2016年4月6日水曜日

ワンス・アポン・ア・タイム S5第15話〜兄弟愛

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5第15話

The Brothers Jones(ジョーンズ兄弟)
2016年3月27日放送(アメリカ)

シーズン5・第14話からの続き。

まだまだ黄泉の国。


2016年に書いた感想メモ↓
シーズン5後半(18話まで)の感想書きなぐり<ネタバレ注意>


これを書いてるのは2021年3月。

一応全体のお話を知っているはずなのに、先を覚えてなくて(笑)早く続きが見たい、という気持ちで見直しながら書いてます。

約3年ぶりにワンスあらすじ記事の続きに取りかかりはじめて1ヶ月ちょい、シーズン5は11話までで止まっていたので、12話から更新中です。



*以下、ネタばれ全開、感想まじりのあらすじ*





現在の黄泉の国


13話でクルエラに「ここにあるはずの『作者のペン』を探し出して、もとの世界に戻してほしい。自分が生き返ればエマは殺人者ではなくなる」と頼まれた(こちら)ヘンリーは、クルエラ運転のド・ヴィルに乗って(!)いっしょに探します。


2015年11月はじめに撮影

何か光るものを見て入った森で、ヘンリーはなんと、魔法使いの弟子に出くわすのでした。(やっぱりシーズン4最終話で死んでしまっていたのね😢)

弟子にとって、ヘンリーが彼の「やり残したこと」なんだそう。

クルエラをよみがえらせてはならない、と警告する弟子…つまり、クルエラの言うとおり、ペンで死者を復活させることはできるらしい。地上ではできないけど、黄泉の国ではルールが柔軟なんだとか。

しかしヘンリーは、ペンを探すのは自分のためだ、目の前でとんでもないことが起きても何もできなかったから、と言います。

弟子は、きみは作者なんだから、ペンは物語を記録するためにだけ使うべきであり、物語を生み出すために使うべきではない、とさとします。

(このへん意味がよくわからないんだけど…「作者」って物語を生み出してもいいような気がしますが、まあ弟子の言う「作者」のルールは一般的な「作者」とは違うんでしょうね)

ヘンリーが自分もヒーローになって、お母さんを助けたいんだと主張すると、根負けしたのか(?)「魔法使いの家に光の魔法の道具があって、そこにペンもある。家の入り口は強力な魔法で守られているが、保安官が奪っていったカギを手に入れれば、ペンはきみのものだ」と教え、「きみが正しい選択をすることが、わたしが先に進める唯一の方法だ」と言って消えるのでした。


エマとキリアン


エマは自分の家でキリアンのけがをいやし、キスしようとしますが、キリアンは「おれはきみにふさわしくない」と尻込み。

そこにキリアンがいるといううわさを聞いたキリアンの兄、リアムが訪ねてきます。

リアムがシーズン3・第5話で、ネバーランドの毒で死んでしまったことが、キリアンが海賊になるきっかけになったのですが、なぜ黄泉の国に?(くどいようだけど、もちろんリアムも現代風の服装…)


キリアンとリアムが海軍に入る前


キリアンとリアムは海軍に入る前、お父さんに売られた(?)せいで貨物船でどれいのように働いていましたが、酔っ払いのキリアンとは違い、リアムは「海軍に入って契約金をもらい、貯金と合わせて借金を返す」という希望に輝いていました。

シルバー船長はそれを聞いて、リアムは金をとりに行っていいが、弟は担保として残れ。と命じます。


現在の黄泉の国


「悪いことなんてしたことないリアムがこんなところにいるなんて。みんなが自由になるためには、ハデスを倒さないとダメだ」と言うキリアン。

リアムが「ハデスを倒そうとした人は前にもいて、ハデスを倒す力を持つ本のことを何か言ってたな」と言うと、エマは「ストーリーブック(物語の本)のことでは」と思いつきます。黄泉の国版があって、ハデスについてのページがあるなら、ヤツの弱みを見つけられるかも。

というわけで、メアリーマーガレットが地上で本を見つけたアパートをみんなで家探しします。


リアムの警告


エマと2人になると、リアムは「きみはキリアンにふさわしくない。ヒーローとして死ねるチャンスがあったのに、きみがそのチャンスを奪ったんだから」とエマを責めます。

エマが「彼を救おうとしているのよ」と、心外という顔をして反論すると、「それはキリアンのため?それともきみのため?ハデスを倒すことができれば弟も自分をゆるすだろうが、そのときは自分の欲を優先させるのではなく、弟を手放すんだ」と、やさしそうな顔をして、なかなかキツいこと言います。

でもリアムの言うことにも一理ある。

そもそもエマがフックをすなおに死なせていれば…2人目のダークワンにするという、ある意味自己中なことをしていなければ(キリアンは死なせてくれと懇願していたんだし)…こんなことにはならなかったんだもの。そのときはエマもダークワンだったので正しい判断できなかったのかもしれないけど、今は言いわけできないよね💦


そこにヘンリーがやってきて、弟子が教えてくれたことを話します。そこで、スノウとデイビッドが保安官をしているジェイムズのところへ行き、ほかのみんなはハデスの注意をひかないよう、いつも通りふるまうことに。


ハデスの脅迫


リアムは黄泉の国ではバーテンダーらしい(生前酔っ払いだったのはキリアンなのに、リアムがバーテンダーってちょっと皮肉?)。

バーで仕事をしているリアムのところにハデスがやってきて、物語の本を見つけたら自分に関するページを破棄しろ、さもなければキリアンに秘密をばらすぞと脅します。


スノウとデイビッドの冒険(?)


保安官のオフィスで、スノウとデイビッドはわりと簡単にカギを見つけますが、そこにクルエラが!

なんとクルエラとジェイムズは恋人同士らしいことが判明😱
デイビッドはジェイムズのフリをしてごまかそうとしたため、クルエラにキスされてしまいます。きもーーーっ😫💦

しばらくがまんして付き合うデイビッドも、とうとう我慢できなくなって正体をばらすと、クルエラはなんと、そんなこととっくに知ってて知らないフリをしていたのでした。

クルエラに「ジェイムズを傷つけたのはあなた」と言われてデイビッドは「会ったこともないのに?」と驚きますが、2人のお母さんは好きな方を手元に残せたのにデイビッドを選んだことをジェイムズは恨んでたみたい。

そんなのぼくのせいじゃないし、とデイビッドがキレると、「あなたにもジェイムズと同じダメージがあるわね。あなたたち兄弟が会うのが待ちきれないわ」とクルエラはわくわく嬉しそう。


魔法使いの家へ


スノウの見つけたカギを手に、みんなでやって来た魔法使いの家には、魔法がかかってるはずだったんだけど、リアムがカギを使うとなんのことはない、すんなり入れてしまいます。(「強力な魔法」の立場は…)

みんなは手分けして本を、ヘンリーはこっそりペンを探しますが、リアムはサクッと本を見つけて、ハデスのページを破り取ってしまいます。

レジーナとエマも本を見つけるものの、ハデスのページはなく、ページが破り取られた形跡があるのに気づきます。

「どこかに落ちているかもしれないから探す」と言うリアムに従い、みんなで探すことに。

エマはリアムが何か隠しているんじゃないかとフックにもらしますが、フックは聞き入れません。エマはウソが見やぶれるのにね…


キリアンとリアムが海軍に入る前


リアムが2人分の契約書を持って船に帰ると、酔っ払ったキリアンは貯めたお金をギャンブルですべて取られてしまっていました。船長は弟なぞ捨てて行けと言うものの、リアムは弟を見放せない、と、契約書を破り捨てるのでした。


リアムの秘密


「台風の目」と呼ばれる呪いのサファイアをめあてに、わざと嵐のど真ん中に突っ込もうとする船長にリアムとキリアンは抵抗し、船の乗っ取りに成功。

船長室で嵐を切り抜ける道をさがすリアムの前に現れたハデスは、「リアムとキリアンの命を助け、サファイアをやるから、船を沈めてほしい」という取り引きを申し出ます😱

これがキリアンにバラされたくない、リアムの秘密なんでしょう。

リアムは船を嵐のど真ん中に突っ込ませるしか道はない、とキリアンに話すのですから。


現在の黄泉の国


エマは井戸にページを捨てるリアムを見てしまい、なぜキリアンにウソをつくのか、と問い詰めるのですが、そのときちょうどキリアンがやってきます。

(このときエマがリアムに見せてた指輪は、7話でキリアンにもらって、8話で「兄にもらった」と話していたものですね。7話では「コイン」と書いてましたけど、指輪でした😅)

リアムがページを破ったんだ、と言ってもキリアンは聞く耳を持ちません。

「リアムを悪者に仕立てれば、おれもそんなに悪いやつじゃないって信じられる、そうしたらおれたち一緒になれるって思ってるんだろう?だが、ハデスを倒したあと、きみといっしょに戻るつもりはない。おれの運命はストーリーブルックにはない」と言うキリアン。

エマが涙ぐんで去ったあと、キリアンはリアムの手にページのインクがついていることに気付き、エマが正しかったと知って「なんで嘘をついた」と怒鳴ります。

すると、「どこぞの本に書かれていることなんかより、もっと大きな秘密があるからだよ」と、ぞろぞろ男が出てきます。


リアムのやり残したこと


男らは、かつてシルバー船長のもとでいっしょに働いた船員たちでした。船長はいつものようにバーに飲みに行ったとき、ハデスとリアムの会話を耳にしてしまっていたのでした。

(船長の座を奪った男のバーに飲みに行くっていうのも変な話ですが)

その話を聞いて「なんでウソついた💢」と怒るキリアン。

船長たちは2人を例の燃えさかる崖に連れていきますが、ハデスが現れて船長を炎の中へ吹き飛ばしてしまいます。

「取り引きを守ったリアムはいいが、キリアンは終わりだ(なんでそんなにキリアンが憎いんだろ?)」、とハデス。

リアムが「弟を傷つけることはさせない」と抵抗すると、ハデスはあっさり「じゃ、好きなようにしな」と、リアムも吹き飛ばしてしまいます😱

キリアンはリアムの手を必死でつかみ、救おうとします。

リアムが「すまない。おれのしたことをゆるしてくれるか」とキリアンの手にぶら下がりながらゆるしをこうと、「ゆるす。だが、そんなことより、自分をゆるすんだ」と涙ぐむキリアン。

「おまえにあんなことをしたあとでは、無理だ。あがなう唯一の道は代償を払うこと」と、リアムは自ら手を放し、炎に落ちていきます。

ああああー、死んじゃった…😱

…と、思ったら、炎だらけだった場所が明るくなり、ハデスはびびって消えてしまいました。

そして炎が消えると一帯が海となり、リアムは海に浮かぶ小舟に乗っていました。「これでとうとう出発できる」…やり残したことっていうのは、自分のした間違いを認め、つぐないをすることだったんですね。なんにせよ、「ベタープレイス」に行けそうでよかった!😊

キリアンは船員たちを舟に乗せ、「おれのやり残したことはまだ終わっていない。エマといっしょにハデスを倒すまでは」と、自分は残ります。

リアムは「エマに悪かったとあやまっておいてくれ。おまえはすでに真のヒーローになっている」と励まし、別れの握手を交わすのでした。


キリアンとリアムが海軍に入る前


キリアンとリアムは海辺に流れ着き、そこに居合わせた海軍にサファイアを見せてその場で海軍に入れてもらえます。しかも、王室海軍の旗艦の乗員として迎えてもらえたのです。この船がのちのジョリー・ロジャー、「The Jewel of the Realm(王国の宝石)」でした。

<余談>
The Jewel of the Realm = ジョリー・ロジャー号として使われたのは撮影地の真南に位置するアメリカ・ワシントン州の州船であるレディ・ワシントン。ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』でインターセプター号としても使われた船です。


現在の黄泉の国


フックはエマに「きみは正しかった、リアムはハデスと昔取り交わした取り引きのためにあのページを破棄したんだ」とあやまり、リアムが自分を犠牲にしたおかげで昔いっしょに航海した船員たちを助けられことを説明します。

また、リアムは去る前に、自分もやっぱり救いに値することをわからせてくれた。だからすべてが終わったらいっしょに帰るつもりだと話し、2人は熱いキスをするのでした。めでたしめでたし(?)。


ヘンリーの覚悟


スノウとデイビッドの家に戻ってきて本を調べても、該当ページが破られてるし、ハデスに関することは何も見つけられない一同。

ペンとインクを見つけたヘンリーは、迷ったあげく、みんなにすべて話すことにします。

弟子の言ってた意味がわかったから、ストーリーをありのままに書くつもりだ。ペンを正しく使って、まずはハデスの物語を作り直したいんだ。と。

***

そのころ、ハデスはリアムが井戸に捨てたページを拾い、「ゼリーナ、ぼくらの秘密は守られた」とにやりとしていました。


このあとどうなるんだか覚えてなくて、次がどうなるのか早くみたい(笑)



2021年3月6日(土)深夜1時半すぎ
*いったん投稿時の日付で公開したあと、公開日を変えました


<各シーズンもくじ>

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