2015年4月8日水曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2・第13話〜"ジャック"と豆の木

Once Upon a Time S2E13
「Tiny(NHKの邦題:巨人の復讐)

2013年2月10日放送(アメリカ)



シーズン2・第12話その1〜コーラの裏工作からの続きです。

以下、2013年10月29日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S2E13☆ネタバレ感想☆ジャックと豆の木)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。

巨人の家族から「タイニー(ちび)」と呼ばれている巨人のお話。

「ジャックと豆の木」に出てくる巨人とエマが戦う、現在の魔法の森のお話はエピソード6に出てきます(記事はこちら)。



***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***

※わかりやすくするため話の順序を変えています



ストーリーブルック


前回「息子探しの旅に出る」と宣言したMr.ゴールドが、エマとヘンリーを連れて空港へ向かいます。

エマたちが出かけたあと、スノウとデイビッドがコーラを探しに出かけようとするところにレジーナが訪ねてきます。

「アーチーを殺したのは私だと思ってると思うけど…」と言いかけるレジーナをさえぎり「アーチーは生きてる。あなたはコーラにハメられたのよ」と言うふたり。

「そんなバカな…」と驚いてみせるレジーナは「コーラがここに来てるなら私たちみんな危険だわ。ヘンリーに会わせて。私が守らないと」と主張しますが、ヘンリーはMr.ゴールドといっしょに町を去ったと聞かされます。


ストーリーブルックのアントン


コーラを探しに、フックに船まで連れて行かせるスノウ・デイビッド・グランピー。

このときもめちゃフテブテしい態度で憎たらしいフック(-_-;

そこで『ロスト』のヒューゴ/ハーリー、違った、巨人のアントンを見つけます。コーラに「トラベルサイズ」にされ、人間と同じ大きさにされていましたが。


目を覚まし、デイビッドを見るやいなや、殺そうとするアントン。殺されるようなことをした覚えが全くないデイビッドは、自分を双子のジェイムズと勘違いしたんだと思い当たります。

ジェイムズとアントンの間に何があったの?ということで、過去の魔法の森のお話↓


過去の魔法の森 〜 豆の木と巨人


デイビッドとうりふたつ、双子のジェイムズが女性といちゃいちゃしてるところに王が現れ、「巨人が町に来てるから倒してこい」と命じます。


ジェイムズのお相手のこの女性、「ジャクリーヌだけど、ジャックって呼ばれてる」って・・・「ジャックと豆の木」のジャックが女性だったという衝撃的な設定です

しかも性悪ジェイムズと組んでアントンをだます悪いヤツだなんて

た、谷間が…

アントンは巨人ファミリーの中では体が小さいため「タイニー(ちび)」と呼ばれていつもからかわれているんですが、人間の町に出て体の大きさを変えられるキノコをジャックに渡されて小さくなります。

人のいいアントンはジェイムズたちと酒場にいっしょに行ったところで二人にだまされ、結果的に彼らを豆の木まで連れてくることに。

毒を塗った剣でつぎつぎと巨人たちは倒されてしまい、アントンは豆を人間に取られないように、すべて破壊してしまいます。

ジャックは巨人に刺されてジェイムズに助けを求めますが、巨人の宝物をあさるのに忙しいジェイムズはあっさりジャックを見捨てて立ち去ってしまいます。ひどいヤツだ

最後に残ったアントン、いつか植えるように、と、小びんに入った小さな豆の木を託されます。


豆の木を託すアーロ役の俳優さん(Abraham Benrubi)↑は実際に2メートル以上ある大男。タイニー/アントン役のホルヘ・ガルシアも180センチあるので小さくはないんですが、アーロの隣に立つと特殊効果ナシでも「タイニー」に見えます(笑)


再びストーリーブルック



フックが倉庫街みたいなところでハートのクイーン(=コーラのことですよね)のトランプカードを地面に置いた次の瞬間、レジーナが現れ、「あなたが殺すはずだったコーラを待ってるの?」と話しかけます。


エピソード9で(記事はこちら)フックの「フック」が心臓をえぐり出せるように魔法をかけて「コーラの心臓をくりぬいて殺してくれ」と頼んだことを言っているんですね。

「彼らはあなたの船を見つけたのか、母が知りたがっている」と聞くレジーナに「見つけたよ。縮んだ巨人が解放されたとたん、王子を殺そうとした」とフック。


「王子を殺したがっている巨人が町をウロウロ…。みんなの注意をそらすのにうってつけね」とニヤリとするレジーナ、完全に「悪」の側に戻ってしまったみたいに見えます。


ストーリーブルックのアントン・その後


その巨人、アントンは町に出て、自動車の行き交う通りでまごまごしたりしていました。


いじけるアントンの前に現れ、体の大きさを変える魔法のキノコを与えてデイビッド殺害の手助けをしようとするレジーナ、いったいいつのまにキノコを取って来てたのかな?!

顔つきが完全に「悪」(´▽`;)

キノコで巨人になったアントンにデイビッドは「自分はジェイムズではない。娘のエマに聞いてくれ」と説得しようとしますが、アントンは聞き入れずに襲いかかろうとします。



ところがなんと、アントンは地面に隠れていた大きな穴に落ち込み、同時に元のトラベルサイズに戻ってしまいます。

町の人たちみんなの協力で穴から引っ張り上げられ、すっかりなごんだアントン。「いつか別の世界で植えることができる」と言われていた小びん入り豆の木をここで育てようと決意します。

「ただ、コーラが問題だ。ぼくをこの世界に連れて来たのは、まさに豆を植えさせたかったからだもんな」と心配するアントンを、グランピーが「だれにも俺たちの畑をさわらせない!」と励まします。

畑を耕すためにハッピーが斧を渡すと、「タイニー」という文字が浮き上がるのがおもしろい。


「兄弟たちにタイニーと呼ばれてたんだよね」と感慨深げに言うアントンに「斧は嘘をつかないからね」と自慢げに言うグランピー。

すかさずデイビッドが「自分が手にしたときはなぜ何も浮かばなかったの」と文句を言うと「小人じゃないからさ」と笑います。アントンは小人じゃないばかりか巨人ですけど?( ̄∇ ̄)


病院のベル


病院ではルビーがベルの好きなヴェルヌの本を持ってお見舞いに来ていました。ベルは「私たちが友だちだったならホントのことを教えてほしいの」と、ランプルの使った魔法を見た話をします。

ランプルが「手に火の玉を持ってた」ことを説明中

ルビーはそんなものを見たのは「鎮静剤のせい」だと言いますが、ベルにはそんな言い訳は通用しません。興奮して看護師に鎮静剤を打たれ、部屋に戻されるベル…かわいそう(;_;)


通りかかってその様子を見ていた例の「部外者」グレッグは、ベルに「ぼくも魔法を見た」と話しかけます。


この男の正体を知ってる今、すごくこの人が嫌い~(´▽`;) 子どもの時はかわいかったのに・・・(-_-; (←これは別エピソードのお話)


家族のいるところが「ホーム」


アントンの件が片付き、ふたりで仲良く家路に着くデイビッドとスノウ。

「冒険が恋しかったから今日は楽しかった」とニッコリするスノウ(*^○^*)

「あの豆の木が育ったら、みんな家に帰れるかもしれない」と言うデイビッドに「わからないわ。Home is where our family is. 家族のいるところが家でしょう。それはここだわ。エマがいっしょに来てくれるかわからないし、また離ればなれになるのはイヤよ」とスノウ。

デイビッドは「どこにいてもエマたちは大丈夫だよ」と、わりと子離れしてる感じですが、その頃エマたちは…


ストーリーブルック外に出たランプルたち


空港に着いたランプル一行ですが、もちろん空港も飛行機に乗るのも初めてのランプル、セキュリティチェックで「ショールもカゴに入れなさい」と言われてギョッ。



「そんなことできない。記憶を失ってしまう」とオドオドしますが「そんなことさせないから」とエマに励まされ(どういう根拠があって?!)、ヨロヨロしながらもなんとか記憶を失うことなく通過します。

てか、肌身離さず身に着けていなきゃならないならお風呂も入れないよね?!(´▽`;)

その後、フライトを待つ間のMr.ゴールドの行動が謎。

まず、イライラしてトイレに入り、なぜかいきなりガンガン便座シートの箱を殴りつけ、血が出てきたこぶしを魔法でいやそうとしても魔法がきかずショックを受けます。

飛行機に搭乗したあとも、めっちゃナーバスな表情。

…思うに、彼、飛行機が怖いのでは?(´▽`;) 
そう思うとコミカルな展開です。


かつ、Mr.ゴールドの表情↑が恐怖の表情に見えてかわいい(*´▽`*)ぐふ

なお、この3人の乗った便については別途、余談記事をアップしたいと思います。

Posted on Monday, September 21, 2015

 9/22 余談アップしました↓
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2・第13話「Tiny」余談

シーズン2・第14話その1はこちら↓
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2・第14話その1〜ニューヨークでの再会


ワンス・アポン・ア・タイム シーズン2もくじ
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ




2 件のコメント:

  1. アントン可愛いですよね!小人とすっかり仲間扱いなのがホロリとします。
    ジェームズ王子の仕打ちがあんまり酷かったから、ラストで涙出ました。違う世界だけど仲間も出来て、一緒に豆育てられて良かったね。この回のデヴィッド&メアリー好きです。フックに『美人の奥さん』呼ばわりされたり、『僕も兄と同じになったかも』と心配する王子に『心が違う。貴方はチャーミングよ』ときっぱり言うメアリーとか。
    レジーナがすっかり「悪い女王」に戻ってるのは気になりますが、その方が話が面白いから、いいか。

    エマは安心させるつもりで「大丈夫」って言っただけとは思いますが、救世主にはやはり特別な力があるんでしょうか?S2の1話でレジーナに触れたら、帽子が使えたみたいな?町の外の世界で、何かあった時の為に同行して欲しかったのかな、ランプル、と考えました。挙動不審なのは、やっぱり魔法が使えないからですかね?飛行機が怖いとかだったら可笑しいですが(笑)でも通路を通ったFAさんをしっかりチェックしてるので多分それは無いと思います(爆笑)←ヘンリーは食べ物、ゴールドはお姉さんチェック、エマ大変ね…

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    1. 私もこの回、とくに最後にデイビッドとスノウがふたりでコーヒー飲んでるシーンは好きでした^^ 

      エマが触れて帽子が使えるようになったのは、やっぱりエマに魔法の力があるんだと思います。エマを救い主と見込んで連れて行ったのかどうかはわからないけど、やっぱ魔法なしでも外に出て行ける仲間、外の世界をよく知っている案内人がほしかったのでしょうかね。

      魔法が使えないからキョドってるのもあるけど、魔法が使えないからこそ怖かったのでは(笑)。お姉さんチェックしてたわけじゃないと思うんだけど(爆)))どっちか言うと、ビクビクしてるように見えました(*´▽`*)

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