2015年4月1日水曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1・第1話その1〜魔法の森

Once Upon a Time S1E1-1「Pilot(物語のはじまり)」

2011年10月23日放送(アメリカ)



オープニングの説明文

(日本語は私が説明を加えてつけたもの)


Once upon a time, there was an enchanted forest filled with all the classic characters we know.
Or think we know.

むかしむかし、私たちがよ〜く知ってると思っている、おとぎ話の登場人物が住む魔法の森がありました。

One day they found themselves trapped in a place where all their happy endings were stolen. 
ある日、彼らはある場所に閉じ込められてしまいました。

そこにはおとぎ話でおなじみのハッピーエンドがありませんでした。

Our World.
その場所とは、私たちの世界です。



以下、ネタばれしまくりのあらすじ&感想です。





※過去の魔法の森と現代のあいだで話が行ったりきたりするので、それぞれまとめて書きます。




魔法の森



冒頭、「白雪姫」のお話のとおり、ひつぎに横たわる白雪姫(スノウ)を七人の小人が囲んでなげいていると、馬に乗ったチャーミング王子が現れ、王子のキスで白雪姫は目を覚まします。

開口一番「You found me. 見つけてくれたのね」とほほえむ白雪姫。
「I will always find you. いつだって必ずきみを見つけるよ」と約束する王子。

このシーンは実際に雪が降る中で撮影されたらしく、スノウ役のジニファー・ゴールドウィンがそのときの苛酷さをインタビューで語っていたことを、このシーンを見るたびに思い出してしまいます(笑)。半そでの薄着姿で仰向けになってじーっと寝ていなければいけなかった彼女、「顔に雪が降りかかって本当に寒かった」そう。


次の場面はさっそく結婚式。

ところが、ふたりの結婚式に「悪い女王」が現れ、おそろしいのろいの宣告をします。

悪い女王ののろいを心配するあまり、「将来が見えるランプル()のところへ行きたい」と言い出すスノウ。
NHKでは「ルンペルシュティルツキン」(Dlifeでは「ランプルスティルスキン」)という表記。英語の発音は「ランプル」という音に近く「ルンペル」では違和感があるため、このブログでは「ランプル」で通します


牢屋に閉じ込められたランプルを訪ねるスノウとチャーミングに「おなかの赤ちゃんの名前を教えるのと引き換えに、今後どうなるのか話す」と答えるランプル。

「名前を知られるとランプルにあやつられてしまうから絶対に教えないように」と忠告されていたのに、スノウはためらいもせず「赤ちゃんの名前はエマよ」と答えてしまいます。

チャーミングは「とんでもない」と反発するのに、スノウがあっさり教えちゃうのが不思議なところ(´▽`;)

また、最初に見たとき、まだ生まれていないのに「女の子」だとスノウが知ってるのも謎でした。将来が見えるランプルが知ってるのはわかるけど、なんでスノウまで?と。理由はシーズン2の第3話で明かされます。



ランプルの予言


ランプルが告げた予言はふたつ:

「悪い女王はのろいを完成させた。時間が止まり、愛するものはすべて取り上げられるという恐ろしいものだ」

「スノウの赤ちゃんが唯一の希望だ。彼女は28歳の誕生日にやってきてスノウたちを見つける。そこから最後の戦いが始まるだろう」


ランプルの予言を聞いたあと対策会議をひらくスノウ&チャーミング。
この会議には、ジミニークリケット、ピノキオ、ジェペットはもちろん、レッド(赤ずきん)&グラニー(おばあちゃん)なども出席。
このメンバーもちょっと不思議な感じ(笑)。

そこへブルーフェアリーが現れ、「魔法がかかったこの木でタンスを作って中に入ればのろいの力は及ばない。ただし、このタンスにはひとりしか入れないと伝えます。
(この直前のジェペットとブルーフェアリーのやり取りがのちに第20話で明かされます)


赤ちゃんをおなかに宿したままスノウがタンスに入る予定でしたが、チャーミングとの別れを惜しんでいると、とつぜん産気づいてしまいます。

一方、見張りをしていたグランピーが「のろいが来たーーー!」と叫びます・・・


結局、タンスに入る前に出産してしまうスノウ。
赤ちゃんだけをタンスに入れることを決意します。

赤ちゃんを手放して悲しんでいるあいだに、チャーミングは悪い女王の兵士に刺されて瀕死の重傷を負ってしまいます。というか死んでるように見えますが、このあとの展開でどうやら死んでなかったらしいことがわかります。

踏んだりけったりのスノウは必死に王子にキスをしますが、目覚める気配はありません。

そこへ勝ち誇った悪い女王が現れ、うれしそうにのろいをかけるのでした。


シーズン1・第1話その2に続く。

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ




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