガレットがグラニーのダイナーに入ると、グラニーの代わり（？）にはなんと、ヘンゼルとグレーテルの目の見えない魔女！😂（やっぱオーブンに閉じ込められたあと死んだのね💦）
（どうでもいい情報ですがこの魔女役の俳優さん、『ワンダヴィジョン』にも出演してました！今まで気づかなかった）
メアリーマーガレットがフックを知ってるか魔女に聞いているとデイビッドが入ってくるんですが、じつはそれはデイビッドの双子のジェイムズでした。（なぜ現代の服装をしてるのら？）
ジェイムズが去るのと入れ替わりでデイビッドたちが入ってきますが、だれもフックを見つけられず、絶望的になってきたところでランプルが「わたしのやり方でやる」と出ていきます。
ダイナーの奥の宿屋のほうでニールを探し、元気でやってるって伝えたかったと言うヘンリーに、エマは「大丈夫、お父さんわかってるから。お父さんはもっといいところにいるって約束する」と涙ぐみながらうけあうのでした。
レジーナ、母親と再会
感激の再会をはたしたあと、コーラは「ここは危険よ。1時間後に出る舟を手配したから、ヘンリーとロビンを連れて出て行きなさい」と説得しようとしますが、レジーナは断ります。
するとコーラはレジーナを炎が崖下に燃えさかる洞窟のような場所に連れていくと、ペンキ男を崖っぷちに立たせ、「ストーリーブルックに戻らなかったらどうなるか」を見せるために、男を崖下に落としてしまいます。
「殺してしまったの？」と驚くレジーナ、過去の魔法の森で自分が先に殺したの覚えてないもよう😅（ていうかもう死んでるわけだし…）
「黄泉の国を出るには、ほとんどの人には２つの道しかない。"better place（もっといい場所＝天国？）" に行くか、"worse place（＝もっと悪い場所＝地獄？）" に行くか。あなたにはもうひとつ道があるけど、早く行かないと、だれかが苦しむことになる。あなたのお父様よ」
このとき、コーラはただ「レジーナがここを早く去らないことによって父親が苦しむことになる」と言ってるんだと私は解釈したんだけど、そうではなく、早く去らないと「私があなたの父親を苦しめる」という脅しだったらしい。
ランプルと父親の再会
ランプルが自分の店にくると、糸車が回っていて、欠けたカップがあったのがかなり象徴的でした。
これも2015年11月末に撮影
感慨深くカップをながめたあと、あの父親にもらった人形もあることに気づき、そしてスーツ姿のピーターパンまで登場。なんと、黄泉の国ではこの店はピーターパンのものなんだとか。
ピーターはランプルが探しているものと引き換えに「上の世界に戻りたい」と言い出します。
生きてる人の魂と引きかえに戻るしか道がないので、ランプルといっしょに来た一行のだれかと引きかえで戻りたいから取り引きしようってわけです。
ランプルは断りますが、「今回は父親としての贈り物としよう」と、ランプルの探していたものをタダでくれるのでした。
レジーナはみんなに母親の話をしたらしく、舟に乗るべきだなどとわいわい話してるところにランプルがやってきて、ピーターパンにもらった小瓶を見せ「これをお墓にふりかければフックと話せるから、どこにいるか聞けばいい」と言います。
メアリーマーガレットは「じゃあフックを見つけてみんなで舟に乗れるじゃない」と喜び、ランプルは「じゃあ舟のところで会おう」と去って行きます。
キリアンとの再会
みんなは墓場でキリアンの墓を見つけ、ランプルにもらったもので血だらけのキリアンを呼び出すものの、まるでネットの回線が不安定なときのフェイスタイムみたいな感じで、会話がまったくできないまま消えてしまいます。
舟が出るまであと30分しかない。と、エマはレジーナを「ヘンリーとロビンを連れてここを出るのよ」と説得します。
過去のおとぎ話の世界
コーラは自分の夫に化けてスノウを森におびき出し、心臓を取って箱にしまいます。そこにやってきたレジーナの父親は驚きますが、なんと、お父さんは（どうやってか知らないけど）ほかの人の心臓と入れ替えていました！
そうと気づかずにコーラがレジーナに「白雪の心臓よ」と渡すものの、父親が入れ替えたことを知って怒ったレジーナは、心臓を入れる小さな箱にお父さんを閉じ込めちゃった！ええええーーー？！
レジーナは魔法の鏡（また一瞬だけ登場）を使ってコーラをワンダーランドに追い返し、2度と戻ってこられないように魔法をかけますが、コーラはお父さん入りの箱まで持って行ってしまいました。
あれれ？？どうやってお父さん戻ってきたんだろう。レジーナ、暗闇ののろいをかけるためにお父さんの心臓をくり抜いてた（シーズン1・第2話）から、ここで終わりじゃないよね。それとも私が何か忘れてるだけかな。
現在の黄泉の国
レジーナはまだ残ってたらしい例の魔法の薬を父親のお墓にかけ、涙の再会を果たします。すると、すべて知っているらしい父親は「ここに残ってみんなを助けるんだ。そうしてほしいんだ」と懇願し、レジーナはさらに涙、涙。
その後、コーラは約束どおり？レジーナの父親を崖っぷちで炎に包みますが、コーラが去ると炎も消え、目の前に天国への道のようなものができます。
お父さんは「わたしのやり残したことはおまえだったんだ。コーラにおまえの邪魔をさせてしまったのをずっと悔いていたが、とうとう、おまえはコーラから自由になったんだ。こんなに自慢に思うことはない」と満足げに話し、孫のヘンリーとの対面も果たし、「さあ、もう時が来た」と、光の方へ去って行くのでした。
レジーナもお父さんを見送って、涙でぐしょぐしょながらもにっこり。
ファイヤーバード作戦
レジーナの父親が "better place（＝天国？）" に行った、というのを聞いたみんなは「ってことは、ここにいる人たち、みんな救われる可能性があるってこと？」「ここの住人の多くの『やり残したこと』が私たち関係だと思うのよね」と、ここに残ってみんなを助けようという話に。ヘンリーがこの作戦を「ファイヤーバード（火の鳥）作戦」と名付けます。
ランプルだけは「海賊を探し出して帰るっていう取り引きだったよな。それ以外のことは知ったこっちゃない。わたしはおりた」と去って行きます。
レジーナが振り返ると、道路に落ちてる時計塔の針が動き出し、8時15分で止まってたのが16分に。
ハデス
レジーナが時計塔を振り向いたちょうどそのころ、コーラはその向こうで図書館に入っていくところでした。
エレベータに乗ってずいぶん深いところまで降りると、そこにいたのはきれいな女性にペディキュアをさせているハデス。
「時計の音を聞いたか？あれはあんたの無能を示す音だ。あれは魂がひとつ、ここを去った音なんだ」ハデスがコーラをなじると、コーラは「なぜそんなにレジーナを追い出したかったの？頼まれたことはやったんだから、約束のものをちょうだい」と言い返します。
しかし、ハデスは罰としてコーラを粉屋の娘にしてしまい、ごていねいに手押し車まで出して、「粉を配達するのが仕事だろ」とからかいます。
がっくり肩を落として手押し車を押すコーラを見送るハデスの頭が、白い炎のように燃え上がる？場面で終わり。
ちなみに、私は観たことないのでピンと来なかったけど、ハデスというのは『ヘラクレス』というディズニーアニメに出てくるキャラで、ワンスに出てくるハデスみたいに頭が炎っぽくゆらゆら燃え上がってる（？）ようです。「ディズニー ハデス」で検索するといっぱい画像が出てきます。
シーズン5・第13話に続く
2021年2月27日（土）午前2時40分過ぎ（早く寝よう！）
＊いったん現在の日付で公開したあと、公開日を変えました
長すぎてゆっくりじっくり見てられないのですごくこのあらすじまとめわかりやすくて助かります！
返信削除ありがとうございます！
匿名さん、コメントありがとうございました！
削除お返事が遅くてごめんなさい（もうご覧になってないかも(＾＾;）。途中で終わってしまっていますが、いずれはきっと最後まで書くつもりです！匿名さんのようなコメントをいただくと励みになります(*＾-＾*)