2015年5月5日火曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン4第21話〜親子の和解

シーズン4・第20話〜リリーの続き。


ワンス・アポン・ア・タイム シーズン4・第21話

Mother(邦題: 母と子の絆)

2015年5月3日放映(アメリカ)

(今回のタイトルシークエンスは飛ぶドラゴンでした)


2015年にリアルタイムで観たあと取り急ぎ書いた感想メモ↓
シーズン4・21話のネタバレ感想メモ


これを書いてるのは2021年2月。これまでの伏線・あらすじを忘れてる部分も多いけど全体のストーリーは(一応)知っている状態です。


*以下、ネタバレ全開、感想まじりのあらすじ*




昔のおとぎの世界


レジーナがダニエルの明日にお墓に行くと、そこにダニエルを殺した張本人の母親があらわれます。

*コーラの再登場についてはこちらに書いてます:
あのキャラが戻ってくる ・ シーズン4情報・レジーナ&ゼリーナ

レジーナは「どうやって鏡から出たの」と驚きます。

忘れてたけど、そうだ、レジーナ母親を鏡の中に閉じ込めたんだった。どこだっけ?と検索してしまいました。シーズン2の第2話でした(こちら)。

コーラは「うさぎを借りてね」と答えますが、それは『ワンス』本編ではなく、スピンオフの "Once Upon a Time in Wonderland" 第11話での話になります(ワンダーランドのほうもディズニープラスで見られるので、ワンスがひととおり終わったらそちらも書きたい)

「今ならあなたのしたことがわかる。あなたが愛を見つけるのを助けたいの。(ダニエルのことでは)まちがいを犯してしまったけど。あなたには運命の相手がいるってティンカーベルから聞いたわ。探すのを手伝いたいの」

*ティンカーベルの話はシーズン3・第3話

***

コーラは酒場で出会ったノッティンガムの代官に、腕にライオンの入れ墨がある男を探している、と言うと、代官は答えます。

「ロビンフッドだな。ほかの盗っ人より偉いと思い込んでる、聖人ぶったホラ吹きだ。自分は金持ちから盗んで貧乏人に恵んでると言いふらしてるからな。ろくでもない女と結婚してると聞くが」

「妻なんて追い出せばいい」とニコニコのコーラに、代官も「金をくれるなら見つけてやれるかも」って、似たもの同士?(´▽`;)

***

その後、コーラは「例の人を見つけた」と、右腕にライオンの入れ墨を入れた代官をレジーナに紹介!(まったく覚えてなくてびっくりした🤣)

しかし、あっというまに入れ墨が魔法だと見破るレジーナに、代官は「きみのお母さんが、きみのソウルメイトのふりをすれば王になれると言ったから」と白状してしまいます。

コーラがこんなことをしたのは、レジーナに子どもを産んで欲しいからだ、と聞いて複雑な表情のレジーナ。



現在の現実世界


ニューヨーク

レジーナは、ロビンと話し合いつつ、ゼリーナとロビンのあいだに一生、子どもというきずなができてしまったことに呆然。まさかこんなことになるとは、まさに晴天のへきれきでしょう。ショックながらも、これからストーリーブルックに戻ろう、と、みんなをうながします。


ストーリーブルック

ストーリーブルックに戻ってきたエマたちを迎える家族とマレフィセント。

見た直後にアップした感想メモにもちらっと書いたとおり、この再会シーンの撮影を見物したときの写真(載せるつもりでまだ載せてなかったはず):

エマとキリアンの抱擁(両親はまだゆるしきれないみたいでスルー)


(この頃はリリー役の女優さん誰なのかなと思ってた。小さくてわかりにくい💦けど、左からエマ、リリー、マレフィセント、デイビッド、ゼリーナ、ヘンリー、キリアン)

娘に初めて会ったときのマレフィセントはもうただの母親でしかなく、とても恐ろしいドラゴンの姿は想像できないし、ましてやヴィランとは決して呼べない感じでした。


弱るゴールド


作者に「血の魔法」にかかわるものを自分の店で探させるゴールドは、心臓がもうほとんど真っ黒。

そこにレジーナがやってきて、ゴールドの弱りように「ダークワンは死なないでしょ?」と不審げに言うと、「ダークワンは死なないが、ランプルスティルツキンは死ねる。ほかにだれもいなくなったダークワンは恐ろしいぞ。だからわたしを敵に回さないほうが身のためだ」とよろよろのゴールド。

ところがレジーナは、非情にも「いっしょにインクを探しださないか」とペンを差し出すゴールドからペンを奪い、作者といっしょにドロンΣ(゚∇゚*)!! 

ゴールドさん、弱ってるあまりレジーナを止められないの?それともこれもすべて彼の計画のうち??あんまりにもやすやすとペン取られてしまったので、あっけなさすぎてびっくりする😅けど、その場に倒れこんじゃったから、弱ってるせいなんだろうね、やっぱり。


レジーナとロビンのキスシーンのページ


レジーナは「これ、私にもハッピーエンドの可能性があるって意味よね?」と、ロビンとキスしている絵が描かれた例のページ(シーズン4・第9話)を作者におずおずと見せます。

作者は「これ、ぼくが書いたやつだ。この絵があるストーリーを試しに書いてみたんだ。どこでこれを?けっきょく書けなかった本のシーンなのに」と、少し興奮ぎみですが、なぜそれがロビンの荷物の中に突然あらわれたのかはわからない様子。なんだ、作者も知らないところで話が動くこともあるのね。

「インクさえあれば、なんでも好きなように書けるよ」と保証する作者に、インクの入手方法はわかってる、とレジーナ。まさかエマをダークサイドに落とすんではあるまい??


親子の和解


娘に再会できて大満足のマレフィセントは、「過去のできごとに怒ったまま生きるより、前を向いてこれからの人生を生きたい」と伝えますが、復讐心に燃えるリリーは不満げ。

リリーはここから出たら戻ってこられず(ストーリーブルックに入れない)、マレフィセントはここを出たら灰に戻ってしまうので一歩も出られない。そう言って引きとめようとしても、リリーは聞き入れず立ち去ってしまいます。

マレフィセントはデイビッドたちをたずね、助けを求めます。2回目ののろいをかけたのはデイビッドたちなんだから、レジーナが以前やったように境界線を封印して外に出られないようにすることはできないの?というわけ。

(完全に忘れてたけど、今のストーリーブルックはレジーナのかけたのろいの結果じゃなかった。だからレジーナも自由に出入りできないってことか?)

***

レジーナはバス停のベンチに座っているリリーを見つけ、「あなたの中にあるダークネス、本来ならエマのものだったって知ってる?それが必要なの」と、いきなりリリーのてのひらを切りつけ、インクにその血を入れてニヤリ。「ストーリーブルックにようこそ」と言ってドロン。

残されたリリーは痛みと怒りのあまり、目が黄色に…!😱

***

一方、リリーを探すマレフィセント、メアリーマーガレット、デイビッドの前にドラゴンが!

そう、リリーはドラゴンになっていました。さすがマレフィセントの娘。

「私に似てる」ってマレフィセントがうれしそうに言うのには、ちょっと笑ってしまいました。美しい人間の女性の姿をしたマレが言うんだもの😂

ドラゴンリリーに駆け寄るマレフィセントを追いかけ、マレフィセントを守ろうと前に走り出たメアリーマーガレットは、ドラゴンにぺしゃっとぶっ飛ばされ、岩に頭をぶつけて気を失ってしまいました。

そこにエマがキリアンといっしょに駆けつけ、メアリーマーガレットの傷をいやします。

またあやまろうとするメアリーマーガレットをエマはゆるし、とうとう和解するのでした。キリアンが一生けんめい説得してくれたおかげでかたくなな心がとけたのかな。

***

一方、マレフィセントがドラゴンリリーを追いかけると、リリーは人間に戻るところでした。

リリーは「怖いドラゴン」の母親を想像していたのに、思ったより人間味があったことにギャップを感じ、また自分がこの関係をこわしてしまうのではと怖かったようです。

心をひらいた娘をしっかりハグするマレフィセントは「1週間、ここにいたら?怖いドラゴンについて教えてあげられるし」と提案。今度はリリーも同意します。よかったよかった。


レジーナ vs. ゼリーナ


ストーリーブルックに戻ったあと、レジーナはかつてベルを閉じ込めておいた地下牢みたいなところにゼリーナを連れていき、扉をプロテクションスペルで封じていました。

その後、リリーの血で魔法のインクを手に入れたレジーナは、作者を連れてゼリーナのところに戻り「私の願いを書いてもらうところを目撃してほしいの」とほくそ笑みます。

もうだれも傷つけることができないように物語から永遠に消してもらうから、ゼリーナなんて最初から存在しなかったことになる、とニンマリ。つまりゼリーナの赤ちゃんもいなくなるわけです。

動揺するゼリーナは、赤ん坊の自分をかごに入れて捨てた母親に、今のレジーナはそっくりだ、とののしるのでした。


昔のおとぎ話の世界


コーラが自分に子どもを産ませたいという話を聞いて、レジーナはいずれ母親が自分を殺し、子どもの後ろ盾として権力をにぎりたいのだと思い込みます。

そんなことはさせまい、と、「妊娠できない体になるポーション」を飲んでしまうレジーナ。(このあたり、感想メモにも書いています)

その前の会話でコーラは「あの男があなたにふさわしいと、ほんとに思ったのよ。私が悪かったわ」とあやまったんだけど、かえって逆効果だったみたい。母親を傷つけたいばかりに飲んじゃったみたいね…😢

ポーションを飲んで苦しむレジーナに、コーラはこう言って立ち去ります。

「ほんとうにあなたの助けになりたくて来たのよ。愛してるんだもの。あなた自身のしあわせのために子どもを持ってほしかっただけ。母親としての最後の忠告を聞いてちょうだい。私自身、一生かけてわかったことよ。しあわせの邪魔をしているのは自分だけ」

レジーナは「ワンダーランドに戻れ」と叫んでましたが、コーラ自ら戻った、ってことなのかな?そこでは女王だし。シーズン2・第9話では、ワンダーランドにいる母親を殺し、連れ戻してこいとフックに命じてますからね。


現在のストーリーブルック


ゼリーナに母親のことを持ち出されてこのことを思い出したのか、レジーナは結局、作者に何も書かせませんでした。

「おたがいお母様に傷つけられたけど、私たちの最強の敵はほかでもない、私たち自身なのよ」と言うと、ゼリーナもハッとしたようす。

そこにレジーナを心配するロビンがやってくると、「もう自分で自分のしあわせの邪魔をするのには疲れたから、もうやらない」と、すっきりした表情のレジーナ。

ゼリーナは「男の愛に自分のしあわせがかかってるのね。悲しいもんよ」と、ややあきれた調子で言います。

「ロビンじゃなくて、この世界で居場所を見つけることが私のハッピーエンドなのよ。彼はその世界の一部なだけ」と恋人をいとしげに見つめるレジーナ。

「あなたが遠くからながめることになる世界よ、厳しい制限のある面会権つきで」とニヤリ。「次の超音波検査のときに会いましょう」

作者が「じゃあ、何も書いてほしくないの?」と確かめるように聞くと、レジーナは「そう。必要なものはもうすべて持ってるから」とロビンににっこり。

作者は「ぼくは持ってない」と、なにかスラスラ書いてドロン!

あとに残された紙には「作者はインクとともにMr.ゴールドのところへ消える」とありました。(なんでわざわざ…?)


Heroes and Villains


作者があらわれると、ゴールドは「ヴィランが勝つときが来た」と、「Heroes and Villains(ヒーローとヴィラン)」という白紙の本を出し、作者が "Once Upon A Time...(昔むかし…)" と書き出すところで終わり。


シーズン4・第22話の感想に続く。

なお、第22話と23話は本国とカナダでは同じ日に2時間枠で一気に放映されました。

●2015年にリアルタイムで観たあと取り急ぎ書いた感想メモ:
シーズン4最終回・感想走り書き*ネタバレ注意*

●リアルタイムで22・23話を見る前に書いたフィナーレ情報:
シーズン4・フィナーレ情報(ネタバレ)
シーズン4情報・Heroes and Villains?!
シーズン4・フィナーレ情報〜予告編
シーズン4フィナーレ予告編その2<ランプルとAuthorの会話>
(↑ここに貼ってあった予告編、消えてます💦)

2021年2月15日(月)午後3時45分
2日前から雪が降りはじめ、今日はもうとけかかってる⛄️
*いったん上記の日付で公開したあと、公開日を変えました


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