Once Upon a Time S1E4.2
「Price of Gold(NHKの邦題:魔法の代償)」
2011年11月13日放送(アメリカ)
シーズン1・第4話その1からの続きです。
以下、ネタばれアリのあらすじ&感想です。
※わかりやすくするためお話の順序を変えてます
ストーリーブルック
ヘンリーをスクールバス乗り場まで送っていくエマは、通りかかった保安官グレアムに「保安官代理にならないか」と仕事の誘いを受けますが、「仕事はある」と断ります。
グレアムのうしろに写ってるのは両方とも実際に営業してるレストランです! |
そのあとグラニーの店でまったりホットココアを楽しむエマのところにレジーナがるんるん(死語)とやってきます。
「あなたの過去をちょっと調べてみたの。ここ10年で7回住所を変えてるわね、いちばん長いところで2年。それにしてもタラハシーのどこがそんなに気に入ったわけ?とにかく、なにかが成長するために必要な根っこがあなたにはないわ。人間は変わらないものだし。ま、ヘンリーのためになにがベストか、考えてちょうだいね。きれいさっぱり関係を切るとかね」
と、自分の言いたいことだけ言って去って行くレジーナ。
残されたエマは、立ち上がったとたんにココアをこぼして服を汚してしまい、お店の洗濯室を借りて着替えます。
そこでおなかの大きいメイド、19才のアシュリーと出会うのですが…
そのアシュリーがシンデレラなんですね〜。
それにしてもうまいネーミング! 英語のスペルだと「Ashley」、つまり「Ash(灰)」が入ってるんです。「シンデレラ」のCinderって「灰」という意味ですからね。
それはともかく、「だれもあたしが子どもをちゃんと育てられるとは思ってない」と泣きごとを言うシンデレラを「あたしは(子どもを産んだとき)18だった」と励ますエマ。
(タラハシーの話と合わせて、エマの過去はシーズン2の6話に出てきます。シーズン2の6話に関するアメブロの記事はこちら)
「まわりの人間にどう見られるか変えたかったら、自分で変えないとだめよ。『ちがう、これがあたしだ』って。この世界にフェアリーゴッドマザーなんていないんだから」
エマに励まされて、その夜Mr.ゴールドの店に押し入るアシュリー。
余談ですがお店の中においてあるものがいろいろと芸が細かくて興味深い。ちょっと不気味な男女の人形が置いてありますが、これについてのお話は次のエピソード、5話(記事はこちら)に出てきます。
これが画面に写った瞬間、ホラーだと思いました…(´▽`;) |
また、ユニコーンの人形も見えるんですが、これはレジーナに魔法を教えるのに使ったユニコーンかな?と思ったりして(それについてもシーズン2に出てきます)。あるいはシーズン1・第2話に出てくるマレフィセントのユニコーンかも。
そこに戻ってきたMr.ゴールドに思いっきりスプレー(目つぶしのメース?)を吹きかけて目的のものを盗み出すアシュリー、妊婦なのに強い!(^^;)
ていうかシンデレラは時間が止まってたストーリーブルックで28年間のあいだずっと、おなかが大きいままだったってことなのかしら???ヘンリーは地球で育ったエマが妊娠して生まれたので、ちょっと違うんだろうというのはわかりますが。
翌日、Mr.ゴールドはエマをたずね、「アシュリーがだいじなものを盗んだ。警察ざたにはしたくないからきみのところへ来た。彼女を探し出してほしい」と依頼します。
そこへ母親の留守に抜け出してきたヘンリーがやってきます。
「エマといっしょにいたいから、いっしょに探す」と言い張るヘンリーをしぶしぶ連れてルビーに事情を聞き出し、エマはアシュリーの元彼・ショーンを訪ねますが、父親に門前払いをくらってしまいます。
ショーン(中央)は魔法の森でもシンデレラの夫となるトマス王子。 |
ショーンの父親から「アシュリーはおなかの子どもをMr.ゴールドに売った」と知り、衝撃を受けるエマ。
グラニーの店に戻り、ルビーから「ボストンに行くって言ってた」と聞き出したエマはボストンに向かおうとしますが、「アシュリーはボストンには行けないよ。街を出ようとすると悪いことが起こるんだ。けがする前に止めなきゃ」とあせるヘンリー。
ヘンリーの心配どおり、アシュリーは町境の手前で産気づき苦しんでいましたが、エマたちのおかげでぶじ病院に運ばれます。
待合室で待つあいだ、ヘンリーは「ストーリーブルックから出て行けるのはエマだけなんだよね、わかってる?ほかの人が出ようとすると悪いことが起こるんだ。エマは救世主だから、なんでもできるんだ」と語ります。
納得できない顔つきのエマですが、そこに「ぶじに赤ちゃんは産まれた」とよい知らせ。
ところがそこにMr.ゴールドが現れ「わたしの商品(!)を取り返してくれてありがとう」とはりつけたような笑顔で近づいてきます。
しかし、ゴールド相手にひるむエマではありません。半分おどし合いながら交渉をした末、
「(子どもをあきらめる代わりに)私ののぞみをいつか聞いてくれ」
と持ちかけられ、エマは取り引きに応じてしまいます。
「いいわよ」とエマが答えた瞬間の「しめた!」感ハンパない笑顔(?)がヤバい。
エマ、そんなに簡単に取り引きしちゃっていいの?!(^▽^;
なお、この「のぞみ」はずいぶん後になってから聞くことになります・・・。
知りたい方はシーズン2の12話の記事(アメブロ)をどうぞ!
*****
アシュリーに「Mr.ゴールドの件は片付けたから、赤ちゃんキープできるよ」と伝えた後、エマはヘンリーを家に送って行きます。
「5時にママが帰ってくる」と大あわてのヘンリーが階段にくつを片方だけ落としてしまうくだり、最初見たときはドキドキしましたが、スリルがあって好きなシーンです(*^○^*)
今見直すと「シンデレラ」のお話にかけているのがわかってちょっとかわいいなと思っちゃいました(*´▽`*)
病院のアシュリーをショーンがたずねてきて、「赤ちゃんにプレゼントを買ってきた」と取り出したのが「くつ」っていうところも「シンデレラ」に重ねてますよね(*^-^*)
ヘンリーを送って行ったあと、エマはグレアムに電話をかけて保安官代理の仕事を引き受けると伝えます。「レジーナは大丈夫かな?」と言うエマにグレアムは「彼女は関係ない。おれの管轄だ」とキッパリ。
一方、グレアムは、実はレジーナと情事を持った後でした。
(最初に見たときはかなりショックでした・・・グレアムかっこいいし、エマとくっつくのかな?と思ってたので)
電話を切った上半身はだかのグレアムがベッドの下から靴下をひろいあげるところ=レジーナの相手がグレアムだとわかるシーン(-_-;=で4話は終わり。
*****
<アシュリーとショーンのその後>
シーズン1の12話にちらっと出てきますが、その後は今んとこ(シーズン4まで)カップルとしての登場はありません。アシュリーはスピンオフの『Once Upon a Time in Wonderland』の第1話や本家のシーズン4・第7話にほとんどカメオ的な顔出しをしてますが、今後も出番があるのかな〜?
シーズン1・第5話に続く。
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ
posted on Tue. July 7, 2015
(便宜上4月の日時で投稿)
この回は、私が初めてリアルタイムで全部観た記念回です。(それまで最初の数分とか、ラストちらっとしか見てなかったので)いきなり現れたランプルに「何だ?この胡散臭い魔法使いは!」と注目して、うろ覚えな記憶で「そーいやこの人確か現代だとキャラ違った…」って改めてゴールド見てたらいきなりアシュリーにKO(違う)されたので(しかも倒れた姿が色っぽい!)余りのギャップにうっかりハマりましたね。
返信削除人生何がきっかけで変わるか解らない物です。
エマとゴールドの契約とか、レジーナとグレアムとか、何気にこれ以降の伏線が多い意外と重要回からキチンと観られて良かった。
初めの頃は保安官全く意識してなかったんですが、今頃になって「ああ~!グレアム素敵だったな!」って勿体無く思ってます。
おぉ、エデさんはこの回からご覧になったんですね。
削除私も、シーズン1がリアルタイムで放映されていた時期、CMで悪い女王の姿のレジーナをよく見かけていたんですが、全く興味を持たなかったのを覚えてます。ぜんぜん違う内容のものを想像してました。
結果的に、シーズン1が全部終わったあと、一気見したわけですが…一気見でよかったです(笑)。